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公開番号
2024131130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041218
出願日
2023-03-15
発明の名称
生タイヤ成形装置
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29D
30/32 20060101AFI20240920BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】リム径の変更に伴う段取替え作業を低コストかつ容易に行える生タイヤ形成装置を提供する。
【解決手段】生タイヤ成形装置1は、円筒状の成形ドラム21と、成形ドラム21を回転駆動する主軸22と、タイヤケースTcの一対のはみ出し部Tc2をドラム半径方向外側に巻上げるための複数の巻上げアーム23と、主軸22の軸方向に移動しながら複数の巻上げアーム23を回動可能となるように支持する一対のリング状のアーム支持具24とを備える。それぞれのアーム支持具24は、成形ドラム21の外周に着脱可能に設けられ、主軸22の中心からのアーム径が互いに異なる第1アーム支持具124から第2アーム支持具224へと交換可能である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生タイヤ成形装置であって、
タイヤケースが外周に巻き付けられる円筒状の成形ドラムと、
前記成形ドラムを回転駆動する主軸と、
前記タイヤケースに外挿された一対のビードコアよりも前記主軸の軸方向外側にはみ出した前記タイヤケースの一対のはみ出し部をドラム半径方向外側に巻上げるための複数の巻上げアームと、
前記主軸の軸方向に移動しながら前記複数の巻上げアームを各巻上げアームの基端部の周りに回動可能となるように支持する一対のリング状のアーム支持具とを備え、
それぞれの前記アーム支持具は、
前記成形ドラムの外周に着脱可能に設けられ、
前記主軸の中心から前記基端部に至るアーム径が互いに異なる第1アーム支持具から第2アーム支持具へと交換可能である、
生タイヤ成形装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記第1アーム支持具及び前記第2アーム支持具は、前記アーム径を変換するためのアーム径変換アダプターを含む、請求項1に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項3】
前記複数の巻上げアームは、前記第1アーム支持具及び前記第2アーム支持具に着脱可能に設けられ、前記第1アーム支持具から前記第2アーム支持具へと移植可能である、請求項1に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項4】
前記タイヤケースの内周面と当接する当接部を有し、前記当接部が前記内周面を前記主軸の径方向外側に押すことにより、前記一対のビードコアを保持する一対のリング状のビードコア保持具をさらに備え、
それぞれの前記ビードコア保具は、
前記成形ドラムの外周に着脱可能に設けられ、
前記主軸の中心から前記当接部に至るビード径が互いに異なる第1ビードコア保持具から第2ビードコア保持具へと交換可能である、請求項1に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項5】
前記前記第1ビードコア保持具及び前記第2ビードコア保持具は、前記ビード径を変換するためのビード径変換アダプターを含む、請求項4に記載の生タイヤ成形装置。
【請求項6】
前記第1ビードコア保持具は、前記第1アーム支持具との組み合わせにより前記成形ドラムに装着され、
前記第2ビードコア保持具は、前記第2アーム支持具との組み合わせにより前記成形ドラムに装着される、請求項4に記載の生タイヤ成形装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生タイヤ成形装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複数本の巻上げアームを有する生タイヤ成形装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-14035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空気入りタイヤは、JATMA、TRA及びETRTO等の規格体系において、負荷能力等に応じて種々のサイズが設定されている。上記タイヤのサイズには、複数のリム径が設定されている。
【0005】
タイヤの生産工場では、変動する生産計画に柔軟に対応するため、複数のリム径の空気入りタイヤに対応する生タイヤを成形可能な生タイヤ成形装置が望まれる。異なるリム径の空気入りタイヤに対応する生タイヤを成形する場合、生タイヤ成形装置の部品等を変更するいわゆる段取替え作業が必要となる。
【0006】
上記特許文献1に示される従来の生タイヤ成形装置における段取替え作業には、成形ドラム、複数の巻上げアームと、リング状のアーム支持具及びビードコア保持具が一体化されたアセンブリーを主軸から取り外し、異なるリム径に対応するアセンブリーを主軸に取り付ける作業が含まれる。
【0007】
しかしながら、多数の部品から構成される上記アセンブリーをリム径に応じて複数種類製造し、それらを保管するには相応のコストが必要とされる。また、重装備で大型の上記アセンブリーを交換する作業は、相応の工数と注意を要していた。
【0008】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、リム径の変更に伴う段取替え作業を低コストかつ容易に行える生タイヤ形成装置を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、生タイヤ成形装置であって、
カーカスプライを含むタイヤケースが外周に巻き付けられる円筒状の成形ドラムと、
前記成形ドラムを回転駆動する主軸と、
前記タイヤケースに外挿された一対のビードコアよりも前記主軸の軸方向外側にはみ出した前記タイヤケースの一対のはみ出し部をドラム半径方向外側に巻上げるための複数の巻上げアームと、
前記主軸の軸方向に移動しながら前記複数の巻上げアームを各巻上げアームの基端部の周りに回動可能となるように支持する一対のリング状のアーム支持具とを備え、
それぞれの前記アーム支持具は、
前記成形ドラムの外周に着脱可能に設けられ、
前記主軸の中心から前記基端部に至るアーム径が互いに異なる第1アーム支持具から第2アーム支持具へと交換可能である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の前記生タイヤ成形装置は、上記構成を有しているので、リム径の変更に伴う段取替え作業を低コストかつ容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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