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公開番号
2024123670
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023031279
出願日
2023-03-01
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体及びプログラム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20240905BHJP(計算;計数)
要約
【課題】種々の充電方法で充電されたバッテリが利用されることを促進し、ひいてはエネルギの効率化に寄与する。
【解決手段】配達先に配達されたバッテリを充電した充電方法を判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に基づいて、前記配達されたバッテリの配達者に付与するインセンティブを決定する第1の決定手段と、を備え、前記充電方法は、所定の充電設備を利用してバッテリを充電する第1の充電方法と、前記所定の充電設備を利用せずにバッテリを充電する第2の充電方法と、を含み、前記第1の決定手段は、前記配達されたバッテリが前記第2の充電方法で充電したバッテリである場合に、前記第1の充電方法で充電したバッテリである場合よりも高価なインセンティブを付与することを決定する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
配達先に配達されたバッテリを充電した充電方法を判別する判別手段と、
前記判別手段による判別結果に基づいて、前記配達されたバッテリの配達者に付与するインセンティブを決定する第1の決定手段と、を備え、
前記充電方法は、所定の充電設備を利用してバッテリを充電する第1の充電方法と、前記所定の充電設備を利用せずにバッテリを充電する第2の充電方法と、を含み、
前記第1の決定手段は、前記配達されたバッテリが前記第2の充電方法で充電したバッテリである場合に、前記第1の充電方法で充電したバッテリである場合よりも高価なインセンティブを付与することを決定する、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記第2の充電方法は、車両の動力源の駆動により発電された電力でバッテリを充電する充電方法を含む、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記配達先は、バッテリの配達要求を行ったユーザにより指定された場所を含み、
前記情報処理装置は、前記指定された場所にバッテリが配達されたことを検出する検出手段をさらに備え、
前記判別手段は、前記検出手段により前記指定された場所にバッテリが配達されたことが検出された場合に、当該バッテリを充電した充電方法を判別する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記配達要求を受け付ける受付手段と、
前記配達要求が受け付けられたことに応じて、前記指定された場所の情報を前記配達者に提供する提供手段と、をさらに備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記第1の決定手段は、
前記配達されたバッテリが前記第1の充電方法で充電したバッテリである場合に、前記指定された場所への配達に係るインセンティブを付与し、
前記配達されたバッテリが前記第2の充電方法で充電したバッテリである場合に、前記指定された場所への配達に係るインセンティブに加えて、前記第2の充電方法での充電に係るインセンティブを付与する
ことを決定する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の情報処理装置であって、
前記第2の充電方法での充電に係るインセンティブは、前記配達されたバッテリの前記第2の充電方法での充電量に応じて決定される、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
バッテリは、事業者により前記配達者を含むユーザに貸与されるものであり、
前記所定の充電設備は、前記事業者が運用する設備である、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理装置であって、
前記配達先は、前記所定の充電設備を含み、
前記第1の決定手段は、前記配達先が前記所定の充電設備である場合に、前記配達されたバッテリの前記第2の充電方法での充電量に応じて前記配達者に付与するインセンティブを決定する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項9】
請求項7に記載の情報処理装置であって、
前記配達者に貸与したバッテリの前記第2の充電方法での充電状態の情報を取得する取得手段と、
前記配達者に貸与したバッテリが満充電状態となってから所定時間経過した場合に、当該配達者の連絡先に情報を送信する送信手段と、をさらに備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理装置であって、
前記送信手段により送信される情報は、前記配達者に貸与したバッテリの前記所定の充電設備への配達を促す情報を含む、
ことを特徴とする情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリの配達サービスを支援する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バッテリの配達要求があった場合に、第三者がバッテリステーション等の保管場所からバッテリを調達し、指定された配達場所まで配達するサービスに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/053802号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、バッテリの充電は、バッテリステーション等の充電を主たる目的とした充電設備を利用せずとも可能である。例えば、バイクにバッテリを搭載し、走行中のエンジンの駆動によって発電した電力を利用して当該バッテリの充電を行うこともできる。このように車両の走行を利用してバッテリに蓄電された電力は、車載機器等を動作させない場合には消費されないため、例えば満充電の状態でバッテリが車両に保持されることも少なくなかった。また、バッテリが満充電となっている場合には、走行により発電したとしても蓄電することができないため、発電機会を有効活用することができていなかった。
【0005】
本発明の目的は、種々の充電方法で充電されたバッテリが利用されることを促進し、ひいてはエネルギの効率化に寄与することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
配達先に配達されたバッテリを充電した充電方法を判別する判別手段と、
前記判別手段による判別結果に基づいて、前記配達されたバッテリの配達者に付与するインセンティブを決定する第1の決定手段と、を備え、
前記充電方法は、所定の充電設備を利用してバッテリを充電する第1の充電方法と、前記所定の充電設備を利用せずにバッテリを充電する第2の充電方法と、を含み、
前記第1の決定手段は、前記配達されたバッテリが前記第2の充電方法で充電したバッテリである場合に、前記第1の充電方法で充電したバッテリである場合よりも高価なインセンティブを付与することを決定する、
ことを特徴とする情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、種々の充電方法で充電されたバッテリが利用されることを促進し、ひいてはエネルギの効率化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
支援システム1の概要図。
(a)管理サーバ2の構成(b)通信端末3の構成(c)通信端末4の構成、(d)通信端末5の構成を例示したブロック図。
(a)ユーザDB221で管理されるユーザ情報、(b)配達候補者DB222で管理される候補者情報、(c)保管場所DB223で管理される保管場所情報を例示した図。
(a)バッテリDB224で管理されるバッテリ情報、(b)配達要求DB225で管理される配達情報を例示した図。
(a)配達要求に対して配達者を決定する処理の概要を例示した図、(b)配達者充電の方式で充電されたバッテリ6の配達の概要を例示した図、(c)保管場所充電の方式で充電されたバッテリ6の配達の概要を例示した図。
実施形態1の管理サーバ2で実行される決定処理を例示したフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
以下に説明する一実施形態は、情報処理装置の一例としての、配達希望者からのバッテリの配達要求を受け付け、配達候補者に配達を依頼し、実際に配達を行った配達者に対して付与するインセンティブを決定する管理サーバに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、配達先に配達されたバッテリの充電方法を判別して、当該バッテリの配達者に付与するインセンティブを決定することが可能な任意の機器に適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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