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公開番号2024125691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033684
出願日2023-03-06
発明の名称充放電システム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H02G 3/30 20060101AFI20240911BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】本願は、充放電ケーブルの根元の固定部分の強度を向上可能な充放電システムを開示する。
【解決手段】電動式移動体用の充放電システムであって、電動式移動体に接続可能な充放電ケーブルと、充放電ケーブルの端部がU字状の部品によって固定される板金を内蔵した充放電装置本体と、を備え、板金は、充放電ケーブルの端部が接触する接触部が、U字状の部品を留める周辺部よりも充放電ケーブル側に隆起している、充放電システムである。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電動式移動体用の充放電システムであって、
前記電動式移動体に接続可能な充放電ケーブルと、
前記充放電ケーブルの端部がU字状の部品によって固定される板金を内蔵した充放電装置本体と、を備え、
前記板金は、前記充放電ケーブルの端部が接触する接触部が、前記U字状の部品を留める周辺部よりも前記充放電ケーブル側に隆起している、
充放電システム。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記接触部は、前記充放電ケーブルの長手方向に対し交差する方向に沿って延在するように隆起する第1隆起部を有する、
請求項1に記載の充放電システム。
【請求項3】
前記接触部は、前記充放電ケーブルの長手方向に沿って延在するように隆起する第2隆起部を有する、
請求項1に記載の充放電システム。
【請求項4】
前記接触部は、長辺が前記充放電ケーブルの長手方向に沿って延在する略長方形に隆起している、
請求項1に記載の充放電システム。
【請求項5】
前記U字状の部品は、前記接触部を跨ぐ位置で前記板金に留められている、
請求項1から4の何れか一項に記載の充放電システム。
【請求項6】
前記充放電ケーブルは、芯線の太さが異なる2種以上のケーブルを束ねたものである、
請求項1に記載の充放電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充放電システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気モータの動力で駆動する電動式自動車等の各種電動式移動体が普及しつつある。これに伴い、駆動用の電気モータへ給電するバッテリ(「メインバッテリ」或いは「走行用バッテリ」とも呼ばれる)の充電等を司る電気設備の開発も盛んに行われている。
【0003】
電動式移動体へ給電してバッテリの充電を行う充電設備、或いは、バッテリの充電とバッテリから外部への放電(給電)の両方を司る充放電設備(例えば、「V2H(Vehicle to Home)」或いは「V2G(Vehicle to Grid)」とも呼ばれる)といった充放電システムには、電動式移動体に着脱される充放電ケーブルが備わっている。
【0004】
充放電ケーブルは、電動式移動体に接続されない状態においては、例えば、巻いた状態でケーブルホルダに保管される。また、充放電ケーブルは、電動式移動体に接続された状態においては、本体から地面へ垂れ下がった状態で電動式移動体の接続口へ引き回される(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2020/170442号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
充放電ケーブルは、電動式移動体の周囲に引き回された状態で用いられるので、付近を通行する人の接触等により、充放電ケーブルが引っ張られる可能性がある。充放電ケーブルが引っ張られると、充放電ケーブルの根元の固定部分の変形により、充放電ケーブルが固定部分から外れる可能性がある。
【0007】
そこで、本願は、充放電ケーブルの根元の固定部分の強度を向上可能な充放電システムを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明では、充放電ケーブルの端部が接触する板金の接触部を、U字状の部品を留める周辺部よりも充放電ケーブル側に隆起させることにした。
【0009】
詳細には、電動式移動体用の充放電システムであって、電動式移動体に接続可能な充放電ケーブルと、充放電ケーブルの端部がU字状の部品によって固定される板金を内蔵した充放電装置本体と、を備え、板金は、充放電ケーブルの端部が接触する接触部が、U字状の部品を留める周辺部よりも充放電ケーブル側に隆起している、充放電システムである。
【0010】
このような充放電システムであれば、充放電ケーブルが引っ張られて充放電ケーブルの根元の固定部分に荷重が加わっても、充放電ケーブルの端部が接触している板金の接触部の変形が隆起による補強効果によって可及的に抑制される。このため、充放電ケーブルの根元の固定部分の強度が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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