TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024123266
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-10
出願番号2024105898,2022510310
出願日2024-07-01,2020-03-27
発明の名称プログラム、方法、および装置
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06V 10/22 20220101AFI20240903BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像に含まれる物体の認識精度を向上させる画像認識システム、画像認識方法および非一時的なコンピュータ可読媒体を提供する。
【解決手段】画像認識システム(10)は、第1検出部(101)と、抽出画像生成部(104)と、第2検出部(107)と、を備える。第1検出部(101)は、人物に関連する対象オブジェクトが撮像された第1画像から、人物の身体の少なくとも一部を表す人物領域を検出する。抽出画像生成部(104)は、人物領域に応じて設定された抽出領域を第1画像から切り出す。第2検出部(107)は、切り出された抽出領域に基づいて、対象オブジェクトを検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータを、
画像を取得する手段と、
前記画像における人物を写す領域の大きさに基づいて、前記画像に写る物体を検出するための処理を実行するか否かを判定する手段として、機能させるプログラム。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記画像に写る物体を検出するための処理を実行するか否かを判定する手段は、前記人物を写す領域の画素数が閾値以下の場合、前記画像に写る物体を検出するための処理を実行しないと判定する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記画像に写る物体を検出するための処理は、前記画像の一部から前記人物とは異なる物体を検出する処理を含む、
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項4】
画像を取得し、
前記画像における人物を写す領域の大きさに基づいて、前記画像に写る物体を検出するための処理を実行するか否かを判定する、
方法。
【請求項5】
画像を取得する手段と、
前記画像における人物を写す領域の大きさに基づいて、前記画像に写る物体を検出するための処理を実行するか否かを判定する手段と、
を備えた装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像認識システム、画像認識方法および非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
カメラが生成した撮像画像から物体を検出する技術が知られている。たとえば特許文献1では、学習済の畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いて、撮像画像に含まれる人物が所持しているかばんなどの所持品を検出する情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/207721号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここでカメラが生成した撮像画像は、所定の画像サイズに縮小変換されて、学習済のCNNの入力層に入力される。このとき撮像画像に検出対象の所持品が小さく映っている場合や検出対象の所持品が白杖などの長細いものである場合、縮小変換によって所持品を表す画像領域に画素潰れが生じる可能性がある。したがって、上述の特許文献1に記載の情報処理装置では所持品を検出することができず、物体の認識精度のさらなる向上が求められている。
【0005】
本開示の目的は、上述の課題に鑑み、画像に含まれる物体の認識精度を向上させることができる画像認識システム、画像認識方法および非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る画像認識システムは、第1検出部と、抽出画像生成部と、第2検出部とを備える。前記第1検出部は、人物に関連する対象オブジェクトが撮像された第1画像から、前記人物の身体の少なくとも一部を表す人物領域を検出する。前記抽出画像生成部は、前記人物領域に応じて設定された抽出領域を前記第1画像から切り出す。前記第2検出部は、切り出された前記抽出領域に基づいて、前記対象オブジェクトを検出する。
【0007】
本開示の一態様に係る画像認識方法は、第1検出ステップと、抽出画像生成ステップと、第2検出ステップとを備える。前記第1検出ステップは、人物に関連する対象オブジェクトが撮像された第1画像から、前記人物の身体の少なくとも一部を表す人物領域を検出する。前記抽出画像生成ステップは、前記人物領域に応じて設定された抽出領域を前記第1画像から切り出す。前記第2検出ステップは、切り出された前記抽出領域に基づいて、前記対象オブジェクトを検出する。
【0008】
本開示の一態様に係る非一時的なコンピュータ可読媒体は、画像認識方法をコンピュータに実行させる画像認識プログラムが格納されている。前記画像認識方法は、第1検出ステップと、抽出画像生成ステップと、第2検出ステップとを備える。前記第1検出ステップは、人物に関連する対象オブジェクトが撮像された第1画像から、前記人物の身体の少なくとも一部を表す人物領域を検出する。前記抽出画像生成ステップは、前記人物領域に応じて設定された抽出領域を前記第1画像から切り出す。前記第2検出ステップは、切り出された前記抽出領域に基づいて、前記対象オブジェクトを検出する。
【発明の効果】
【0009】
本開示により、画像に含まれる物体の認識精度を向上させることができる画像認識システム、画像認識方法および非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1にかかる画像認識システムの構成を示すブロック図である。
実施形態2にかかる画像認識システムの構成を示すブロック図である。
実施形態2にかかる画像認識システムの処理を示すフローチャートである。
実施形態2にかかる画像認識システムの処理を説明するための図である。
実施形態2にかかる画像認識システムの処理を説明するための図である。
実施形態2にかかる画像認識システムの処理を説明するための図である。
実施形態2にかかる画像認識システムの処理を説明するための図である。
実施形態2にかかる画像認識システムの処理を説明するための図である。
実施形態2にかかる画像認識システムの表示の一例を示す図である。
実施形態3にかかる画像認識システムの構成を示すブロック図である。
実施形態3にかかる画像認識システムの処理を示すフローチャートである。
実施形態4にかかる画像認識システムの構成を示すブロック図である。
実施形態4にかかる画像認識システムの処理を示すフローチャートである。
実施形態5にかかる画像認識システムの構成を示すブロック図である。
実施形態5にかかる第2検出部のオブジェクト領域検出処理を示すフローチャートである。
実施形態5にかかる第2検出部のオブジェクト領域検出処理を説明するための図である。
実施形態6にかかる画像認識システムの構成を示すブロック図である。
実施形態6にかかる第1検出部の人物領域検出処理を示すフローチャートである。
実施形態6にかかる第1検出部の人物領域検出処理を説明するための図である。
実施形態7にかかる画像認識システムの構成を示すブロック図である。
実施形態7にかかる部位選択情報のデータ構造の一例を示す図である。
実施形態7にかかる第1検出部の人物領域検出処理を示すフローチャートである。
実施形態1~7にかかるコンピュータの構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本電気株式会社
見せ玉検知システム、方法、およびプログラム
7日前
日本電気株式会社
情報提供装置、情報提供方法、及びプログラム
6日前
日本電気株式会社
情報提供システム、情報提供方法、及びプログラム
10日前
日本電気株式会社
処理装置、検査システム、処理方法、およびプログラム
10日前
日本電気株式会社
不公正取引検知モデル選択装置、方法、およびプログラム
7日前
日本電気株式会社
番組編成システム、番組編成方法および番組編成プログラム
7日前
日本電気株式会社
通信システム
9日前
日本電気株式会社
制御装置、制御システム、制御方法及びコンピュータプログラム
今日
日本電気株式会社
通知指示装置、通知システム、通知指示方法および通知指示プログラム
7日前
日本電気株式会社
番組情報提供装置、モデル生成方法、番組情報提供方法及びプログラム
7日前
日本電気株式会社
符号化装置および復号装置
7日前
日本電気株式会社
アクセス制御システム、アクセス制御方法、およびアクセス制御プログラム
6日前
日本電気株式会社
基地局、及び第1の端末装置
9日前
日本電気株式会社
方法、UE、及びAMFノード
1日前
日本電気株式会社
プログラム、方法、および装置
9日前
日本電気株式会社
コンテナ管理装置、方法、および、コンテナ管理のためのコンピュータプログラム
6日前
日本電気株式会社
服装判定装置、服装判定方法、及び、服装判定装置のためのコンピュータプログラム
7日前
日本電気株式会社
画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
7日前
日本電気株式会社
情報処理装置、商品推薦方法、およびプログラム
9日前
日本電気株式会社
入場管理システム、アクセス制御装置、アクセス制御方法及び記録媒体
9日前
日本電気株式会社
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
9日前
日本電気株式会社
映像の符号化装置、映像の復号化装置、映像の符号化方法、及び、映像の復号化方法
7日前
日本電気株式会社
端末デバイス、ネットワークデバイス、端末デバイス及びネットワークデバイスで実施される方法
9日前
個人
情報検索装置
2か月前
個人
ドットパターン
2か月前
個人
ノートPC寝台
2か月前
個人
情報処理システム
14日前
個人
防災情報システム
27日前
日本精機株式会社
表示装置
7日前
個人
指先受の付いたマウス。
10日前
個人
電子文書の閲覧用電子機器
2か月前
個人
介護者指名システム
21日前
個人
家計支援システム2
1か月前
コクヨ株式会社
収納ケース
1か月前
個人
モノ造りプロトコルレイヤー
2か月前
キヤノン電子株式会社
携帯情報端末
2か月前
続きを見る