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公開番号
2024128616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037681
出願日
2023-03-10
発明の名称
コンバイン
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人永井国際特許事務所
主分類
A01D
67/00 20060101AFI20240913BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】作業者と脱穀装置の扱ぎ口に沿って穀稈を搬送する搬送装置との接触を防止して、刈取装置の保守・点検作業を安全に行うことができるコンバインを提供する。
【解決手段】機体フレームに上下方向に延在する支軸31を設け、刈取フレームの後部にエンジンの出力回転が伝動される回転軸を内装する左右方向に延在する伝動筒を設け、脱穀装置の左部に扱ぎ口に沿って穀稈を搬送する搬送装置を設け、支軸31に伝動筒の左部を支持する刈取用アームと搬送装置の前部を支持する搬送用アーム33を回転自在に設け、搬送用アーム33の下アーム40Aに支軸31の軸心から所定の半径隔てた位置に周方向に延在する円弧状の溝48を形成し、刈取用アームのアーム32Bに溝48に挿通する上下方向に延在するピン47を設ける。平面視において、軸心31の軸心回りに刈取用アームを最も反時計方向に回転させた場合には、ピン47が溝48の反時計方向端部に当接する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンを搭載する機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)と、該刈取装置(3)の後側に穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記機体フレーム(1)に上下方向に延在する支軸(31)を設け、
前記刈取装置(3)の刈取フレーム(10)の後部に、前記エンジンの出力回転が伝動される回転軸を内装する左右方向に延在する伝動筒(11)を設け、
前記脱穀装置(4)の左部に、前記脱穀装置(4)の扱ぎ口に沿って穀稈を搬送する搬送装置(50)を設け、
前記支軸(31)に、前記伝動筒(11)の左部を支持する刈取用アーム(32)と搬送装置(50)の前部を支持する搬送用アーム(33)を回転自在に設け、
前記刈取用アーム(32)を、前記支軸(31)に外嵌される筒体(32A)と、該筒体(32A)から伝動筒(11)の左部に向かって延在するアーム(32B)と、該アーム(32B)の先端部に伝動筒(11)の左部を支持する支持部(32C)で形成し、
前記搬送用アーム(33)を、前記筒体(32A)よりも下側に位置して支軸(31)に外嵌される下アーム(42A)と、前記筒体(32A)よりも上側に位置して支軸(31)に外嵌される上アーム(42B)と、前記下アーム(42A)と上アーム(42B)の先端部を連結する連結部材(42C)で形成し、
前記下アーム(40A)に、前記支軸(31)の軸心から所定の半径隔てた位置に周方向に延在する円弧状の溝(48)を形成し、
前記アーム(32B)に、前記溝(48)に挿通する上下方向に延在するピン(47)を設け、
平面視において、前記軸心(31)の軸心回りに刈取用アーム(32)を最も反時計方向に回転させた場合には、前記ピン(47)が溝(48)の反時計方向端部に当接することを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
平面視において、前記軸心(31)の軸心回りに搬送用アーム(33)を最も時計方向に回転させた場合には、前記ピン(47)が溝(48)の反時計方向端部に当接する請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記アーム(32B)にピン(47)を溝(48)の反時計方向に付勢する付勢手段(47B)を設けた請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項4】
平面視において、前記支軸(31)を機体フレーム(1)の最も左側に位置する前後フレーム(1A)の左側に設け、前記支軸(31)の軸心を伝動筒(11)の軸心の延長線上に配置した請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項5】
側面視において、前記搬送装置(50)のフィードチェン(51)を駆動する駆動スプロケット(52)を、前記エンジンの出力回転が伝動されるカウンタ軸(60)の上側に配置し、前記駆動スプロケット(52)と駆動スプロケット(52)の上下方向の間に、板状の注油ガード(62)を設け、
平面視において、前記カウンタ軸(60)の左部に支持されるカウンタプーリ(61)の上部を注油ガード(62)で覆った請求項1のコンバイン。
【請求項6】
側面視において、前記注油ガード(62)を後上がり傾斜に設けた請求項5記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取装置と脱穀装置の扱ぎ口に沿って穀稈を搬送する搬送装置を備えたコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
機体フレームの左側に設けられた上下方向に延在する支軸に刈取装置の後部を回転自在に固定して、保守・点検作業時には、刈取装置を支軸の軸心回り回転させて刈取装置の後側に保守・点検作業スペースを確保する技術が知られている。(特許文献1)
【0003】
機体フレームの左側に設けられた上下方向に延在する支軸に刈取装置の後部と脱穀装置の扱ぎ口に沿って穀稈を搬送する搬送装置を回転自在に固定して、刈取装置の保守・点検作業時には、刈取装置を支軸の軸心回り回転させて刈取装置の後側に保守・点検作業スペースを確保し、搬送装置の保守・点検作業時には、搬送装置を支軸の軸心回り回転させて搬送装置の右側に保守・点検作業スペースを確保する技術が知られている。(特許文献2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-243996号公報
特開2018-14937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1,2の技術では、刈取装置の保守・点検作業時に、搬送装置が支軸の軸心回り回転して、搬送装置の前部が作業者に接触する恐れがあった。
【0006】
そこで、本発明は、刈取装置の保守・点検作業時に、作業者と脱穀装置の扱ぎ口に沿って穀稈を搬送する搬送装置との接触を防止して、刈取装置の保守・点検作業を安全に行うことができるコンバインを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジンを搭載する機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)と、該刈取装置(3)の後側に穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記機体フレーム(1)に上下方向に延在する支軸(31)を設け、前記刈取装置(3)の刈取フレーム(10)の後部に、前記エンジンの出力回転が伝動される回転軸を内装する左右方向に延在する伝動筒(11)を設け、前記脱穀装置(4)の左部に、前記脱穀装置(4)の扱ぎ口に沿って穀稈を搬送する搬送装置(50)を設け、前記支軸(31)に、前記伝動筒(11)の左部を支持する刈取用アーム(32)と搬送装置(50)の前部を支持する搬送用アーム(33)を回転自在に設け、前記刈取用アーム(32)を、前記支軸(31)に外嵌される筒体(32A)と、該筒体(32A)から伝動筒(11)の左部に向かって延在するアーム(32B)と、該アーム(32B)の先端部に伝動筒(11)の左部を支持する支持部(32C)で形成し、前記搬送用アーム(33)を、前記筒体(32A)よりも下側に位置して支軸(31)に外嵌される下アーム(42A)と、前記筒体(32A)よりも上側に位置して支軸(31)に外嵌される上アーム(42B)と、前記下アーム(42A)と上アーム(42B)の先端部を連結する連結部材(42C)で形成し、前記下アーム(40A)に、前記支軸(31)の軸心から所定の半径隔てた位置に周方向に延在する円弧状の溝(48)を形成し、前記アーム(32B)に、前記溝(48)に挿通する上下方向に延在するピン(47)を設け、平面視において、前記軸心(31)の軸心回りに刈取用アーム(32)を最も反時計方向に回転させた場合には、前記ピン(47)が溝(48)の反時計方向端部に当接することを特徴とするコンバインである。
【0008】
請求項2記載の発明は、平面視において、前記軸心(31)の軸心回りに搬送用アーム(33)を最も時計方向に回転させた場合には、前記ピン(47)が溝(48)の反時計方向端部に当接する請求項1記載のコンバインである。
【0009】
請求項3記載の発明は、前記アーム(32B)にピン(47)を溝(48)の反時計方向に付勢する付勢手段(47B)を設けた請求項1又は2記載のコンバインである。
【0010】
請求項4記載の発明は、平面視において、前記支軸(31)を機体フレーム(1)の最も左側に位置する前後フレーム(1A)の左側に設け、前記支軸(31)の軸心を伝動筒(11)の軸心の延長線上に配置した請求項1又は2記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)
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