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公開番号2024126049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034180
出願日2023-03-07
発明の名称帯状体収容装置、払拭装置、液体付与装置、液体付与システム、電極製造装置、電気化学素子製造装置、および帯状体の搬送方法
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 16/06 20060101AFI20240912BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】帯状体への異物混入、および帯状体からの汚染物質の拡散を低減する。
【解決手段】
ロール状に巻かれた帯状体を収容する収容部材を有する帯状体収容装置であって、
前記収容部材は、前記収容部材の内部と外部とを連通し、前記帯状体の通過が可能な開口部を備え、
前記開口部は、前記収容部材内の、前記ロール状に巻かれた帯状体のロール径が最大のときに前記帯状体が通過する位置から、前記ロール径が最小のときに前記帯状体が通過する位置までの範囲を含むよう形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ロール状に巻かれた帯状体を収容する収容部材を有する帯状体収容装置であって、
前記収容部材は、前記収容部材の内部と外部とを連通し、前記帯状体の通過が可能な開口部を備え、
前記開口部は、前記収容部材内の、前記ロール状に巻かれた帯状体のロール径が最大のときに前記帯状体が通過する位置から、前記ロール径が最小のときに前記帯状体が通過する位置までの範囲を含むよう形成されていることを特徴とする帯状体収容装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記収容部材は、前記開口部よりも小さい開口が形成された開口部材を有し、
前記帯状体は、前記開口部材の開口を通過可能であり、
前記開口部材は、前記ロール状に巻かれた帯状体のロール径の変化に連動して前記収容部材に対して移動することを特徴とする請求項1記載の帯状体収容装置。
【請求項3】
前記開口部材は、前記収容部材内の前記ロール状に巻かれた帯状体の外径部に接触する方向へ付勢される接触部を有し、前記ロール径が増加するに従い、前記接触部が前記付勢に抗する方向へ移動することで、前記開口部材が前記収容部材に対し移動することを特徴とする請求項2記載の帯状体収容装置。
【請求項4】
前記開口部は、前記帯状体を繰り出す繰出開口部であり、
前記収容部材は、使用前の帯状体を収容し、前記繰出開口部から前記帯状体を繰り出す繰出部を含むことを特徴とする請求項1または2記載の帯状体収容装置。
【請求項5】
前記開口部は、前記帯状体を巻き取る巻取開口部であり、
前記収容部材は、所望の処理が施された帯状体、または使用後の帯状体を収容し、前記巻取開口部から前記帯状体を巻き取る巻取部を含むことを特徴とする請求項1または2記載の帯状体収容装置。
【請求項6】
前記開口部は、前記帯状体を繰り出す繰出開口部、および前記帯状体を巻き取る巻取開口部であり、
前記収容部材は、使用前の帯状体を収容し、前記繰出開口部から前記帯状体を繰り出す繰出部と、所望の処理が施された帯状体、または使用後の前記帯状体を収容し、前記巻取開口部から前記帯状体を巻き取る巻取部と、に備えられることを特徴とする請求項1記載の帯状体収容装置。
【請求項7】
前記繰出開口部および前記巻取開口部は、前記帯状体の通過が可能で、且つ前記繰出開口部および前記巻取開口部よりも小さい開口が形成された繰出開口部材および巻取開口部材を有し、前記繰出開口部材および前記巻取開口部材は、前記ロール状に巻かれた帯状体のロール径の変化に連動して前記収容部材に対して移動することを特徴とする請求項6記載の帯状体収容装置。
【請求項8】
前記繰出開口部材および前記巻取開口部材は、前記収容部材内の前記ロール状に巻かれた帯状体の外径部に接触する方向へ付勢される接触部を有し、前記ロール径が増加するに従い、前記接触部が前記付勢に抗する方向へ移動することで、前記繰出開口部材および前記巻取開口部材が前記収容部材に対し移動することを特徴とする請求項7記載の帯状体収容装置。
【請求項9】
前記繰出開口部材と前記巻取開口部材とを接続する接続部材を備え、
前記繰出開口部材または前記巻取開口部材のいずれか一方は、前記収容部材内の前記ロール状に巻かれた帯状体の外径部に接触する方向へ付勢される接触部を有し、前記ロール径が増加するに従い、前記接触部が前記付勢に抗する方向へ移動することで、前記いずれか一方の開口部材が前記収容部材に対し移動するとともに、
前記接続部材を介して、もう一方の開口部材を移動させることを特徴とする請求項7記載の帯状体収容装置。
【請求項10】
前記繰出部と前記巻取部とが連結されていることを特徴とする請求項6記載の帯状体収容装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、帯状体収容装置、払拭装置、液体付与装置、液体付与システム、電極製造装置、電気化学素子製造装置、および帯状体の搬送方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、払拭ユニットと、洗浄液付与部とを備えたノズル面払拭装置が記載されており、このうち、払拭ユニットは、ウェブと、ウェブ搬送部と、これらの各部材を収納しかつ上面側が開口しているケースと、を有する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-205954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロール状に巻かれた帯状体を繰出部から繰り出し、繰り出された帯状体を用いて所望の処理を実行後、帯状体を巻取部で巻き取る構成は、特許文献1に示されたような払拭装置の他、例えば、インクリボンの送り機構や、長尺に連続した紙、フィルム、金属箔の搬送装置等、種々装置において用いられる。
【0005】
このような繰出・巻取方式が用いられる装置においては、帯状体が必要以上に露出していることが多く、例えば、繰出部においては、外部に存在する塵埃等の異物が使用前の帯状体に混入し、帯状体の状態を低下させてしまうという課題があった。また、巻取部においては、例えば、帯状体が揮発性溶剤と接する処理に用いられた場合、揮発性溶剤の揮発成分が揮発し、周囲環境を汚染してしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ロール状に巻かれた帯状体を収容する収容部材を有する帯状体収容装置であって、前記収容部材は、前記収容部材の内部と外部とを連通し、前記帯状体の通過が可能な開口部を備え、前記開口部は、前記収容部材内の、前記ロール状に巻かれた帯状体のロール径が最大のときに前記帯状体が通過する位置から、前記ロール径が最小のときに前記帯状体が通過する位置までの範囲を含むよう形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、帯状体への異物混入、および帯状体からの汚染物質の拡散を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
電極製造装置の一例を示す全体図。
払拭装置の一例を示す概略構成図。
実施形態に係る帯状体収容装置の第1の実施形態を模式的に示した構成図。
実施形態に係る帯状体収容装置の第2の実施形態を模式的に示した構成図。
実施形態に係る帯状体収容装置の第3の実施形態を模式的に示した構成図。
第1の実施形態の帯状体収容装置を用いた払拭装置の構成例を示す図。
第2の実施形態の帯状体収容装置を用いた払拭装置の構成例を示す図。
第3の実施形態の帯状体収容装置を用いた払拭装置の構成例を示す図。
開口部材を繰出部と巻取部の両方に備えた払拭装置の構成例を示す図。
開口部材を繰出部と巻取部の両方に備えた払拭装置の別の構成例を示す図。
実施形態に係る電極製造装置および電気化学素子製造装置を模式的に示した図。
電極印刷部の変形例を示す図。
図12の電極印刷部における電極素子の作製工程の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態を説明する。図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
<電極製造装置の全体構成例>
図1は、電極製造装置の一例を示す全体図である。
(【0011】以降は省略されています)

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