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公開番号2024125768
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033818
出願日2023-03-06
発明の名称車両点検装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20240911BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両の点検処理を精度良く行う。
【解決手段】PLC21は、車両10ごと且つ車両10の点検箇所ごとに点検箇所の正常な状態を示す撮像画像を学習させた複数の学習済モデル33の中から、車両10及び点検箇所に応じて使用する学習済モデル33を選定し、点検箇所の点検時の撮像画像を学習済モデル33に入力させ、学習済モデル33から出力された結果に基づいて車両10の点検処理を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両ごと且つ前記車両の点検箇所ごとに前記点検箇所の正常な状態を示す撮像画像を学習させた複数の学習済モデルの中から、前記車両及び前記点検箇所に応じて使用する前記学習済モデルを選定し、前記点検箇所の点検時の撮像画像を前記学習済モデルに入力させ、前記学習済モデルから出力された結果に基づいて前記車両の点検処理を実行する、車両点検装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両点検装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、車両ドアミラーに搭載した車室内撮影用カメラで撮影した画像を解析することで、忘れ物の有無を判断する車両点検装置が知られている（例えば特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－４６１４８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１の技術では、複数の車両及び複数の点検箇所に共通の基準で点検を行うと精度が悪くなる可能性がある。
【０００５】
そこで、本開示の技術は、上記課題に鑑み、車両の点検処理を精度良く行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するため、本開示の一態様によれば、
車両ごと且つ前記車両の点検箇所ごとに前記点検箇所の正常な状態を示す撮像画像を学習させた複数の学習済モデルの中から、前記車両及び前記点検箇所に応じて使用する前記学習済モデルを選定し、前記点検箇所の点検時の撮像画像を前記学習済モデルに入力させ、前記学習済モデルから出力された結果に基づいて前記車両の点検処理を実行する、車両点検装置が提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の一態様によれば、車両の点検処理を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
一実施形態に係る車両点検システムの概略構成図（ａ）及び制御構成図（ｂ）である。
一実施形態に係る、学習モデルの構成（ａ）、学習済モデルの構成（ｂ）、及び車両点検処理（ｃ）を示す図である。
一実施形態に係る車両点検処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。
【００１０】
（車両点検システムの構成）
図１（ａ）は一実施形態に係る車両点検システム１の概略構成図である。車両点検システム１は、車両１０と、車両１０を点検するロボット２０と、を備える。車両１０とロボット２０は、直接的に通信を行うように構成されるが、情報処理センター等に設置されるサーバ等の情報処理装置を経由して間接的に通信を行うように構成されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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