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公開番号2024124526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2024109470,2023094457
出願日2024-07-08,2019-02-14
発明の名称映像の符号化装置、映像の復号化装置、映像の符号化方法、及び、映像の復号化方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04N 19/105 20140101AFI20240905BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画面内予測に使用される画像の使用範囲を適応的に制御すること。
【解決手段】画面内予測装置100は、処理対象ブロックのための画面内予測に使用される候補画像の位置と上記処理対象ブロックが属するユニットの位置との関係に基づいて、上記画面内予測に使用される画像の使用範囲のうちの上記ユニットの端部を所定方向にまたいで上記画面内予測に使用される部分範囲を、所定の最大範囲以下に制御する制御部115を備える。
【選択図】図7


特許請求の範囲【請求項1】
処理対象ブロックのための画面内予測に使用される画像の使用範囲を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記使用範囲を、符号化ツリーユニットの端部を所定方向にまたいで前記画面内予測に使用可能な第1の最大範囲以下に制御し、
前記使用範囲を前記第1の最大範囲以下に制御しない場合に、前記使用範囲を、前記第1の最大範囲よりも大きい第2の最大範囲以下に制御し、
前記使用範囲が前記第2の最大範囲以下に制御される場合、前記使用範囲は複数のラインを含み、かつ、前記複数のラインのうちの少なくとも一つが前記処理対象ブロックのための画面内予測に使用され、
前記複数のラインの全てが連続して配置されている、映像の符号化装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
処理対象ブロックのための画面内予測に使用される画像の使用範囲を制御することを含み、
前記制御することは、
前記使用範囲を、符号化ツリーユニットの端部を所定方向にまたいで前記画面内予測に使用可能な第1の最大範囲以下に制御することと、
前記使用範囲を前記第1の最大範囲以下に制御しない場合に、前記使用範囲を、前記第1の最大範囲よりも大きい第2の最大範囲以下に制御することと、
を含み、
前記使用範囲が前記第2の最大範囲以下に制御される場合、前記使用範囲は複数のラインを含み、かつ、前記複数のラインのうちの少なくとも一つが前記処理対象ブロックのための画面内予測に使用され、
前記複数のラインの全てが連続して配置されている、
映像の符号化方法。
【請求項3】
処理対象ブロックのための画面内予測に使用される画像の使用範囲を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記使用範囲を、符号化ツリーユニットの端部を所定方向にまたいで前記画面内予測に使用可能な第1の最大範囲以下に制御し、
前記使用範囲を前記第1の最大範囲以下に制御しない場合に、前記使用範囲を、前記第1の最大範囲よりも大きい第2の最大範囲以下に制御し、
前記使用範囲が前記第2の最大範囲以下に制御される場合、前記使用範囲は複数のラインを含み、かつ、前記複数のラインのうちの少なくとも一つが前記処理対象ブロックのための画面内予測に使用され、
前記複数のラインの全てが連続して配置されている、映像の復号化装置。
【請求項4】
処理対象ブロックのための画面内予測に使用される画像の使用範囲を制御することを含み、
前記制御することは、
前記使用範囲を、符号化ツリーユニットの端部を所定方向にまたいで前記画面内予測に使用可能な第1の最大範囲以下に制御することと、
前記使用範囲を前記第1の最大範囲以下に制御しない場合に、前記使用範囲を、前記第1の最大範囲よりも大きい第2の最大範囲以下に制御することと、
を含み、
前記使用範囲が前記第2の最大範囲以下に制御される場合、前記使用範囲は複数のラインを含み、かつ、前記複数のラインのうちの少なくとも一つが前記処理対象ブロックのための画面内予測に使用され、
前記複数のラインの全てが連続して配置されている、
映像の復号化方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像符号化又は映像復号化装置、映像符号化又は映像復号方法、映像符号化又は映像復号処理のためのプログラム、及び記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
画面内予測符号化では、処理対象ブロックに隣接する再構築画像から画面内予測画像を生成する。例えば非特許文献1に記載されているHEVC(High Efficiency Video Coding)規格などでは、処理対象ブロックに対してそれぞれ左方向に隣接する1画素及び上方向に隣接する1画素に対応する再構築画像を参照範囲に設定することで、画面内予測画像を生成する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
R. Joshi et al., " High Efficiency Video Coding (HEVC) Screen Content Coding: Draft 5" document JCTVC-V1005, Joint Collaborative Team on Video Coding (JCT-VC) of ITU-T SG 16 WP 3 and ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11, 22nd Meeting: Geneva, CH, 15-21 Oct. 2015.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画面内予測に使用される画像の使用範囲を拡大すると、その拡大する範囲に応じて、映像符号化装置および映像復号装置で用いられるラインバッファのサイズ要求が増大するという問題がある。このため、画面内予測に使用される画像の使用範囲を適応的に制御することが望まれる。
【0005】
本発明の目的は、画面内予測に使用される画像の使用範囲を適応的に制御することを可能にする映像符号化又は映像復号装置、映像符号化又は映像復号方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの態様によれば、映像符号化又は映像復号装置は、処理対象ブロックのための画面内予測に使用される候補画像の位置と前記処理対象ブロックが属するユニットの位置との関係に基づいて、前記画面内予測に使用される画像の使用範囲のうちの前記ユニットの端部を所定方向にまたいで前記画面内予測に使用される部分範囲を、所定の最大範囲以下に制御する制御部を備える。
【0007】
本発明の一つの態様によれば、映像符号化又は映像復号方法は、処理対象ブロックのための画面内予測に使用される候補画像の位置と前記処理対象ブロックが属するユニットの位置との関係に基づいて、前記画面内予測に使用される画像の使用範囲のうちの前記ユニットの端部を所定方向にまたいで前記画面内予測に使用される部分範囲を、所定の最大範囲以下に制御すること、を含む。
【0008】
本発明の一つの態様によれば、プログラムは、処理対象ブロックのための画面内予測に使用される候補画像の位置と前記処理対象ブロックが属するユニットの位置との関係に基づいて、前記画面内予測に使用される画像の使用範囲のうちの前記ユニットの端部を所定方向にまたいで前記画面内予測に使用される部分範囲を、所定の最大範囲以下に制御すること、を含む映像符号化又は映像復号処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0009】
本発明の一つの態様によれば、記録媒体は、処理対象ブロックのための画面内予測に使用される候補画像の位置と前記処理対象ブロックが属するユニットの位置との関係に基づいて、前記画面内予測に使用される画像の使用範囲のうちの前記ユニットの端部を所定方向にまたいで前記画面内予測に使用される部分範囲を、所定の最大範囲以下に制御すること、を含む映像符号化又は映像復号処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一つの態様によれば、画面内予測に使用される画像の使用範囲を適応的に制御することが可能になる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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