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公開番号2024129567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038868
出願日2023-03-13
発明の名称情報処理システム及びプログラム
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/04847 20220101AFI20240919BHJP(計算;計数)
要約【課題】対象を生産するためのプログラマブルロジックコントローラの制御条件を容易に設定変更可能なシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】対象を生産する生産設備を制御し、制御条件に対応する制御パラメータを変更することによって制御条件を設定可能に構成される前記プログラマブルロジックコントローラに対する、前記制御パラメータを設定するためのユーザの操作入力に関する情報を受け付ける操作受付部と、前記操作入力に関する情報が示す前記制御パラメータを前記プログラマブルロジックコントローラに設定する制御パラメータ設定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
対象を生産する生産設備を制御し、制御条件に対応する制御パラメータを変更することによって制御条件を設定可能に構成されるプログラマブルロジックコントローラに対する、前記制御パラメータを設定するためのユーザの操作入力に関する情報を受け付ける操作受付部と、
前記操作入力に関する情報が示す前記制御パラメータを前記プログラマブルロジックコントローラに設定する制御パラメータ設定部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記プログラマブルロジックコントローラが制御する生産設備によって対象を生産した生産結果と、前記制御条件を示す制御情報と、を関連づけて格納するデータベースを参照して特定される、前記プログラマブルロジックコントローラによって稼働する生産設備と同一または類似する構成を有する生産設備の前記生産結果に基づいて、前記プログラマブルロジックコントローラに設定する制御パラメータに対応する制御条件である対象制御条件を特定する制御条件特定部と、
前記対象制御条件に関する情報を表示部に表示させる表示処理部とさらに備える、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記制御条件特定部は、前記生産結果に含まれる、前記生産設備によって所定の時間で生産された前記対象の製造数および不良品の数のうちの少なくともいずれかに関するパラメータに基づいて、前記対象制御条件を特定する、
請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記表示処理部は、前記データベースに基づいて、所定の制御条件に対応する前記生産結果に含まれる、前記生産設備によって所定の時間で生産された前記対象の製造数および不良品の数のうちの少なくともいずれかに関するパラメータをユーザが視認可能なオブジェクトで表示部に表示させる、請求項３に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記制御パラメータ設定部は、前記対象制御条件に関する情報に対するユーザの操作入力を受け付けた場合、前記対象制御条件に対応する制御パラメータを前記プログラマブルロジックコントローラに設定する、
請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項６】
前記プログラマブルロジックコントローラに設定可能な複数の制御条件のそれぞれに含まれる当該制御条件の内容を示す要素パラメータを、当該複数の制御条件のそれぞれについてユーザが比較可能なオブジェクトで表示部に表示させる表示処理部をさらに備える、
請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記表示処理部は、所定の制御条件を選択するユーザの操作入力を受け付けた場合、当該所定の制御条件におけるプログラマブルロジックコントローラで稼働させた生産設備のシミュレーションを表示部に表示させる、
請求項２から請求項６のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項８】
コンピュータに、
対象を生産する生産設備を制御し、制御条件に対応する制御パラメータを変更することによって制御条件を設定可能に構成されるプログラマブルロジックコントローラに対する、前記制御パラメータを設定するためのユーザの操作入力に関する情報を受け付けることと、
前記操作入力に関する情報が示す前記制御パラメータを前記プログラマブルロジックコントローラに設定することと、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
処理装置の制御レシピ（制御条件）を変更可能な情報処理装置が開示されている（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－３１５７３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の生産システムは、ホストコンピュータに複数のホストレシピ番号が記憶されている。さらに、当該生産システムでは、ホストレシピ番号が、処理の対象物に対する処理装置ごとの処理条件である複数の装置レシピが複数の装置レシピを識別するための装置レシピ番号と対応付けられて記憶されている。すなわち、当該生産システムでは、中継コンピュータ（プログラマブルロジックコントローラ）において、複数のホストレシピ番号のそれぞれに対応する処理装置ごとの装置レシピ番号が規定される対応テーブルが記憶されている。処理装置は、ホストレシピ番号を中継コンピュータに送信することで、ホストレシピ番号に対応する装置レシピ番号を中継コンピュータから受信する。これにより、処理装置は、受信した装置レシピ番号に対応する装置レシピで処理の対象物に対して処理を実行することができる。
【０００５】
すなわち、特許文献１に記載の生産システムでは、ホストコンピュータが搬送されるキャリアに対応するキャリアＩＤに対応するホストレシピ番号に基づき中継コンピュータから送信される装置レシピ番号を処理装置に送信している。そして、処理装置は、装置レシピ番号に対応する装置レシピで処理の対象物に対する処理を実行する。このように、当該生産システムは、キャリアに対応する装置レシピで処理装置が実行されるように、処理装置に装置レシピ番号を設定する仕組みを有する。
【０００６】
しかしながら、特許文献１に記載の生産システムは、対象物に対する処理を実行する生産ラインのプログラマブルロジックコントローラに対して、ユーザが簡易な手法で処理レシピを変更する仕組みを有していない。そのため、当該生産システムでは、ユーザが意図する処理を実行させるにはプログラムの書き換えなどの技術的な知識が必要となるという問題が生じる。
【０００７】
そこで、本発明は、上記課題を鑑み、対象を生産するためのプログラマブルロジックコントローラの制御条件を容易に設定変更可能なシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、対象を生産する生産設備を制御し、制御条件に対応する制御パラメータを変更することによって制御条件を設定可能に構成されるプログラマブルロジックコントローラに対する、前記制御パラメータを設定するためのユーザの操作入力に関する情報を受け付ける操作受付部と、前記操作入力に関する情報が示す前記制御パラメータを前記対象ＰＬＣに設定する制御パラメータ設定部と、を備える。
【０００９】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、対象を生産する生産設備を制御し、制御条件に対応する制御パラメータを変更することによって制御条件を設定可能に構成されるプログラマブルロジックコントローラに対する、前記制御パラメータを設定するためのユーザの操作入力に関する情報を受け付けることと、前記操作入力に関する情報が示す前記制御パラメータを前記対象ＰＬＣに設定することと、を実行させる。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、対象を生産するためのプログラマブルロジックコントローラの制御条件を容易に設定変更可能なシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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