TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024126027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-19
出願番号
2024093465,2021551405
出願日
2024-06-10,2020-09-30
発明の名称
液晶配向剤、液晶配向膜、及び液晶表示素子
出願人
日産化学株式会社
代理人
弁理士法人T.S.パートナーズ
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07C
15/50 20060101AFI20240911BHJP(有機化学)
要約
【課題】 放射線等の照射によって化学変化を起こす光配向法による配向処理の場合でも、過酷な環境下での電圧保持率が高く、且つ液晶配向性が良好で、かつ、IPSやFFS方式の液晶表示素子で発生する焼き付きが抑制できる液晶表示素子を得るための液晶配向剤、液晶配向膜、液晶表示素子を提供する。
【解決手段】 下記式(1)で表される構造を2つ以上有する芳香族化合物を含有することを特徴とする。
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024126027000033.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">19</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">56</com:WidthMeasure> </com:Image> (Rは、水素原子又はメチル基である。ベンゼン環上の任意の水素原子は、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、炭素数1~6のアルキル基、炭素数1~6のアルコキシ基又はフッ素原子を含有する炭素数1~6の1価の有機基により置換されていてもよい。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(b-1)~(b-4)からなる群から選ばれるいずれかの芳香族化合物。
TIFF
2024126027000032.tif
52
139
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶配向剤、該液晶配向剤から得られる液晶配向膜、該液晶配向膜を使用した液晶表示素子、及び液晶配向剤に用いる新規化合物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液晶表示素子としては、電極構造や使用する液晶分子の物性等が異なる種々の駆動方式が開発されており、例えば、TN(Twisted Nematic)型やSTN(Super Twisted Nematic)型、VA(Vertical Alignment)型、IPS(In-Plane Switching)型、FFS(Finge Field Switching)型等の各種表示素子が知られている。これら液晶表示素子は、一般的に、液晶分子を配向させるための液晶配向膜を有する。
【0003】
液晶配向膜の材料としては、例えば、ポリアミック酸やポリアミック酸エステル、ポリイミド、ポリアミド等の重合体が知られている。現在、工業的に最も普及している液晶配向膜は、電極基板上に上記重合体を含む重合性組成物を用いて形成された膜の表面を、綿、ナイロン、ポリエステル等の布で一方向に擦る、いわゆるラビング処理を行うことで作製されている。
【0004】
ラビング処理は、簡便で生産性に優れた工業的に有用な方法である。しかし、液晶表示素子の高性能化、高精細化、大型化に伴い、ラビング処理で発生する配向膜の表面の傷、発塵、機械的な力や静電気による影響、更には、配向処理面内の不均一性等の種々の問題がある。
【0005】
ラビング処理に代わる方法としては、偏光された放射線の照射により、液晶配向能を付与する光配向法が知られている。光配向法による液晶配向処理は、光異性化反応を利用したもの、光架橋反応を利用したもの、光分解反応を利用したもの等が提案されている(非特許文献1参照)。特許文献1では、主鎖にシクロブタン環等の脂環構造を有するポリイミド膜を光配向法に用いることが提案されている。
【0006】
上記のような光配向法は、ラビングレスの配向処理方法として、工業的にも簡便な製造プロセスで生産できるだけでなく、IPS駆動方式やFFS駆動方式の液晶表示素子においては、ラビング処理法で得られる液晶配向膜に比べて、液晶表示素子のコントラストや視野角特性の向上が期待できるため、有望な液晶配向処理方法として注目されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平9-297313号公報
【非特許文献】
【0008】
「液晶光配向膜」木戸脇、市村 機能材料 1997年11月号 Vol.17、 No.11 13~22頁
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
近年、さらに液晶表示素子の使用範囲が拡大しており、液晶表示素子は、長時間、高温高湿の環境下や光の照射に曝された環境下で使用される場合がある。液晶配向膜としては、このような過酷な環境下での使用に耐え得ることが求められ、特に電圧保持率が高いことは重要な特性の一つとなっている。しかし、本願発明者の知見によると、放射線等の照射によって化学変化を起こす光配向法の場合、電圧保持率が低下しやすい傾向にあることが明らかとなった。加えて、光配向法による配向能付与を行った場合に、液晶配向性が十分でなかったり、例えば、IPS駆動方式やFFS駆動方式の液晶表示素子において焼き付きが問題になったりすることが明らかになった。
【0010】
従って、本発明は、放射線等の照射によって化学変化を起こす光配向法による配向処理の場合でも、過酷な環境下での電圧保持率が高く、且つ液晶配向性が良好で、かつ、IPS駆動方式やFFS駆動方式の液晶表示素子で発生する焼き付きが抑制できる液晶表示素子を得るための液晶配向剤、該液晶配向剤から得られる液晶配向膜、該液晶配向膜を有する液晶表示素子、更には、液晶配向剤に用いる新規化合物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日産化学株式会社
農薬粒状組成物
今日
日産化学株式会社
インドール化合物の製造方法
26日前
日産化学株式会社
剥離層形成用組成物、及び剥離層
20日前
日産化学株式会社
無血清培地中での細胞培養用下地材料
20日前
日産化学株式会社
ポリアミック酸の製造方法、及び剥離層形成用組成物の製造方法
20日前
日産化学株式会社
ポリアミック酸の製造方法、及び剥離層形成用組成物の製造方法
20日前
日産化学株式会社
有機溶媒の製造方法
1か月前
日産化学株式会社
切断可能なDNAコード化ライブラリ
1か月前
日産化学株式会社
光照射剥離用接着剤組成物及び積層体並びに積層体の製造方法及び剥離方法
27日前
小野薬品工業株式会社
GCL阻害剤
21日前
築野グループ株式会社
脂肪酸エステル
2か月前
築野グループ株式会社
脂肪酸エステル
2か月前
日本精化株式会社
ホスホコリン誘導体の製造方法
3か月前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
2か月前
東ソー株式会社
免疫グロブリン吸着剤の製造方法
3か月前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
1か月前
田岡化学工業株式会社
多環芳香族化合物の製造方法
27日前
学校法人近畿大学
アミロイド線維検出プローブ
1か月前
株式会社トクヤマ
ベンジルヒドラジン誘導体の製造方法
29日前
株式会社合同資源
α-ヨード置換カルボン酸
3か月前
三菱ケミカル株式会社
アセトキシアリル化合物の製造方法
3か月前
個人
希土類有機錯体及びその製造方法並び応用
20日前
ヤマナカヒューテック株式会社
反応生成物の製造方法
3か月前
日油株式会社
オルガノアシロキシシラン組成物
3か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機金属錯体、発光デバイス
1か月前
日本特殊陶業株式会社
反応装置
2か月前
三菱ケミカル株式会社
アセタール化合物の製造方法
3か月前
住友精化株式会社
アミノシルセスキオキサン
3か月前
東ソー株式会社
アデノ随伴ウイルス結合性タンパク質の精製方法
1か月前
東亞合成株式会社
ペプチドフラグメント及びその利用
1か月前
グリーンケミカルズ株式会社
4-ヒドロキシ安息香酸組成物
22日前
公立大学法人大阪
尿素化合物の製造方法
6日前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物、および発光デバイス
27日前
三菱ケミカル株式会社
ポリシロキサン及びその製造方法
3か月前
サンアプロ株式会社
金属錯塩色素
1か月前
国立大学法人富山大学
抗がん作用を有する化合物
1か月前
続きを見る
他の特許を見る