TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024125353
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-18
出願番号2024100398,2022180242
出願日2024-06-21,2019-08-07
発明の名称方法、UE、及びAMFノード
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04W 48/04 20090101AFI20240910BHJP(電気通信技術)
要約【課題】User Equipment(UE)が5Gシステムのサービス許可エリアに入った場合にのみProtocol Data Unit(PDU)セッション確立を開始する方法及びそのUEを提供する。
【解決手段】5Gシステムにおいて、UEは、AMFノードにregistration requestメッセージを送信し、AMFノードから、登録手続き中にData Network Name(DNN)及びSingle Network Slice Selection Assistance Information(SーNSSAI)毎のエリア情報を含むregistration acceptメッセージを受信する。UEは、DNN及びSーNSSAI毎のエリアに入った場合にのみDNN及びSーNSSAIのPDUセッションを開始する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
User Equipment(UE)のための方法であって、
Access and Mobility Management Function(AMF)ノードにregistration requestメッセージを送信し、
前記AMFノードから、登録手続き中にData Network Name (DNN)およびSingle Network Slice Selection Assistance Information (S-NSSAI)ごとのエリア情報を含むregistration acceptメッセージを受信し、
前記UEが前記DNNおよび前記S-NSSAIごとのエリアに入った場合にのみ前記DNNおよび前記S-NSSAIのProtocol Data UNIT (PDU) Sessionを開始する、
方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記AMFノードは、Unified Data Management(UDM)ノードから前記エリア情報を受信する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
Access and Mobility Management Function(AMF)ノードのための方法であって、
User Equipment(UE)からregistration requestメッセージを受信し、
前記UEに、登録手続き中にData Network Name (DNN) およびSingle Network Slice Selection Assistance Information (S-NSSAI)ごとのエリア情報を含むregistration acceptメッセージを送信し、
前記UEが前記DNNおよび前記S-NSSAIごとのエリアに入った場合にのみ前記DNNおよび前記S-NSSAIのProtocol Data UNIT (PDU) Sessionを開始するよう制御する、
方法。
【請求項4】
前記AMFノードは、Unified Data Management(UDM)ノードから前記エリア情報を受信する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
User Equipment(UE)であって、
Access and Mobility Management Function(AMF)ノードにregistration requestメッセージを送信する送信手段と、
前記AMFノードから、登録手続き中にData Network Name (DNN)およびSingle Network Slice Selection Assistance Information (S-NSSAI)ごとのエリア情報を含むregistration acceptメッセージを受信する受信手段と、
前記UEが前記DNNおよび前記S-NSSAIごとのエリアに入った場合にのみ前記DNNおよび前記S-NSSAIのProtocol Data UNIT (PDU) Sessionを開始する制御手段と、
を有するUE。
【請求項6】
Access and Mobility Management Function(AMF)ノードであって、
User Equipment(UE)からregistration requestメッセージを受信する受信手段と、
前記UEに、登録手続き中にData Network Name (DNN) およびSingle Network Slice Selection Assistance Information (S-NSSAI)ごとのエリア情報を含むregistration acceptメッセージを送信する送信手段と、
前記UEが前記DNNおよび前記S-NSSAIごとのエリアに入った場合にのみ前記DNNおよび前記S-NSSAIのProtocol Data UNIT (PDU) Sessionを開始するよう制御する制御手段と、
を有するAMFノード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、許可エリアまたは不許可エリアにおけるUEの方法に関する。
続きを表示(約 5,400 文字)【背景技術】
【0002】
5Gシステム(5G System: 5GS)又は/及びEvolved Packet System(EPS)をサポートするUser Equipment(UE)は、音声中心UEまたはデータ中心UEとして構成され得る。音声中心UEは、常に、UEが音声サービス(例:IP Multimedia Sub System(IMS)音声コール)を受けられることを保証する。データ中心UEは、UEが常にデータサービスを受けられることを保証する。音声中心UEは、現在のシステムで音声サービスが不可能な場合、音声サービスを受けるためにRadio Access Technology(RAT)選択またはシステム選択手順を実行してもよい。
【0003】
5GSにおいて、UEは、非特許文献1による登録手順(registration procedure)またはUE構成更新手順(UE configuration update procedure)の間に、許可エリアまたは不許可エリアのいずれか一方(両方ではない)を提供される。各エリアは、明示的なtracking area識別子および/または他の地理的情報(例:経度/緯度、郵便番号など)によって識別される。UEは、受信した許可エリア情報又は不許可エリア情報に基づいて、許可エリア情報及び不許可エリア情報を構成する。UEが許可エリア情報に存在するTracking Area(TA)内にある場合、UEはあらゆる種類のサービスに対してNon Access Stratum (NAS)シグナリング(5G Mobility Management(5GMM) および5G Session Management(5GSM))を開始できる。UEが不許可エリア情報に存在するTA内にある場合、UEはユーザプレーンの確立に関連する5GSMシグナリングまたは5GMMシグナリングを開始できない。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 23.501 V15.2.0 (2018-6)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
問題ステートメント1:
音声中心UEが不許可エリアに存在するTAに入ると、UEはIMSサービスを含むすべてのサービスのProtocol Data Unit (PDU) セッションまたはユーザプレーンベアラを確立できなくなる。したがって、UEが不許可エリアにある限り、IMS音声コールを実行できない。S1モードをサポートしているUEは、EPSネットワーク内でIMS音声サービスを受けられるが、セル再選択基準により、UEは不許可TAにとどまる。IMS音声サービスを提供するEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) セルが存在する場合でも、音声中心UEはIMS音声サービスを受けられないことがある。
【0006】
問題ステートメント2:
現行の5GSによれば、UEが不許可エリアリストを受信した場合、UEはどのような種類のサービス(eMBB (IMS音声コール、インターネット)、mIoT、URLCC、V2Xなど)に対してもPDU sessionやユーザプレーンの確立を許可されない。すなわち、すべてのアプリケーションサービス(IMSサービス、インターネット、mIoT、URLCC、V2X)がリスト内の不許可エリアでブロックされる。これはUEにとって非常に制限的な要件である。したがって、現在のメカニズムでは、TAで一部のサービス(例:V2X、IMS)を許可し、一部のサービス(例:IoT)を許可しない方法は提供されていない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第一の態様にかかるUser Equipment(UE)のための方法は、5GS(5G System)に対して登録手順を実行し、許可エリア及び不許可エリアのうち少なくとも一つを示す少なくとも一つのエリア制限関連情報を受信し、前記エリア制限関連情報は、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)単位、APN(Access Point Name)単位、及び、S-NSSAIかつAPN単位、の少なくとも一つであり、前記エリア情報に基づいてPDU(Protocol Data Unit)セッション関連シグナリングを送信するか否かを判定し、前記UEは、許可エリアに存在するTA(Tracking Area)へ入った場合、もしくは、不許可エリアに存在するTAに入らなかった場合、前記PDUセッション関連シグナリングを送信する。
【0008】
本開示の第二の態様にかかるUser Equipment(UE)は、命令を格納するメモリと、前記命令を処理する少なくとも一つのハードウェアプロセッサと、を有し、前記命令は、5GS(5G System)に対して登録手順を実行し、許可エリア及び不許可エリアのうち少なくとも一つを示す少なくとも一つのエリア制限関連情報を受信し、前記エリア制限関連情報は、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)単位、APN(Access Point Name)単位、及び、S-NSSAIかつAPN単位、の少なくとも一つであり、前記エリア情報に基づいてPDUセッション関連シグナリングを送信するか否かを判定し、前記UEは、許可エリアに存在するTA(Tracking Area)へ入った場合、もしくは、不許可エリアに存在するTAに入らなかった場合、前記PDUセッション関連シグナリングを送信する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、IMSサービスを受けるためのEPSへのフォールバックを示す。
図2は、UEがUEの5G-RAN能力を無効にし、E-UTRANセルを選択することを示す。
図3は、不許可エリアでIMSサービスが許可されていることを示している。
図4は、サービス毎の許可エリア情報と不許可エリア情報を示す。
図5は、UEの一般的なブロック図を示す。
図6は、(R)ANの一般的なブロック図を示す。
図7は、AMFの一般的なブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
略語
本文書の目的上、3GPP TR 21.905 V15.0.0 (2018-03) 及び以下に示す略語を適用する。本文書で定義されている略語は、3GPP TR 21.905 V15.0.0 (2018-03) に同じ略語がある場合は、その定義に優先する。
5GC 5G Core Network
5GS 5G System
5G-AN 5G Access Network
5G-GUTI 5G Globally Unique Temporary Identifier
5G S-TMSI 5G S-Temporary Mobile Subscription Identifier
5QI 5G QoS Identifier
AF Application Function
AMF Access and Mobility Management Function
AN Access Node
AS Access Stratum
AUSF Authentication Server Function
CM Connection Management
CP Control Plane
CSFB Circuit Switched (CS) Fallback
DL Downlink
DN Data Network
DNAI DN Access Identifier
DNN Data Network Name
EDT Early Data Transmission
EPS Evolved Packet System
EPC Evolved Packet Core
FQDN Fully Qualified Domain Name
GFBR Guaranteed Flow Bit Rate
GMLC Gateway Mobile Location Centre
GPSI Generic Public Subscription Identifier
GUAMI Globally Unique AMF Identifier
HR Home Routed (roaming)
I-RNTI I-Radio Network Temporary Identifier
LADN Local Area Data Network
LBO Local Break Out (roaming)
LMF Location Management Function
LRF Location Retrieval Function
MAC Medium Access Control
MFBR Maximum Flow Bit Rate
MICO Mobile Initiated Connection Only
MME Mobility Management Entity
N3IWF Non-3GPP Inter Working Function
NAI Network Access Identifier
NAS Non-Access Stratum
NEF Network Exposure Function
NF Network Function
NG-RAN Next Generation Radio Access Network
NR New Radio
NRF Network Repository Function
NSI ID Network Slice Instance Identifier
NSSAI Network Slice Selection Assistance Information
NSSF Network Slice Selection Function
NSSP Network Slice Selection Policy
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本電気株式会社
原子発振器
4日前
日本電気株式会社
分岐装置及び分岐装置の制御方法
11日前
日本電気株式会社
量子デバイスおよびその製造方法
11日前
日本電気株式会社
監視装置、監視方法、及びプログラム。
11日前
日本電気株式会社
異常予兆判定装置および異常予兆判定方法
4日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
11日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
11日前
日本電気株式会社
課金処理装置、課金処理方法、及びプログラム
11日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
12日前
日本電気株式会社
検索支援装置、検索支援方法、およびプログラム
8日前
日本電気株式会社
情報処理装置、データ生成方法、及びプログラム
8日前
日本電気株式会社
位置推定装置、位置推定方法、およびプログラム
12日前
日本電気株式会社
監視装置、監視方法およびコンピュータプログラム
5日前
日本電気株式会社
路面異常検出装置、路面異常検出方法及びプログラム
5日前
日本電気株式会社
量子デバイス、発振周波数設定方法およびプログラム
4日前
日本電気株式会社
分析評価支援装置、分析評価支援方法およびプログラム
12日前
日本電気株式会社
光ファイバセンシングシステム、制御装置、及び制御方法
12日前
日本電気株式会社
関わり提示装置、関わり提示システム、及び関わり提示方法
5日前
日本電気株式会社
日程調整装置、日程調整システム、日程調整方法およびプログラム
8日前
日本電気株式会社
偏波変動監視装置、通信システム、偏波変動監視方法、及びプログラム
11日前
日本電気株式会社
光伝送路監視装置、光伝送路監視方法、及び、光伝送路監視プログラム
11日前
日本電気株式会社
通信品質監視装置、通信品質監視方法、及び、通信品質監視プログラム
4日前
日本電気株式会社
画像処理装置、表示システム、画像処理方法、および画像処理プログラム
13日前
日本電気株式会社
端末装置及び画像処理方法
14日前
日本電気株式会社
情報共有装置、情報共有システム、情報共有方法および情報共有プログラム
8日前
日本電気株式会社
情報処理端末、情報処理プログラム、情報処理方法、及び情報処理システム
4日前
日本電気株式会社
ファイバ素線固定構造、光海底中継器、及びファイバ素線固定構造の組立方法
8日前
日本電気株式会社
分散再暗号化装置、暗号システム、分散再暗号化方法、分散再暗号化プログラム
4日前
日本電気株式会社
プログラム及び飛行体制御方法
5日前
日本電気株式会社
光ファイバセンシングシステム、光ファイバセンシング装置、及びルート特定方法
12日前
日本電気株式会社
ハラスメント情報提供装置、ハラスメント情報提供方法およびコンピュータプログラム
13日前
日本電気株式会社
光ファイバセンシングシステム、光ファイバセンシング装置、及びマンホール検知方法
11日前
日本電気株式会社
検索装置、検索方法、及びプログラム
5日前
日本電気株式会社
精算装置、精算方法、およびプログラム
14日前
日本電気株式会社
端末デバイスの方法、及び端末デバイス
今日
日本電気株式会社
店舗システム、処理方法及びプログラム
今日
続きを見る