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公開番号2024128528
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037530
出願日2023-03-10
発明の名称物品管理システム、物品管理方法
出願人HMS株式会社
代理人
主分類B65G 1/137 20060101AFI20240913BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】統一性のない様々なサイズや種類の物品であっても、効率的に管理することができる物品管理システム、物品管理方法を提供する。
【解決手段】保管エリアに設置された基準マーカの位置及び姿勢に関する基準位置情報を記憶する処理と、ユーザ端末の位置を推定する自己位置推定処理と、ユーザ端末のカメラで前記基準マーカを認識させることにより取得した前記基準位置情報と、基準マーカに対する前記ユーザ端末の相対的な位置及び姿勢に関する相対位置情報とに基づいて、自己位置推定処理で推定したユーザ端末の位置を補正する自己位置補正処理と、自己位置補正処理で補正した前記ユーザ端末の位置情報と、前記ユーザ端末のカメラで認識する物品に付されたARマーカの前記ユーザ端末に対する相対的な位置情報とに基づいて、保管エリアにおける前記物品の位置を推定する物品位置推定処理と、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物品を保管するための保管エリアに設置された基準マーカの位置及び姿勢に関する基準位置情報を記憶する処理と、
前記保管エリアにおいて物品を管理するユーザが使用するユーザ端末の自己位置推定機能により前記ユーザ端末の位置を推定する自己位置推定処理と、
前記ユーザ端末のカメラで前記基準マーカを認識させることにより取得した前記基準位置情報と、前記基準マーカに対する前記ユーザ端末の相対的な位置及び姿勢に関する相対位置情報とに基づいて、前記自己位置推定処理で推定した前記ユーザ端末の位置を補正する自己位置補正処理と、
前記自己位置補正処理で補正した前記ユーザ端末の位置情報と、前記ユーザ端末のカメラで認識する物品に付されたARマーカの前記ユーザ端末に対する相対的な位置情報とに基づいて、前記保管エリアにおける前記物品の位置を推定する物品位置推定処理と、を実行する、物品管理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、
保管エリアに新たな物品を保管する際に、該物品に付されたARマーカを前記ユーザ端末のカメラに認識させることにより、前記物品位置推定処理を実行し、
推定した前記物品の位置情報を含む物品保管情報を記憶する処理を実行する、請求項1に記載の物品管理システム。
【請求項3】
前記制御部は、
保管エリアに保管される物品をユーザが取り出す際に、
前記ユーザ端末の位置情報と、前記物品保管情報とに基づいて、指定された物品の保管場所に前記ユーザを誘導するための誘導情報を前記ユーザ端末に出力させる処理、を実行する、請求項1又は2に記載の物品管理システム。
【請求項4】
前記基準マーカは、前記保管エリアの通路の交差点に配置されている、請求項1又は2に記載の物品管理システム。
【請求項5】
前記基準マーカは、前記保管エリアに設けられた保管棚に配置されている、請求項1又は2に記載の物品管理システム。
【請求項6】
前記基準マーカの識別情報が、前記保管棚の識別情報に関連付けて記憶されている、請求項1又は2に記載の物品管理システム。
【請求項7】
前記ユーザ端末は、物品の保管または取り出しに関するタスク情報を出力する出力部を有する、請求項1又は2に記載の物品管理システム。
【請求項8】
前記出力部は、タスク情報に含まれる各タスクの実行状況を示す情報を出力する、請求項7に記載の物品管理システム。
【請求項9】
前記出力部は、タスク情報に含まれるタスクが完了した場合に、タスク完了情報を出力する、請求項1又は2に記載の物品管理システム。
【請求項10】
物品を保管するための保管エリアに設置された基準マーカの位置及び姿勢に関する基準位置情報を記憶する処理と、
前記保管エリアにおいて物品を管理するユーザが使用するユーザ端末の自己位置推定機能により前記ユーザ端末の位置を推定する自己位置推定処理と、
前記ユーザ端末のカメラで前記基準マーカを認識させることにより取得した前記基準位置情報と、前記基準マーカに対する前記ユーザ端末の相対的な位置及び姿勢に関する相対位置情報とに基づいて、前記自己位置推定処理で推定した前記ユーザ端末の位置を補正する自己位置補正処理と、
前記自己位置補正処理で補正した前記ユーザ端末の位置情報と、前記ユーザ端末のカメラで認識する物品に付されたARマーカの前記ユーザ端末に対する相対的な位置情報とに基づいて、前記保管エリアにおける前記物品の位置を推定する物品位置推定処理と、を実行する、物品管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、物品管理システム、物品管理方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、様々な物品を管理する倉庫などにおいて、物品が置かれる棚に番号を付与して、棚番号と物品を関連付けて記憶することで、多数の物品を保管したり、必要時に取り出したりすることが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、例えば、形状、大きさが統一されていない物品を保管する場合には、何をどこに配置したかを記憶しておくために、それぞれの物品の種類や位置をコンピュータに作業者が入力して登録(保存)する必要があり、非効率であった。
【0004】
そこで、本開示は上記技術課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、統一性のない様々なサイズや種類の物品であっても、効率的に管理することができる物品管理システム、物品管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における物品管理システムは、物品を保管するための保管エリアに設置された基準マーカの位置及び姿勢に関する基準位置情報を記憶する処理と、
前記保管エリアにおいて物品を管理するユーザが使用するユーザ端末の自己位置推定機能により前記ユーザ端末の位置を推定する自己位置推定処理と、
前記ユーザ端末のカメラで前記基準マーカを認識させることにより取得した前記基準位置情報と、前記基準マーカに対する前記ユーザ端末の相対的な位置及び姿勢に関する相対位置情報とに基づいて、前記自己位置推定処理で推定した前記ユーザ端末の位置を補正する自己位置補正処理と、
前記自己位置補正処理で補正した前記ユーザ端末の位置情報と、前記ユーザ端末のカメラで認識する物品に付されたARマーカの前記ユーザ端末に対する相対的な位置情報とに基づいて、前記保管エリアにおける前記物品の位置を推定する物品位置推定処理と、を実行することを特徴とする。
【0006】
本開示における物品管理方法は、物品を保管するための保管エリアに設置された基準マーカの位置及び姿勢に関する基準位置情報を記憶する処理と、
前記保管エリアにおいて物品を管理するユーザが使用するユーザ端末の自己位置推定機能により前記ユーザ端末の位置を推定する自己位置推定処理と、
前記ユーザ端末のカメラで前記基準マーカを認識させることにより取得した前記基準位置情報と、前記基準マーカに対する前記ユーザ端末の相対的な位置及び姿勢に関する相対位置情報とに基づいて、前記自己位置推定処理で推定した前記ユーザ端末の位置を補正する自己位置補正処理と、
前記自己位置補正処理で補正した前記ユーザ端末の位置情報と、前記ユーザ端末のカメラで認識する物品に付されたARマーカの前記ユーザ端末に対する相対的な位置情報とに基づいて、前記保管エリアにおける前記物品の位置を推定する物品位置推定処理と、を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、統一性のない様々なサイズや種類の物品であっても、効率的に管理することができる物品管理システム、物品管理方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る物品管理システムの構成例を示す図である。
本開示の一実施形態に係るユーザ端末の構成例を示すブロック図である。
本実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。
本実施形態において自己位置を補正する方法の一例を示すフローチャート図である。
本実施形態において物品を保管する方法の一例を示すフローチャート図である。
本実施形態に係るユーザ端末で物品のマーカを読み取る様子を示す図である。
本実施形態において物品を取り出す方法の一例を示すフローチャート図である。
本実施形態においてユーザ端末に表示される誘導情報の一例を示す図である。
本実施形態においてユーザ端末に表示される誘導情報の他の例を示す図である。
本実施形態においてユーザ端末に表示される指定物品確定情報の一例を示す図である。
本実施形態においてユーザ端末に表示される指定物品否定情報の一例を示す図である。
本実施形態においてユーザ端末の他の例を示す図である。
本実施形態においてタスク情報の一覧を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る物品管理システム1は、ユーザが携帯して使用するユーザ端末10と、サーバ20と、を備える。ユーザ端末10と、サーバ20とは、ネットワーク30を介して接続され、通信(情報の送受信)が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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