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公開番号2024125241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-17
出願番号2023033263
出願日2023-03-04
発明の名称接客支援装置、接客支援方法及び接客支援プログラム
出願人KINDLER株式会社
代理人弁理士法人伊藤IP特許事務所
主分類G06Q 30/015 20230101AFI20240909BHJP(計算;計数)
要約【課題】所定の接客行為を好適に支援することができる技術を提供する。
【解決手段】本開示の接客支援装置は、所定の接客行為を支援するための接客支援装置である。そして、この接客支援装置は、顧客ユーザから、所定の商品又は/及び所定のサービスの購買希望を含んだ問診情報を取得することと、顧客ユーザの顔が撮影された顔画像データを取得するとともに、所定の教師データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに該顔画像データを入力することで、該顧客ユーザの顔分析データを取得することと、問診情報及び顔分析データに基づいて、購買希望に対する所定のレコメンド情報を顧客ユーザに提供することと、を実行する制御部を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定の接客行為を支援するための接客支援装置であって、
顧客ユーザから、所定の商品又は/及び所定のサービスの購買希望を含んだ問診情報を取得することと、
前記顧客ユーザの顔が撮影された顔画像データを取得するとともに、所定の教師データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに該顔画像データを入力することで、該顧客ユーザの顔分析データを取得することと、
前記問診情報及び前記顔分析データに基づいて、前記購買希望に対する所定のレコメンド情報を前記顧客ユーザに提供することと、
を実行する制御部を備える、接客支援装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記購買希望は、化粧品又は美容品又は服飾品を含んだ前記商品、又は/及び美容又は理容に関する前記サービスについての購買希望であって、
前記制御部は、
前記顔画像データに基づいて、前記顧客ユーザの両目の中心と鼻柱との位置関係を算出するとともに前記顧客ユーザの顔輪郭の形を分類し、該位置関係と該顔輪郭の形とに基づいて、前記顧客ユーザの顔タイプを、穏やか且つ直線的な第1タイプ、又は穏やか且つ曲線的な第2タイプ、又は鋭く且つ直線的な第3タイプ、又は鋭く且つ曲線的な第4タイプに分類することで、前記顔分析データを取得し、
前記レコメンド情報として、前記顔タイプの印象に合致した前記商品又は/及び前記サービスに関する情報、又は前記顔タイプの印象とは真逆の印象に合致した前記商品又は/及び前記サービスに関する情報を提供する、
請求項1に記載の接客支援装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記商品又は/及び前記サービスを説明するための仮想店員であるアバター店員を生成することを、更に実行し、
前記レコメンド情報を提供するとき、前記アバター店員に、前記顧客ユーザの前記顔タイプの印象に合致した該アバター店員の表情又は/及びジェスチャーを伴った該レコメンド情報の説明を実行させる、
請求項2に記載の接客支援装置。
【請求項4】
前記購買希望は、美容医療に関する前記サービスについての購買希望であって、
前記制御部は、
前記顔画像データに基づいて、前記顧客ユーザの顔の各部位を数値化することで、前記顔分析データを取得し、
前記レコメンド情報として、数値化された前記顧客ユーザの顔の各部位の比率を人に最も美感を与える所定の黄金比とする前記サービスに関する情報を提供する、
請求項1に記載の接客支援装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記顧客ユーザに前記サービスを提供する店舗の店員から、該店舗における該サービスにおいて推奨される顔の各部位の推奨数値を取得し、
前記レコメンド情報として、数値化された前記顧客ユーザの顔の各部位を前記推奨数値とする前記サービスに関する情報を提供する、
請求項4に記載の接客支援装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記顔画像データに基づいて、前記顧客ユーザの顔全体について肌の色調の変化を判定することで、前記顔分析データを取得し、
前記レコメンド情報として、前記顔分析データに基づいて推定される前記顧客ユーザの顔の肌状態を改善させるための前記商品又は/及び前記サービスに関する情報を提供する、
請求項1に記載の接客支援装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記顧客ユーザの顔の肌の色調が、点状に変化している部分を毛穴又はニキビと判定し、線状に変化している部分をシワと判定する、
請求項6に記載の接客支援装置。
【請求項8】
前記購買希望は、美容医療に関する前記サービスについての購買希望であって、
前記制御部は、
前記問診情報及び前記顔分析データに基づいて、前記購買希望に対応した前記顧客ユーザの顔画像合成データ、又は前記購買希望に対応した前記顧客ユーザのアバター顔画像データを生成することを、更に実行し、
前記レコメンド情報として、前記顧客ユーザへの前記サービスの施術を想定した場合の該施術後のイメージについて、前記顔画像合成データにおいて複数のパターンが生成されたイメージ画像情報、又は前記アバター顔画像データにおいて複数のパターンが生成されたイメージ画像情報を提供する、
請求項1に記載の接客支援装置。
【請求項9】
所定の接客行為を支援するための接客支援方法であって、
コンピュータが、
顧客ユーザから、所定の商品又は/及び所定のサービスの購買希望を含んだ問診情報を取得することと、
前記顧客ユーザの顔が撮影された顔画像データを取得するとともに、所定の教師データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに該顔画像データを入力することで、該顧客ユーザの顔分析データを取得することと、
前記問診情報及び前記顔分析データに基づいて、前記購買希望に対する所定のレコメンド情報を前記顧客ユーザに提供することと、
を実行する接客支援方法。
【請求項10】
所定の接客行為を支援するための接客支援プログラムであって、
コンピュータに、
顧客ユーザから、所定の商品又は/及び所定のサービスの購買希望を含んだ問診情報を取得することと、
前記顧客ユーザの顔が撮影された顔画像データを取得するとともに、所定の教師データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに該顔画像データを入力することで、該顧客ユーザの顔分析データを取得することと、
前記問診情報及び前記顔分析データに基づいて、前記購買希望に対する所定のレコメンド情報を前記顧客ユーザに提供することと、
を実行させる接客支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の接客行為を支援するための接客支援装置、接客支援方法及び接客支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
美容やメイク、ファッションに関連するサービスや商品の提供を受けようとするとき、顧客は、先ず、それについての情報収集を行い、次に、自分に合うサービスや商品を選択する意思決定を行い、実際にサービスや商品の提供を受け、その後にSNS等での情報の拡散やリピートを行うという行動パターンをとる傾向にある。そして、上記の行動パターンの中で、顧客は、サロン等の店舗でアドバイスを受けながら、自分に合うサービスや商品を選択する意思決定を行うことが多い。
【0003】
一方で、専門家による診断やカウンセリングを受けるには、場所、時間、金銭的な問題があり、また、対面での長時間の診断やカウンセリングには、感染症予防の点でリスクがある。そのため、例えば、20-30代の女性300人に対するアンケートでは、上述した行動パターンにおける顧客課題として、自分に合うサービスや商品を選択する意思決定を行うことが最も上位にランクされている。そこで、顧客自らが自分に合うサービスや商品をシミュレーションできる技術が開発されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、ユーザの似顔絵データを作成し、メーカ端末からの化粧品データを用いて該似顔絵データを加工可能に構成されたユーザ端末を備え、メーカ端末が、ユーザによって加工された似顔絵データを添削、分析する化粧シミュレーションシステムが開示されている。この技術によれば、ユーザは販売店などに出向かなくても自分に合った適切な化粧方法を学習することができ、メーカはユーザに合った化粧品の宣伝を行うことができると共に、ユーザの化粧品選択の傾向を知ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-221896号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
美容医療やエステサロン、ヘアサロン、又は化粧品販売などにおいて行われる接客行為では、顧客は、店舗スタッフ等から診断やカウンセリングを受けたうえで、これらに関連するサービスや商品の提供を受けているという実態がある。しかしながら、顧客は、上記の診断やカウンセリングを手軽に受けることができないことに課題を感じており、自分に合うサービスや商品の選択の意思決定について、自身で的確に判断できる技術が望まれていた。
【0007】
ここで、特許文献1に記載の技術によれば、ユーザは、自身の似顔絵データに対して、メーカ端末から提供された化粧品データを用いて加工を行うことで、化粧シミュレーションをすることができるため、メイクに関連するサービスや商品の提供を受けようとするとき、該化粧シミュレーションに基づいて、事前に自分に合うサービスや商品を選択し易くなるようにも思われる。しかしながら、この場合、ユーザは、自身で上記の化粧品データを用いて加工を行う必要があり、且つ、添削される似顔絵データもあくまでユーザ自身が加工したものであるため、店舗スタッフによる診断やカウンセリングのような客観的なレコメンドをユーザが得ることは困難である。
【0008】
本開示の目的は、所定の接客行為を好適に支援することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の接客支援装置は、所定の接客行為を支援するための接客支援装置である。そして、この接客支援装置は、顧客ユーザから、所定の商品又は/及び所定のサービスの購買希望を含んだ問診情報を取得することと、前記顧客ユーザの顔が撮影された顔画像データを取得するとともに、所定の教師データを用いて学習を行うことにより構築された事前学習モデルに該顔画像データを入力することで、該顧客ユーザの顔分析データを取得することと、前記問診情報及び前記顔分析データに基づいて、前記購買希望に対する所定のレコメンド情報を前記顧客ユーザに提供することと、を実行する制御部を備える。
【0010】
ここで、上記の接客行為とは、例えば、美容医療やエステサロン、ヘアサロン、又は化粧品販売において行われる接客行為である。そして、上記の接客支援装置では、顧客ユーザに対して上記のレコメンド情報が提供されることで、例えば、顧客ユーザが店舗へ来店する前段階においても、接客行為が好適に支援され得る。詳しくは、顧客ユーザは、商品やサービスの購買希望と自身の顔画像を入力するだけで、例えば、美容やメイク、ファッションに関する悩みやなりたい姿についての客観的なレコメンド情報を得ることができる。そうすると、顧客ユーザは、上記の悩みやなりたい姿についての診断やカウンセリングに準ずる情報を手軽に入手することができ、自分に合うサービスや商品の選択の意思決定をし易くなる。そうすると、例えば、顧客ユーザの店舗への来店が促進されることになり、以て、顧客ユーザが店舗へ来店する前段階においても、接客行為が支援され得る。一方、店舗のスタッフは、顧客ユーザの上記の悩みやなりたい姿についてのレコメンド情報を把握することができるため、顧客ユーザが実際に店舗へ来店した際の接客行為をより円滑に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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