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公開番号2024131035
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041052
出願日2023-03-15
発明の名称画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240920BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】サーバから取得した印刷データの印刷を行う際に、適切な給紙段を選択する。
【解決手段】画像配付サーバ100に接続されており、各給紙部に対して、画像配付サーバ100で管理されるフレーム画像データ500の属性情報を登録する。画像配付サーバ100からフレーム画像データ500とフレーム画像データ500に合成されるバリアブルデータ510とを含む印刷対象データを受信して、受信した印刷対象データの印刷を行う。印刷対象データの印刷を行う際に、印刷対象データに含まれるフレーム画像データ500の情報に紐づけて登録されている給紙部を用いる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
サーバに接続される画像形成装置であって、
各給紙部に対して、前記サーバで管理されるテンプレート画像の属性情報を登録する登録手段と、
テンプレート画像と前記テンプレート画像に合成されるテキストデータとを含む印刷対象データを前記サーバから受信して、受信した前記印刷対象データの印刷を行う印刷手段と、
を有し、
前記印刷手段は、前記印刷対象データに含まれるテンプレート画像の属性情報に紐づけて登録されている給紙部を用いることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記登録手段は、前記サーバから前記サーバで管理されるテンプレート画像の属性情報を受信して、各給紙部に対して、受信した前記テンプレート画像の属性情報を登録することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記テンプレート画像には、画像上のデザインを表すデザイン情報が付与されており、
前記登録手段は、各給紙部に対して、前記サーバで管理されるテンプレート画像のデザイン情報を登録し、
前記印刷手段は、前記登録手段で登録されている情報と、前記印刷対象データに含まれるテンプレート画像のデザイン情報に基づいて、給紙部を選択することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記テンプレート画像は、グループに分けて前記サーバで管理されており、
前記登録手段は、各給紙部に対して、前記サーバで管理されるテンプレート画像のグループ情報を登録し、
前記印刷手段は、前記登録手段で登録されている情報と、前記印刷対象データに含まれるテンプレート画像の属するグループ情報に基づいて、給紙部を選択することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記登録手段は、各給紙部に対して、前記サーバで管理されるテンプレート画像の画像ファイル名または画像ファイル名の一部を登録し、
前記印刷手段は、前記登録手段で登録されている情報と、前記印刷対象データに含まれるテンプレート画像の画像ファイル名に基づいて、給紙部を選択することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記印刷手段は、前記印刷対象データに含まれるテンプレート画像の属性情報が各給紙部に対して登録されていない場合には、所定の給紙部を用いることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記印刷手段は、前記印刷対象データに含まれるテンプレート画像の属性情報が各給紙部に対して登録されていない場合には、前記印刷対象データに含まれるテンプレート画像の属性情報を登録するための操作をユーザに促す処理を行うことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記テンプレート画像には、画像上のデザインを表すデザイン情報が付与され、
１又は複数の前記デザイン情報ごとにグループ情報が付与されており、
前記登録手段は、各給紙部対して、前記サーバで管理されるテンプレート画像のデザイン情報とグループ情報を登録し、
前記印刷手段は、前記登録手段で登録されている情報と、前記印刷対象データに含まれるデザイン情報とグループ情報に基づいて、給紙部を選択することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記印刷手段は、前記印刷対象データに含まれるデザイン情報が登録されていない場合には、前記印刷対象データに含まれるグループ情報に紐づけて登録されている給紙部を用いることを特徴とする請求項８に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記登録手段は、第１の給紙部の用紙種別が第２の給紙部に設定された場合には、前記第１の給紙部に対して登録されている属性情報を、前記第２の給紙部に対して登録することを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成方法に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
店舗などでは、商品の説明や値段を通知する方法として、ＰＯＰ（ＰｏｉｎｔｏｆＰｕｒｃｈａｓｅ）などの商品説明用の掲示物が用いられている。チェーン店のように多数の店舗を展開している場合、チェーン店の本部側で全店舗分のＰＯＰデータをまとめて作成し、本部側から各店舗に配付するシステムが存在する。このようなＰＯＰ配付システムの場合、本部のサーバがＰＯＰデータを管理し、各店舗に設置されたＰＣなどの情報機器が、本部のサーバにアクセスして、必要なＰＯＰデータを取得する。そして、各店舗に設置された印刷装置が用紙に印刷して、出来上がった印刷物（ＰＯＰ）を店員が店舗内に掲示している。
【０００３】
また、ＰＯＰデータを印刷する際には、白色の用紙だけでなく、見栄えや効果をより引き立てるために黄色やピンクなどの色を有する色付き用紙などの特殊用紙を用いることがある。このような特殊用紙を用いる場合、その特殊用紙の特性に合わせて、本部側でＰＯＰデータのデザインが作成され、サーバに登録される。そして、そのＰＯＰデータを印刷する際に、店舗側では本部のサーバから通知された情報に従って、各デザインのＰＯＰデータをどの用紙で印刷するかをユーザが確認し、該当の用紙をセットした給紙段を用いてＰＯＰデータの印刷を行う。印刷装置が複数の給紙段を有し、その中から色付き用紙などの特殊用紙をセットした給紙段を選択して印刷する場合は、印刷指示の際に給紙段名を直接指定するか、用紙サイズや用紙種別名を指定するのが一般的である。給紙段を選択する方法として、特許文献１には、印刷するページが白黒かカラーか応じて、複数の給紙段にセットされた用紙種別に基づき給紙段を選択することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００６－１１０９４２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上記ＰＯＰ配付システムにおいて、様々なデザインのＰＯＰデータを各店舗の印刷装置で印刷する場合、ＰＯＰデータのデザインごとにどの用紙を用いるのかをユーザが判断して給紙段を選択する必要があり手間であった。
【０００６】
そこで本発明は、サーバから取得した印刷データの印刷を行う際に、適切な給紙段を選択することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の画像形成装置は、サーバに接続される画像形成装置であって、各給紙部に対して、前記サーバで管理されるテンプレート画像の属性情報を登録する登録手段と、テンプレート画像と前記テンプレート画像に合成されるテキストデータとを含む印刷対象データを前記サーバから受信して、受信した前記印刷対象データの印刷を行う印刷手段と、を有し、前記印刷手段は、前記印刷対象データに含まれるテンプレート画像の属性情報に紐づけて登録されている給紙部を用いることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、サーバから取得した印刷データの印刷を行う際に、適切な給紙段を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
画像配付システムの全体構成例を示す図である。
画像配付サーバのハードウェア構成例を示す図である。
画像配付サーバの機能構成例を示す図である。
印刷装置のハードウェア構成例を示す図である。
印刷データを構成するデータを示す図である。
フレーム画像データのデザイン情報の説明図である。
印刷装置に表示される画面例を示す図である。
登録処理を示すフローチャートである。
給紙段情報の説明図である。
ＰＯＰ印刷処理を示すフローチャートである。
給紙段選択処理の詳細を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同一な構成については、同じ符号を付して説明する。以下の実施形態では、印刷装置が画像配付サーバから受信した印刷対象データを印刷する際に、印刷対象データに含まれるテンプレート画像のデザイン情報に基づいて給紙段を選択して印刷する方法について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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