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公開番号2024122219
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029649
出願日2023-02-28
発明の名称情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G01C 21/34 20060101AFI20240902BHJP(測定;試験)
要約【課題】目的地までの経路を提供する。
【解決手段】道路を走行可能な車両の位置を示す車両位置情報と目的地の位置を示す目的地情報とを取得する位置情報取得手段と、計測装置によって計測された、列車の位置情報と列車の速度情報と、を含む列車情報を取得する列車情報取得手段と、車両の位置と目的地とを結ぶ一以上の経路を算出する経路算出手段と、当該算出された経路の少なくとも一の経路に踏切が存在する場合、当該踏切内の線路を走行する列車の列車情報に基づいて、当該踏切の通行可能期間を予測する通行予測手段と、算出された経路と、通行可能期間に基づく踏切の横断に要する時間と、に基づいて、車両の目的地への到着時刻を、算出された経路ごとに算出する到着予測手段と、算出された経路のうち、到着時刻が所定の条件を満たす経路を示す情報を出力させる出力制御手段と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
道路を走行可能な車両の位置を示す車両位置情報と目的地の位置を示す目的地情報とを取得する位置情報取得手段と、
計測装置によって計測された、列車の位置情報と列車の速度情報と、を含む列車情報を取得する列車情報取得手段と、
前記車両の位置と前記目的地とを結ぶ一以上の経路を算出する経路算出手段と、
当該算出された経路の少なくとも一の経路に踏切が存在する場合、当該踏切内の線路を走行する列車の列車情報に基づいて、当該踏切の通行可能期間を予測する通行予測手段と、
前記算出された経路と、前記通行可能期間に基づく前記踏切の横断に要する時間と、に基づいて、前記車両の前記目的地への到着時刻を、前記算出された経路ごとに算出する到着予測手段と、
前記算出された経路のうち、前記到着時刻が所定の条件を満たす経路を示す情報を出力させる出力制御手段と、を備える、
情報提供システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記到着予測手段は、前記算出された経路のうち、前記踏切が存在する経路に対しては、前記車両が前記踏切に到着する時刻を予測し、前記通行可能期間と前記踏切に到着する時刻と、に基づいて前記車両の前記踏切の横断に要する時間を予測し、予測された当該横断に要する時間を用いて、前記車両の前記目的地への前記到着時刻を算出する、
請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記列車情報は、列車の停車駅に関する情報である種別を含み、
前記踏切を含む第1の範囲内に列車が存在する際に、前記踏切が遮断される場合、
前記通行予測手段は、
前記第1の範囲を含む第2の範囲内に駅が存在する場合に、前記種別に基づいて、列車ごとに前記第1の範囲内に存在する期間を予測し、
当該予測された前記第1の範囲内に存在する期間に基づいて、前記通行可能期間を予測する、
請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項4】
前記到着予測手段は、前記経路上の道路の渋滞情報を取得し、当該渋滞情報をさらに用いて、経路ごとに前記到着時刻を予測する、
請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項5】
前記車両が前記目的地へ移動中である場合、
前記経路算出手段は、移動中の前記車両の位置と前記目的地とを結ぶ経路を、所定時間ごとに算出し、
前記到着予測手段は、当該算出された経路ごとに前記到着時刻を算出し、
前記出力制御手段は、当該到着時刻が最も早い経路を示す情報を、前記車両に対応する端末に表示させる、
請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項6】
前記出力制御手段は、前記所定の条件を満たす経路に踏切が存在する場合、前記車両に対応する端末に、当該踏切の遮断状況を出力させる、
請求項1乃至5のいずれかに記載の情報提供システム。
【請求項7】
前記目的地は災害点であり、
前記位置情報取得手段は、複数の前記車両の前記車両位置情報を取得し、
前記経路算出手段は、複数の前記車両のそれぞれの位置と前記災害点とを結ぶ経路を算出し、
前記到着予測手段は、複数の前記車両の、前記災害点への前記到着時刻を、算出された経路ごとに算出し、
前記出力制御手段は、算出された前記到着時刻に基づいて、複数の前記車両のうち、最も早く前記災害点へ到着可能な車両を特定し、特定された車両を示す情報を出力させる、
請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項8】
前記車両位置情報は、複数の前記車両のそれぞれが、事案に対応中か否かを示す情報を含み、
前記経路算出手段は、複数の前記車両のうち、事案に対応中でない車両のそれぞれの位置と前記災害点とを結ぶ経路を算出する、
請求項7に記載の情報提供システム。
【請求項9】
道路を走行可能な車両の位置を示す車両位置情報と目的地の位置を示す目的地情報とを取得し、
計測装置によって計測された、列車の位置情報と列車の速度情報と、を含む列車情報を取得し、
前記車両の位置と前記目的地とを結ぶ一以上の経路を算出し、
当該算出された経路の少なくとも一の経路に踏切が存在する場合、当該踏切内の線路を走行する列車の列車情報に基づいて、当該踏切の通行可能期間を予測し、
前記算出された経路と、前記通行可能期間に基づく前記踏切の横断に要する時間と、に基づいて、前記車両の前記目的地への到着時刻を、前記算出された経路ごとに算出し、
前記算出された経路のうち、前記到着時刻が所定の条件を満たす経路を示す情報を出力させる、
情報提供方法。
【請求項10】
道路を走行可能な車両の位置を示す車両位置情報と目的地の位置を示す目的地情報とを取得する処理と、
計測装置によって計測された、列車の位置情報と列車の速度情報と、を含む列車情報を取得する処理と、
前記車両の位置と前記目的地とを結ぶ一以上の経路を算出する処理と、
当該算出された経路の少なくとも一の経路に踏切が存在する場合、当該踏切内の線路を走行する列車の列車情報に基づいて、当該踏切の通行可能期間を予測する処理と、
前記算出された経路と、前記通行可能期間に基づく前記踏切の横断に要する時間と、に基づいて、前記車両の前記目的地への到着時刻を、前記算出された経路ごとに算出する処理と、
前記算出された経路のうち、前記到着時刻が所定の条件を満たす経路を示す情報を出力させる処理と、をコンピュータに実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の経路の情報を提供する技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
救急車等の緊急車両は、可能な限り早く目的地に到着することが求められる。そのために、緊急車両の走行に際して支援を行う技術が存在する。
【0003】
特許文献1には、緊急車両に対する案内用の経路を生成し、当該経路を示す情報を車載装置に送信する技術が開示される。
【0004】
また、特許文献2には、緊急車両の走行に応じて、路上の信号機の動作を制御する技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-226767号公報
特開2015-007909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のように、緊急車両はなるべく早く目的地に到着することが求められる。緊急車両と目的地とを結ぶ経路を算出する場合、なるべく早く目的地に到着する経路を算出するのが望ましい。ここで、経路に踏切が存在する場合、緊急車両は踏切の遮断により足止めされる可能性がある。すると、緊急車両が目的地に到着するまでに要する時間が増加する虞がある。そのため、踏切の遮断期間または通行可能期間を考慮して経路を算出することが求められる。
【0007】
特許文献1に開示される技術では、緊急車両の案内用の経路に踏切を含めるか否かを、鉄道の運行情報や鉄道の踏切の遮断期間情報に基づいて判断することが行われる。しかしながら、特許文献1では、運行情報及び遮断期間情報が具体的にどのような情報であるか開示されていない。
【0008】
踏切の遮断期間または通行可能期間は、当該踏切内の線路を走る列車の状況によって様々である。すなわち、遮断期間または通行可能期間は必ずしも一定でなく、状況に応じて変わる可能性もある。この点、改善の余地がある。
【0009】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、目的地までの経路を提供することを支援することが可能な情報提供システム等を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一態様にかかる情報提供システムは、道路を走行可能な車両の位置を示す車両位置情報と目的地の位置を示す目的地情報とを取得する位置情報取得手段と、計測装置によって計測された、列車の位置情報と列車の速度情報と、を含む列車情報を取得する列車情報取得手段と、前記車両の位置と前記目的地とを結ぶ一以上の経路を算出する経路算出手段と、当該算出された経路の少なくとも一の経路に踏切が存在する場合、当該踏切内の線路を走行可能な列車の列車情報に基づいて、当該踏切の通行可能期間を予測する通行予測手段と、前記算出された経路と、前記通行可能期間に基づく前記踏切の横断に要する時間と、に基づいて、前記車両の前記目的地への到着時刻を、前記算出された経路ごとに算出する到着予測手段と、前記算出された経路のうち、前記到着時刻が所定の条件を満たす経路を示す情報を出力させる出力制御手段と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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