TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024126535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034945
出願日2023-03-07
発明の名称管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類B60L 58/14 20190101AFI20240912BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の駐車期間に関わらず、車両が遠隔起動可能な状態を保つことができる技術を提供すること。
【解決手段】本開示は、遠隔起動機能を備える車両を管理する管理システムに関連する。管理システムは、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、車両の駐車中のチェックタイミングに車両を起動して車両のバッテリ残量を取得し、バッテリ残量が閾値以下の場合、バッテリ残量を回復させるための回復促進処理を行う。上記閾値は、車両の遠隔起動に必要なバッテリ残量の下限値である遠隔起動下限値よりも大きい値に設定される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
遠隔起動機能を備える車両を管理する管理システムであって、
1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、前記車両の駐車中のチェックタイミングに前記車両を起動して前記車両のバッテリ残量を取得し、
前記バッテリ残量が閾値以下の場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記バッテリ残量を回復させるための回復促進処理を行い、
前記閾値は、前記車両の遠隔起動に必要な前記バッテリ残量の下限値である遠隔起動下限値よりも大きい値に設定される
管理システム。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記チェックタイミングは、前記車両が入庫してから、又は前記車両が前回起動されてから第1期間が経過したタイミングである
管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記車両の駐車場所の環境に応じて前記第1期間を変更する
管理システム。
【請求項4】
請求項2に記載の管理システムであって、
前記チェックタイミングは、前記車両が入庫してから前記第1期間が経過したタイミングであり、
前記1又は複数のプロセッサは、前記車両の入庫時の前記バッテリ残量に基づいて前記第1期間を設定する
管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記車両が出庫する予定である出庫予定タイミングの情報を取得し、
前記車両の入庫時の前記バッテリ残量に基づいて、前記バッテリ残量が前記遠隔起動下限値まで減少する第1タイミングを推定し、
前記出庫予定タイミングが前記第1タイミングよりも後であることを含む所定の条件が成立する場合、前記チェックタイミングを設定する
管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両を管理する管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、乗車前の車両の車室内を空調するプレ空調運転を実施可能な車両用空調装置を開示している。車両用空調装置は、空調ECUを備える。空調ECUは、バッテリの蓄電量を取得し、次回予定されている車両走行に関する情報を取得する。空調ECUは、次回の走行開始時の予測蓄電量が、走行用モータ及び補機類が消費する予測電力量と、プレ空調運転によって消費される予測電力量とを合わせた合計電力量を上回る場合にプレ空調運転を実施する。
【0003】
特許文献2は、太陽電池を使用した車両に適用する車両用システムを開示している。特許文献2に開示の車両用システムによれば、太陽電池の発電電力で車載機を動作させることができる場合には、太陽電池の発電電力を用いて車載機が動作させられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-159691号公報
特許第6197383号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
遠隔起動機能を備える車両について考える。車両が駐車されている間は、待機電力などによって車両のバッテリ残量が減少していく。そして、バッテリ残量が少なくなると、通信装置が休止状態となり、車両を遠隔起動させることができなくなるおそれがある。
【0006】
本開示の目的は、車両の駐車期間に関わらず、車両が遠隔起動可能な状態を保つことができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、遠隔起動機能を備える車両を管理する管理システムに関連する。
管理システムは、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、
車両の駐車中のチェックタイミングに車両を起動して車両のバッテリ残量を取得し、
バッテリ残量が閾値以下の場合、バッテリ残量を回復させるための回復促進処理を行う。
上記閾値は、車両の遠隔起動に必要なバッテリ残量の下限値である遠隔起動下限値よりも大きい値に設定される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両の駐車中にバッテリ残量のチェックが行われ、バッテリ残量が閾値以下まで減少している場合には、回復促進処理が行われる。回復促進処理によって、バッテリ残量が、車両の遠隔起動に必要な量よりも少なくなる前に回復させられる。これにより、車両の駐車期間に関わらず、車両が遠隔起動可能な状態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る管理システムの概要を説明するための概念図である。
本実施の形態に係る管理装置によるバッテリ残量のチェックについて説明するための図である。
本実施の形態に係る管理システムの構成例を示すブロック図である。
本実施の形態に係る管理装置による処理の例を示すフローチャートである。
1つ目の変形例を説明するためのグラフ図である。
2つ目の変形例を説明するためのグラフ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
車両用エアー傘
2か月前
個人
電池交換式自動車
1か月前
個人
自動車盗難防止装置
2か月前
個人
荷台雨除け装置
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
3か月前
個人
連結式、キャンピングカー
1か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
今日
株式会社豊田自動織機
電動車両
3か月前
個人
全自動解除式シートベルト
3か月前
日本精機株式会社
運転支援装置
17日前
日本精機株式会社
表示システム
18日前
個人
移動手段のミラーカバー。
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
個人
車両の座席装置
2か月前
個人
視認ペダル操作システム
3か月前
アピオ株式会社
荷物用支持具
1か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3か月前
個人
セパレート型キャンピングカー
2か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
28日前
個人
テーブル付きハンドルガード具
2か月前
豊田合成株式会社
車両
今日
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
レバー
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
豊田合成株式会社
車両
今日
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
3か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
3か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
3か月前
続きを見る