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公開番号
2024129624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038949
出願日
2023-03-13
発明の名称
電子制御装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60H
1/00 20060101AFI20240919BHJP(車両一般)
要約
【課題】センサ数の増加を抑制しつつ、常に異常検出を行える電子制御装置を提供すること。
【解決手段】電子制御装置は、車両に搭載され、車両に設けられた外気温センサから外気温センサ値を取得し、センサ値を用いて制御を行う。電子制御装置は、外気温に関する外気温データが記憶された記憶装置を備え車両の外部に設けられたクラウドから、DCMを介して車両の現在位置における現時刻の外気温データを取得する(S11)。電子制御装置は、外気温センサ値と外気温データとを比較して外気温センサの異常が検出されず外気温センサが正常であった場合、DCMを介して、外気温センサ値とともに現在位置をクラウドに送信する(S12、S19)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、前記車両に設けられた外気温センサからセンサ値を取得し、前記センサ値を用いて制御を行う電子制御装置であって、
外気温に関する外気温データが記憶された記憶装置を備え前記車両の外部に設けられた外部センタから、通信装置を介して前記車両の現在位置における現時刻の前記外気温データを取得する取得部(S11)と、
前記センサ値と前記取得部で取得した前記外気温データとを比較して前記外気温センサの異常を検出する異常検出部(S12)と、
異常が検出されず前記外気温センサが正常であった場合、前記通信装置を介して、前記センサ値とともに前記現在位置を、前記外気温データの一部として前記外部センタに送信する送信部(S19)と、を備えた電子制御装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記車両の電源がオフされてから基準時間以上経過しているか否かを判定する判定部(S13)をさらに備え、
前記送信部は、前記基準時間以上経過していると判定されたことを条件として、前記センサ値とともに前記現在位置を送信する請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記基準時間以上経過しているか否かに加えて、前記電源がオンされてから規定時間内であるか否かを判定するものであり、
前記送信部は、前記基準時間以上経過していると判定されたことに加えて、前記規定時間内であると判定されたことを条件として、前記センサ値とともに前記現在位置を送信する請求項2に記載の電子制御装置。
【請求項4】
前記通信装置を介して前記現在位置を前記外部センタに送信することで、前記外部センタに前記外気温データの送信を要求する要求部(S10)をさらに備え、
前記取得部は、要求後に前記外気温データを取得する請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項5】
前記要求部は、周期的に前記通信装置を介して前記現在位置を前記外部センタに送信する請求項4に記載の電子制御装置。
【請求項6】
異常が検出された場合、前記センサ値にかえて前記外気温データを用いて制御を行う請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項7】
異常が検出されている状態が所定時間継続しているか否かを判定する異常状態判定(S16)をさらに備え、
異常が検出され、かつ、前記所定時間継続していると判定された場合に、前記センサ値にかえて前記外気温データを用いて制御を行う請求項6に記載の電子制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子制御装置法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載された機器の異常予兆の診断を行う診断装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-196920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両に搭載された電子制御装置は、車両の外部環境の温度を検出するための外気温センサから外気温センサ値を取得する構成がある。また、電子制御装置は、正確な外気温センサ値を取得するために外気温センサの異常検出を行う構成がある。
【0005】
電子制御装置は、外気温センサ値と、外気温センサ値に相関する比較値とを比較することで、外気温センサの異常検出を行うことが考えられる。その比較値を出力するセンサは、外気温センサと同様の構成である比較用センサや、コンプレッサの配管出口の温度である出口温度を検出する出口温度センサなどを採用できる。出口温度センサは、外気温センサと最も似た位置に搭載されている。
【0006】
しかしながら、比較用センサを設ける場合、センサ数が増加するという問題ある。一方、出口温度センサは、車両のエンジン駆動やコンプレッサ駆動に影響を受けるセンサである。このため、出口温度センサのセンサ値は、比較値として使用する際に条件が限られる。つまり、電子制御装置は、外気温センサの異常検出を行える条件が限られるという問題がある。
【0007】
開示される一つの目的は、センサ数の増加を抑制しつつ、常に異常検出を行える電子制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
ここに開示された電子制御装置は、
車両に搭載され、車両に設けられた外気温センサからセンサ値を取得し、センサ値を用いて制御を行う電子制御装置であって、
外気温に関する外気温データが記憶された記憶装置を備え車両の外部に設けられた外部センタから、通信装置を介して車両の現在位置における現時刻の外気温データを取得する取得部(S11)と、
センサ値と取得部で取得した外気温データとを比較して外気温センサの異常を検出する異常検出部(S12)と、
異常が検出されず外気温センサが正常であった場合、通信装置を介して、センサ値とともに現在位置を、外気温データの一部として外部センタに送信する送信部(S19)と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
ここに開示された電子制御装置によると、外部センタから車両の現在位置における現時刻の外気温データを取得する。このため、電子制御装置は、外気温センサのセンサ値と取得した外気温データとを比較することで外気温センサの異常を検出できる。また、電子制御装置は、外気温センサが正常であった場合、センサ値とともに現在位置を、外気温データの一部として外部センタに送信する。このため、電子制御装置は、正確な外気温データを外部センタに蓄積させることができる。
【0010】
この明細書において開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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