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公開番号
2024128842
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023038094
出願日
2023-03-10
発明の名称
吐出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
41/17 20060101AFI20240913BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】角形の上蓋を弾性嵌合によって丸形の被装着部に着脱できる形式の吐出容器において、上蓋の滑らかな着脱を実現するための新規の構造を有する吐出容器を提供する。
【解決手段】吐出容器1は吐出容器本体2と上蓋3とを有し、吐出容器本体2は丸い外周面状の被装着部2bを有し、上蓋3は内周壁部4aと最外周壁部5aとを有し、内周壁部4aは所定の角間内壁6を有し、最外周壁部5aは所定の角間外壁7を有し、上記所定の角間内壁6は引っ掛け壁6bを有し、引っ掛け壁6bの外周面と上記所定の角間外壁7の内周面との間には、当該引っ掛け壁6bが弾性変形によって変位することを許容する径方向の隙間G1が形成され、引っ掛け壁6bは引っ掛け部6b1を有し、上蓋3は、引っ掛け壁6bの上記弾性変形とその後の復元変形によって被装着部2bに装着でき、引っ掛け壁6bの上記弾性変形によって被装着部2bに対する引っ掛け部6b1の引っ掛かりを解除することで被装着部2bから離脱できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吐出容器本体と上蓋とを有し、
前記吐出容器本体は、吐出部と丸い外周面状の被装着部とを有し、
前記上蓋は、角のある筒状をなす内周壁部と、角のある筒状をなす最外周壁部とを有し、
前記内周壁部は所定の角間内壁を有し、
前記最外周壁部は、上記所定の角間内壁と向かい合う所定の角間外壁を有し、
上記所定の角間内壁は、当該角間内壁の下端からそれぞれ上方に伸びる2つの切り欠きによって当該2つの切り欠きの間に形成される引っ掛け壁を有し、
前記引っ掛け壁の外周面と上記所定の角間外壁の内周面との間には、当該引っ掛け壁が当該角間外壁に対して相対的に径方向外側に弾性変形によって変位することを許容する径方向の隙間が形成され、
前記引っ掛け壁は引っ掛け部を有し、
前記上蓋は、前記上蓋で前記吐出部を覆う操作に伴う前記引っ掛け壁の上記弾性変形とその後の復元変形によって前記被装着部に装着でき、前記上蓋から前記吐出部を露出する操作に伴う前記引っ掛け壁の上記弾性変形によって前記被装着部に対する前記引っ掛け部の引っ掛かりを解除することで前記被装着部から離脱できる、吐出容器。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記吐出容器本体は、前記被装着部に前記上蓋を装着した状態で前記引っ掛け壁の下端面を受けるように前記被装着部の下端から径方向外側に伸びる受け面を有する、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項3】
前記吐出容器本体は、口部、胴部及び底部をこの順に連ねて形成される容器本体と、前記吐出部を前記容器本体に保持させるために前記口部に取り付けられる装着キャップとを有し、
前記装着キャップは、前記口部の外周面にねじ部を介した嵌合によって取り付けられる装着筒と、前記被装着部を有する周壁とを有し、
前記周壁の上端部は、前記装着筒に対して前記被装着部が径方向内側に弾性変形によって変位することを許容するために前記周壁の内周面と前記装着筒の外周面との間に底面視で環状をなす環状隙間を形成するように前記装着筒に一体に連なる、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項4】
上記所定の角間内壁は、前記2つの切り欠きによって前記引っ掛け壁から隔てられた2つの角側内壁を有し、
各々の前記角側内壁は、当該角側内壁の下端において径方向外側に鍔状に突出する突出リブを有し、
前記上蓋は、前記内周壁部と前記内周壁部の上端部に連なる内頂壁部とを有する内蓋と、前記最外周壁部と前記最外周壁部の上端部に連なる最外頂壁部とを有する外蓋とを有し、
上記所定の角間外壁は、前記内蓋を前記外蓋に取り付けた状態を保持するために当該角間外壁に対する上方及び下方への移動を制限するように、対応する前記突出リブにそれぞれ嵌合する2つの嵌合部を有する、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項5】
前記上蓋及び前記被装着部は回転対称構造を有する、請求項1に記載の吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
吐出容器本体と上蓋とを有し、吐出容器本体は、吐出部と丸い外周面状の被装着部とを有し、上蓋は、角のある筒状をなす最外周壁部を有し、上蓋は、上蓋で吐出部を覆う操作に伴う弾性変形とその後の復元変形によって被装着部に装着でき、上蓋から吐出部を露出する操作に伴う弾性変形によって被装着部に対する上蓋の引っ掛かりを解除することで被装着部から離脱できる、吐出容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-120230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように角形の上蓋を弾性嵌合によって丸形の被装着部に着脱できる形式の吐出容器は、上蓋の滑らかな着脱を実現するための構造が要求される。
【0005】
そこで本発明の目的は、角形の上蓋を弾性嵌合によって丸形の被装着部に着脱できる形式の吐出容器において、上蓋の滑らかな着脱を実現するための新規の構造を有する吐出容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
吐出容器本体と上蓋とを有し、
前記吐出容器本体は、吐出部と丸い外周面状の被装着部とを有し、
前記上蓋は、角のある筒状をなす内周壁部と、角のある筒状をなす最外周壁部とを有し、
前記内周壁部は所定の角間内壁を有し、
前記最外周壁部は、上記所定の角間内壁と向かい合う所定の角間外壁を有し、
上記所定の角間内壁は、当該角間内壁の下端からそれぞれ上方に伸びる2つの切り欠きによって当該2つの切り欠きの間に形成される引っ掛け壁を有し、
前記引っ掛け壁の外周面と上記所定の角間外壁の内周面との間には、当該引っ掛け壁が当該角間外壁に対して相対的に径方向外側に弾性変形によって変位することを許容する径方向の隙間が形成され、
前記引っ掛け壁は引っ掛け部を有し、
前記上蓋は、前記上蓋で前記吐出部を覆う操作に伴う前記引っ掛け壁の上記弾性変形とその後の復元変形によって前記被装着部に装着でき、前記上蓋から前記吐出部を露出する操作に伴う前記引っ掛け壁の上記弾性変形によって前記被装着部に対する前記引っ掛け部の引っ掛かりを解除することで前記被装着部から離脱できる、吐出容器。
【0008】
[2]
前記吐出容器本体は、前記被装着部に前記上蓋を装着した状態で前記引っ掛け壁の下端面を受けるように前記被装着部の下端から径方向外側に伸びる受け面を有する、[1]に記載の吐出容器。
【0009】
[3]
前記吐出容器本体は、口部、胴部及び底部をこの順に連ねて形成される容器本体と、前記吐出部を前記容器本体に保持させるために前記口部に取り付けられる装着キャップとを有し、
前記装着キャップは、前記口部の外周面にねじ部を介した嵌合によって取り付けられる装着筒と、前記被装着部を有する周壁とを有し、
前記周壁の上端部は、前記装着筒に対して前記被装着部が径方向内側に弾性変形によって変位することを許容するために前記周壁の内周面と前記装着筒の外周面との間に底面視で環状をなす環状隙間を形成するように前記装着筒に一体に連なる、[1]又は[2]に記載の吐出容器。
【0010】
[4]
上記所定の角間内壁は、前記2つの切り欠きによって前記引っ掛け壁から隔てられた2つの角側内壁を有し、
各々の前記角側内壁は、当該角側内壁の下端において径方向外側に鍔状に突出する突出リブを有し、
前記上蓋は、前記内周壁部と前記内周壁部の上端部に連なる内頂壁部とを有する内蓋と、前記最外周壁部と前記最外周壁部の上端部に連なる最外頂壁部とを有する外蓋とを有し、
上記所定の角間外壁は、前記内蓋を前記外蓋に取り付けた状態を保持するために当該角間外壁に対する上方及び下方への移動を制限するように、対応する前記突出リブにそれぞれ嵌合する2つの嵌合部を有する、[1]~[3]の何れか1項に記載の吐出容器。
(【0011】以降は省略されています)
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