TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024125006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-13
出願番号
2023033054
出願日
2023-03-03
発明の名称
アクセス制御システム、アクセス制御方法、およびアクセス制御プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
21/55 20130101AFI20240906BHJP(計算;計数)
要約
【課題】セキュリティ要求を満たしつつワークロードを削減する。
【解決手段】ネットワークシステムにおける動的リスク要因を分析してアクセス制御精度(access control granularity)を決定するワークロード分配制御機能と、前記アクセス制御精度に対応するアクセス制御ポリシーをコアポリシーから選択し、選択した前記アクセス制御ポリシーをフィルタリングPEP(Policy Enforcement Point)制御部および高精度PEP(Policy Enforcement Point)制御部に分配するポリシー選択機能とを備えるアクセス制御システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークシステムにおける動的リスク要因を分析してアクセス制御精度(access control granularity)を決定するワークロード分配制御機能と、
前記アクセス制御精度に対応するアクセス制御ポリシーをコアポリシーから選択し、選択した前記アクセス制御ポリシーをフィルタリングPEP(Policy Enforcement Point)制御部および高精度PEP(Policy Enforcement Point)制御部に分配するポリシー選択機能と
を備えるアクセス制御システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記コアポリシーは、1つの高精度アクセス制御ポリシーと、前記高精度アクセス制御ポリシーからより低精度な形式に変換された1以上のより低精度なアクセス制御ポリシーとを含み、
前記より低精度なアクセス制御ポリシーは、その許可の決定が、デバイス、リソースおよびネットワークの現在の状態での高精度アクセス制御ポリシーの許可の決定と一致するように選択される
請求項1に記載のアクセス制御システム。
【請求項3】
前記高精度アクセス制御ポリシーは、アプリケーション層でのアクセス制御リストであり、低精度な形式の前記アクセス制御ポリシーはその一部を置き換えたネットワーク層のアクセス制御リストである
請求項2に記載のアクセス制御システム。
【請求項4】
前記ワークロード分配制御機能は、状態に応じて変化するデバイスのリスクスコアを計算し、ポリシー選択機能は、リスクスコアが高いか低いときには低精度ポリシーを選択し、リスクが中程度なときには高精度ポリシーを選択する
請求項3に記載のアクセス制御システム。
【請求項5】
選択された前記アクセス制御ポリシーを実行するために、低精度ポリシーを実装する1つのPEPと、詳細ポリシーを実装する他のPEPの少なくとも2つのPEPを直列に備える
請求項3に記載のアクセス制御システム。
【請求項6】
ネットワークシステムにおける動的リスク要因を分析することによりアクセス制御精度を決定することと、
前記アクセス制御精度に対応するアクセス制御ポリシーをコアポリシーから選択することと、
選択された前記アクセス制御ポリシーをフィルタリングPEP(Policy Enforcement Point)制御部および高精度PEP(Policy Enforcement Point)制御部に分配することと
を含むアクセス制御方法。
【請求項7】
前記コアポリシーは、1つの高精度アクセス制御ポリシーと、前記高精度アクセス制御ポリシーからより低精度な形式に変換された1以上のより低精度なアクセス制御ポリシーとを含み、
前記より低精度なアクセス制御ポリシーは、その許可の決定が、デバイス、リソースおよびネットワークの現在の状態での高精度アクセス制御ポリシーの許可の決定と一致するように選択される
請求項6に記載のアクセス制御方法。
【請求項8】
前記高精度アクセス制御ポリシーは、アプリケーション層でのアクセス制御リストであり、低精度な形式のアクセス制御ポリシーはその一部を置き換えたネットワーク層のアクセス制御リストである
請求項6に記載のアクセス制御方法。
【請求項9】
状態に応じて変化するデバイスのリスクスコアを計算することと、
リスクスコアが高いか低いときには低精度ポリシーを選択することと、
リスクが中程度なときには高精度ポリシーを選択することと
をさらに含む請求項8に記載のアクセス制御方法。
【請求項10】
ネットワークシステムにおける動的リスク要因を分析することによりアクセス制御精度を決定することと、
前記アクセス制御精度に対応するアクセス制御ポリシーをコアポリシーから選択することと、
選択された前記アクセス制御ポリシーをフィルタリングPEP(Policy Enforcement Point)制御部および高精度PEP(Policy Enforcement Point)制御部に分配することと
をコンピュータに指示するアクセス制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークシステムの最適なパフォーマンスを実現するためのアクセス制御システム、アクセス制御方法、およびアクセス制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
アクセス制御は、ネットワーク攻撃を防ぐための代表的なセキュリティツールである。アクセス制御において、最初のステップは、誰がどのような操作をその上で実行できるかを定義するポリシールールを作成することである。そして、それらのルールに従って、ユーザのアクションが許可または拒否される。
【0003】
ファイアウォールはアクセス制御の一類型であり、予め定義されたポリシールールに基づいてパケットごとの処理を許可したり、拒否したりする。特許文献1は、アプリケーションのセキュリティ要件のみに従って、アクセス制御精度が選択されるファイアウォールシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開US2007/0234414A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
なお、上記先行技術文献の開示は、本書に引用をもって組み込まれるものとする。以下の分析は、本発明者らによってなされた。
【0006】
高精度(アプリケーション層とネットワーク層の両方におけるアクセス制御)はセキュリティを向上させるが、アクセス制御のワークロードを大幅に増加させる。低精度(ネットワーク層のみにおけるアクセス制御)はワークロードの軽減に役立つが、不十分なセキュリティしか提供し得ない。アクセス制御精度(高精度または低精度)に応じて、セキュリティとワークロードの間にトレードオフが存在する。
【0007】
さらに、セキュリティ要件を満たしつつ、ワークロードを軽減するアクセス制御精度の最良の選択は、環境の変化(ダイナミックさ;dynamicity)に応じて変化する。セキュリティ要件を満たしつつワークロードを軽減できるようにアクセス制御精度(granularity)を動的に決定し、決定した精度に適したポリシールールを適用することが要求される。
【0008】
本開示の目的は、上述した課題の観点から、セキュリティ要件を満たしつつ、ワークロードの軽減に寄与するアクセス制御システム、アクセス制御方法、およびアクセス制御プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の視点によれば、ネットワークシステムにおける動的リスク要因を分析してアクセス制御精度(access control granularity)を決定するワークロード分配制御機能と、前記アクセス制御精度に対応するアクセス制御ポリシーをコアポリシーから選択し、選択した前記アクセス制御ポリシーをフィルタリングPEP(Policy Enforcement Point)制御部および高精度PEP(Policy Enforcement Point)制御部に分配するポリシー選択機能とを備えるアクセス制御システムが提供される。
【0010】
本発明の第2の視点によれば、ネットワークシステムにおける動的リスク要因を分析することによりアクセス制御精度を決定することと、前記アクセス制御精度に対応するアクセス制御ポリシーをコアポリシーから選択することと、選択された前記アクセス制御ポリシーをフィルタリングPEP(Policy Enforcement Point)制御部および高精度PEP(Policy Enforcement Point)制御部に分配することとを含むアクセス制御方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本電気株式会社
波長可変レーザ
1か月前
日本電気株式会社
半導体光増幅素子
1か月前
日本電気株式会社
システム及びその方法
1か月前
日本電気株式会社
受信装置および通信装置
27日前
日本電気株式会社
対応付けシステムおよび方法
1か月前
日本電気株式会社
物体検出装置および物体検出方法
6日前
日本電気株式会社
提案装置、提案方法及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
サーバ、推定方法、およびシステム
6日前
日本電気株式会社
量子デバイス及び量子デバイス製造方法
6日前
日本電気株式会社
評価装置、評価プログラム及び評価方法
1か月前
日本電気株式会社
コード変換装置、方法およびプログラム
1か月前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
6日前
日本電気株式会社
海底分岐装置及び海底分岐装置の制御方法
7日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
20日前
日本電気株式会社
アンテナ装置、処理方法、およびプログラム
21日前
日本電気株式会社
測定システム、処理方法、およびプログラム
1か月前
日本電気株式会社
デジタル署名システムと方法並びに記録媒体
6日前
日本電気株式会社
変調制御装置、変調制御方法及びプログラム
7日前
日本電気株式会社
制御装置、制御方法、および制御プログラム
1か月前
日本電気株式会社
位置推定装置、位置推定方法及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
広告表示装置、広告表示方法、及びプログラム
27日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
7日前
日本電気株式会社
ハニカムコアを含む放熱板およびその製造方法
21日前
日本電気株式会社
点検支援装置、点検支援方法、及びプログラム
27日前
日本電気株式会社
複合材料、ボロメータ、及び複合材料形成方法
22日前
日本電気株式会社
異常判定システム、異常判定方法、プログラム
27日前
日本電気株式会社
運行支援装置、運行支援方法、及びプログラム
6日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
7日前
日本電気株式会社
行動判定装置、行動判定方法、及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
デジタル署名システムと方法並びにプログラム
6日前
日本電気株式会社
物体検知装置、物体検知方法およびプログラム
1か月前
日本電気株式会社
原子発振器、制御方法、制御装置、プログラム
6日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
1か月前
日本電気株式会社
異常解析装置、異常解析方法、及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
1か月前
日本電気株式会社
文章生成装置、文章生成方法、及び、プログラム
22日前
続きを見る
他の特許を見る