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公開番号2024124656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032480
出願日2023-03-03
発明の名称料金精算システム
出願人日本信号株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240906BHJP(計算;計数)
要約【課題】時間単位での割引権利が複数ある場合において割引権利を効率的に適用して利用料金を算出する料金精算システムを提供すること。
【解決手段】料金精算システム100は、時間単位の割引権利に関する割引情報を複数取得した場合に、割引権利の順列を作成し、順列の中から最大の割引きがなされる適用順列を算出する割引算出装置11aと、適用順列に基づく割引額を反映して利用料金を算出する料金算出装置11bと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
時間単位の割引権利に関する割引情報を複数取得した場合に、前記割引権利の順列を作成し、前記順列の中から最大の割引きがなされる適用順列を算出する割引算出装置と、
前記適用順列に基づく割引額を反映して利用料金を算出する料金算出装置と、
を備える料金精算システム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記割引算出装置は、各順列に対応して、前記割引権利毎に割引額と割引に寄与しない余剰時間とを算出し、前記割引額の合計が最大であり、前記余剰時間の合計が最小値に近い組み合わせを前記適用順列として選択する、請求項1に記載の料金精算システム。
【請求項3】
前記割引情報は、前記割引権利により無料で利用可能な割引時間を含み、
前記割引算出装置は、前記割引権利毎に、前記割引時間が利用時間帯に応じた課金時間の合計以上である場合、前記割引時間を前記割引額に換算する、請求項1に記載の料金精算システム。
【請求項4】
前記利用料金を精算処理する精算機を備え、
前記精算機は、前記割引算出装置と前記料金算出装置とを有する、請求項1に記載の料金精算システム。
【請求項5】
前記割引情報を記録する記憶装置を有する管理装置を備え、
前記割引算出装置は、前記記憶装置から前記割引情報を取得する、請求項1に記載の料金精算システム。
【請求項6】
前記管理装置は、前記割引算出装置と、前記料金算出装置とを有する、請求項5に記載の料金精算システム。
【請求項7】
前記利用料金を精算処理する精算機を備え、
前記精算機は、前記料金算出装置を有し、
前記管理装置は、前記割引算出装置を有する、請求項5に記載の料金精算システム。
【請求項8】
前記割引算出装置は、前記割引権利の選択に応じて、前記記憶装置から前記割引情報を取得する、請求項5に記載の料金精算システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、利用料金に関して複数の割引権利を適用する料金精算システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
駐車場の割引サービスを提供するためのシステムが開示されている(特許文献1)。特許文献1のシステムでは、出庫時において、精算機に駐車券を挿入すると、駐車情報及び割引情報が読み込まれ、割引情報を反映した駐車料金が算出される。
【0003】
特許文献1のシステムは、時間単位での割引権利が複数ある場合において、割引した駐車料金を適切に算出する方法については記載がない。時間単位での割引権利は、課金時間単位で料金を無料とするものであり、課金時間に対応する割引時間に基づく割引額により料金が割引されるものである。割引時間と料金の課金に用いられる単位時間とが倍数の関係でない組み合わせが存在する場合、割引権利の適用順序によって割引額が異なる場合がある。これを解決するために、複数の割引権利における割引時間の合計を算出し、利用開始時刻に対して割引時間の合計分だけ課金対象の開始時刻をシフトさせることが考えられるが(図5参照)、最大料金が設定されている場合に割引が適切に行われないという問題が生じうる。ここで、最大料金は、長時間利用の場合に駐車料金が所定の金額となるサービスである。なお、最大料金の設定には種類があり、例えば時間制限がある場合、適用時間帯が指定される場合、最大料金の繰り返し適用が制限される場合等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-37360号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、時間単位での割引権利が複数ある場合において割引権利を効率的に適用して利用料金を算出する料金精算システムを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る料金精算システムは、時間単位の割引権利に関する割引情報を複数取得した場合に、割引権利の順列を作成し、順列の中から最大の割引きがなされる適用順列を算出する割引算出装置と、適用順列に基づく割引額を反映して利用料金を算出する料金算出装置と、を備える。
【0007】
上記料金精算システムによれば、時間単位の割引権利を複数利用する場合に、割引算出装置において割引権利を最も効率良く適用する適用順列を算出し、適用順列に基づく割引額を利用料金に反映させる。これにより、利用者が複雑な操作を行うことなく保有する割引権利を最大限受益することができる。
【0008】
本発明の具体的な側面によれば、上記料金精算システムにおいて、割引算出装置は、各順列に対応して、割引権利毎に割引額と割引に寄与しない余剰時間とを算出し、割引額の合計が最大であり、余剰時間の合計が最小値に近い組み合わせを適用順列として選択する。この場合、割引に寄与しない無駄な時間を減らしつつ、割引額が最大となる順列を選択することができる。
【0009】
本発明の別の側面によれば、割引情報は、割引権利により無料で利用可能な割引時間を含み、割引算出装置は、割引権利毎に、割引時間が利用時間帯に応じた課金時間の合計以上である場合、割引時間を割引額に換算する。ここで、課金時間の合計は、複数回の課金時間の合計に限らず、1回の課金時間のみも含む。この場合、割引算出装置は、割引時間が課金時間の合計以上である割引権利をその時間帯の割引権利として利用し、課金時間の合計よりも短い割引権利を割引権利として利用しない。これにより、割引に適用できない割引権利を自動的に取捨選択することができる。
【0010】
本発明のさらに別の側面によれば、利用料金を精算処理する精算機を備え、精算機は、割引算出装置と料金算出装置とを有する。この場合、精算機によって駐車場等の現場での精算処理を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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