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公開番号
2024124559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2024110556,2022569349
出願日
2024-07-09,2020-12-15
発明の名称
符号化装置および復号装置
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
19/126 20140101AFI20240905BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】量子化間隔の情報の提供による情報量の増加を回避する
【解決手段】処理対象となる値を量子化するための量子化間隔を取得する処理と、処理済の値に対する量子化値に基づく予測値を取得する処理と、前記量子化間隔に基づいて前記処理対象となる値の量子化値を取得する処理と、前記予測値と前記処理対象となる値の量子化値とに基づいた量子化系列をエントロピー符号化する処理と、実行する。本実施形態は、符号化装置、復号装置など、いずれの形態によっても実現可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処理対象となる値を量子化するための量子化間隔を取得する処理と、
処理済の値に対する量子化値に基づく予測値を取得する処理と、
前記量子化間隔に基づいて前記処理対象となる値の量子化値を取得する処理と、
前記予測値と前記処理対象となる値の量子化値とに基づいた量子化系列をエントロピー符号化する処理と、実行する
符号化装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
処理済の値に対する量子化値を説明変数とし、処理対象となる値を量子化するための量子化間隔を目的変数として数理モデルを用いて取得された量子化間隔を前記量子化間隔として用いる
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項3】
処理済の値に基づいて、前記処理対象となる値を量子化するための量子化間隔を取得する
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項4】
前記処理対象となる値は、画像を構成する画素に関する値である
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項5】
処理済の量子化値に基づいて処理対象となる量子化値符号を逆量子化して量子化値を定めるための量子化間隔を取得する処理と、
処理済の量子化値に基づく予測値を取得する処理と、
前記予測値を用いて符号化系列をエントロピー復号して前記量子化値符号を含む量子化値系列を取得する処理と、
前記量子化値系列に含まれる量子化値符号を逆量子化して前記量子化値を取得する処理と、を実行する
復号装置。
【請求項6】
処理済の量子化値を説明変数とし、処理対象となる量子化値符号を逆量子化して量子化値を定めるための量子化間隔を目的変数として数理モデルを用いて取得された量子化間隔を前記量子化間隔として用いる
請求項5に記載の復号装置。
【請求項7】
処理済の量子化値に基づいて、前記処理対象となる量子化値符号を逆量子化して量子化値を定めるための量子化間隔を取得する
請求項5に記載の復号装置。
【請求項8】
前記量子化値は、画像を構成する画素に関する値である
請求項5に記載の復号装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、符号化装置および復号装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像の使用者が当該画像の注目領域を指定し、当該注目領域に対し、他の領域とは異なる量子化率を設定し、設定した量子化率に基づき圧縮を制御することができる画像圧縮装置と当該画像圧縮装置に対応する圧縮伸長装置について記載されている。圧縮伸長装置は、画像を複数の領域に分割する画像分割手段、画像中の1または複数の注目領域を指定する量子化率設定手段、当該設定した量子化率に基づいて領域ごとに圧縮を制御する圧縮制御手段と、を有している。画像分割手段により画像を複数の領域に分割し、領域指定手段により画像中の注目領域を指定し、量子化率設定手段により分割された領域ごとに量子化率を設定する際、指定した注目領域に対し他の領域と異なる量子化率を設定し、設定した量子化率に基づいて領域ごとに圧縮制御を行う。言い換えれば、画像圧縮装置は、領域ごとに定めた量子化率を、その量子化率で画像を圧縮して得られる符号とともに圧縮伸長装置に送信する。量子化率は、量子化間隔を用いて指示される。量子化間隔の指標値として、QP値が用いられることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-339047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、1フレームの画像において、領域ごとの量子化間隔の変動が著しいほど、圧縮により得られる符号とともに送信される量子化間隔の情報も増加する。領域ごとの量子化間隔の変動が著しい場合には、量子化間隔の情報量が画像の総データ量に影響するレベルに達することがある。例えば、注視領域の設定が詳細なほど量子化間隔の変動が著しくなりがちである。そのため、総データ量が送信容量を超えることや伝送遅延が生じることがある。ひいては、伸長される画像の品質低下が生じうる。同様な事象は、画像に限らず、音声、などの波動、電気信号の波形など、その他の種類の情報の伝送においても生じうる。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決する符号化装置および復号装置を提供することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によれば、符号化装置は、処理対象となる値を量子化するための量子化間隔を取得する処理と、処理済の値に対する量子化値に基づく予測値を取得する処理と、前記量子化間隔に基づいて前記処理対象となる値の量子化値を取得する処理と、前記予測値と前記処理対象となる値の量子化値とに基づいた量子化系列をエントロピー符号化する処理と、実行する。
【0007】
本発明の第2の態様によれば、復号装置は、処理済の量子化値に基づいて処理対象となる量子化値符号を逆量子化して量子化値を定めるための量子化間隔を取得する処理と、処理済の量子化値に基づく予測値を取得する処理と、前記予測値を用いて符号化系列をエントロピー復号して前記量子化値符号を含む量子化値系列を取得する処理と、前記量子化値系列に含まれる量子化値符号を逆量子化して前記量子化値を取得する処理と、を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、符号化により得られた符号化系列の復号において、量子化間隔の情報が提供されなくても、量子化間隔を推定することができる。そのため、量子化間隔の情報の提供による情報量の増加を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るデータ処理システムの構成例を示す概略ブロック図である。
第1実施形態に係る符号化装置のハードウェア構成例を示す概略ブロック図である。
第1実施形態に係る機械学習モデルの一例を示す説明図である。
第1実施形態に係るエントロピー符号化処理の例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係るエントロピー復号処理の例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る符号化処理の一例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る復号処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態に係るデータ処理システムの構成例を示す概略ブロック図である。
第2実施形態に係る符号化処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る復号処理の一例を示すフローチャートである。
符号化装置の最小構成を例示する概略ブロック図である。
復号装置の最小構成を例示する概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係るデータ処理システム1の構成例を示す概略ブロック図である。データ処理システム1は、符号化装置10と復号装置20を含んで構成される。以下の説明では、主に符号化装置10、復号装置20が、それぞれ画像符号化装置、画像復号装置として構成されている場合を例にする。符号化装置10が処理対象とする入力値および復号装置20が復号処理結果とする出力値は、それぞれ画素ごとの信号値であってもよいし、画像の特徴を示す特徴量、または、その特徴量の要素値であってもよい。符号化装置10、復号装置20は、それぞれ他の機器の一部に含めて構成されてもよい。他の機器とは、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット端末装置、多機能携帯電話機、コンテンツサーバなどの汎用の情報機器に限らず、撮影機、録画機、再生機などの専用の機器であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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