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公開番号2024123811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031520
出願日2023-03-02
発明の名称表示装置
出願人シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類G02F 1/1335 20060101AFI20240905BHJP(光学)
要約【課題】反射率の低下を図る
【解決手段】表示装置11は、第1カラーフィルタ29Gと、第2カラーフィルタ29Bと、第1画素電極28Aと、第2画素電極28Bと、共通電極30と、絶縁膜35と、第1カラーフィルタ29Gと第2カラーフィルタ29Bとの境界に配される遮光部37と、を備え、遮光部37は、遮光膜38と、遮光膜38の上層側に配される第1透過膜39と、第1透過膜39の上層側に配される反射透過膜40と、を有し、遮光膜38は、第1透過膜39及び反射透過膜40よりも光の透過率が低く、第1透過膜39は、反射透過膜40よりも光の透過率が高く、反射透過膜40は、第1透過膜39よりも光の反射率が高く、遮光膜38よりも光の反射率が低い。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1カラーフィルタと、
前記第1カラーフィルタと同層に配されて前記第1カラーフィルタとは異なる色を呈する第2カラーフィルタと、
前記第1カラーフィルタよりも上層側に配されて前記第1カラーフィルタと重畳して配される第1画素電極と、
前記第2カラーフィルタよりも上層側に配されて前記第2カラーフィルタと重畳して配される第2画素電極と、
前記第1画素電極及び前記第2画素電極よりも上層側または下層側に配されて前記第1画素電極及び前記第2画素電極と重畳する共通電極と、
前記第1画素電極及び前記第2画素電極と前記共通電極との間に介在する絶縁膜と、
前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタよりも上層側にて、前記第1カラーフィルタと前記第2カラーフィルタとの境界に配される遮光部と、を備え、
前記遮光部は、遮光膜と、前記遮光膜の上層側に配される第1透過膜と、前記第1透過膜の上層側に配される反射透過膜と、を有し、
前記遮光膜は、前記第1透過膜及び前記反射透過膜よりも光の透過率が低く、
前記第1透過膜は、前記反射透過膜よりも光の透過率が高く、
前記反射透過膜は、前記第1透過膜よりも光の反射率が高く、前記遮光膜よりも光の反射率が低い表示装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記反射透過膜は、膜厚が3nm~20nmの範囲とされる請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1透過膜は、膜厚が20nm~100nmの範囲とされる請求項1または請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
前記反射透過膜は、前記遮光膜と同じ材料からなり、前記遮光膜よりも膜厚が小さい請求項1または請求項2記載の表示装置。
【請求項5】
前記遮光部は、前記第1画素電極及び前記第2画素電極と前記共通電極とのうちの上層側に位置する電極である上層電極の上層側に配される請求項1または請求項2記載の表示装置。
【請求項6】
前記遮光部は、前記反射透過膜の上層側に配される第2透過膜を有しており、
前記第2透過膜は、前記遮光部の形成範囲外に延在し、前記遮光部の形成範囲外において前記上層電極を覆う請求項5記載の表示装置。
【請求項7】
前記遮光部は、前記第1画素電極及び前記第2画素電極と前記共通電極とのうちの上層側に位置する電極である上層電極の下層側で前記絶縁膜の上層側に配される請求項1または請求項2記載の表示装置。
【請求項8】
前記第1透過膜は、前記遮光部の形成範囲外に延在し、前記遮光部の形成範囲外において前記絶縁膜に接して配される請求項7記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1透過膜は、前記絶縁膜と同じ屈折率の材料からなる請求項8記載の表示装置。
【請求項10】
前記遮光膜及び前記反射透過膜は、互いに重畳して配される請求項8記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示装置の一例として下記特許文献1に記載された液晶表示装置が知られている。特許文献1に記載の液晶表示装置は、走査信号線と、映像信号線と、第1電極と、カラーフィルタと、前記映像信号線に沿って前記第1電極に接触した共通配線と、前記共通配線上に位置する反射抑制層と、前記反射抑制層上に位置する透明層と、第2電極と、を備えた第1基板と、前記第1基板上に位置する液晶層と、前記液晶層上に位置する第2基板と、を備え、前記透明層の膜厚が、10nm以上、40nm以下である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-68016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載の液晶表示装置では、干渉条件を0次とし、透明層の膜厚を30nmとすることで、可視波長域のほぼ全域で反射率を低下させている。しかしながら、650nmを超える波長領域では反射率が5%以上になるため、反射光量を十分に抑制できているとは言えず、さらには反射光が赤色に色付くという問題があった。
【0005】
本明細書に記載の技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、反射率の低下を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本明細書に記載の技術に関わる表示装置は、第1カラーフィルタと、前記第1カラーフィルタと同層に配されて前記第1カラーフィルタとは異なる色を呈する第2カラーフィルタと、前記第1カラーフィルタよりも上層側に配されて前記第1カラーフィルタと重畳して配される第1画素電極と、前記第2カラーフィルタよりも上層側に配されて前記第2カラーフィルタと重畳して配される第2画素電極と、前記第1画素電極及び前記第2画素電極よりも上層側または下層側に配されて前記第1画素電極及び前記第2画素電極と重畳する共通電極と、前記第1画素電極及び前記第2画素電極と前記共通電極との間に介在する絶縁膜と、前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタよりも上層側にて、前記第1カラーフィルタと前記第2カラーフィルタとの境界に配される遮光部と、を備え、前記遮光部は、遮光膜と、前記遮光膜の上層側に配される第1透過膜と、前記第1透過膜の上層側に配される反射透過膜と、を有し、前記遮光膜は、前記第1透過膜及び前記反射透過膜よりも光の透過率が低く、前記第1透過膜は、前記反射透過膜よりも光の透過率が高く、前記反射透過膜は、前記第1透過膜よりも光の反射率が高く、前記遮光膜よりも光の反射率が低い。
【0007】
(2)また、上記表示装置は、上記(1)に加え、前記反射透過膜は、膜厚が3nm~20nmの範囲とされてもよい。
【0008】
(3)また、上記表示装置は、上記(1)または上記(2)に加え、前記第1透過膜は、膜厚が20nm~100nmの範囲とされてもよい。
【0009】
(4)また、上記表示装置は、上記(1)から上記(3)のいずれかに加え、前記反射透過膜は、前記遮光膜と同じ材料からなり、前記遮光膜よりも膜厚が小さくてもよい。
【0010】
(5)また、上記表示装置は、上記(1)から上記(4)のいずれかに加え、前記遮光部は、前記第1画素電極及び前記第2画素電極と前記共通電極とのうちの上層側に位置する電極である上層電極の上層側に配されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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