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公開番号2024123321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023030629
出願日2023-03-01
発明の名称測定用治具
出願人ニデック株式会社
代理人個人,個人
主分類G01B 21/00 20060101AFI20240905BHJP(測定;試験)
要約【課題】測定対象を測定する際に前記測定対象を容易に位置決め可能で且つ汎用性の高い測定用治具を実現すること。
【解決手段】測定用治具は、平板状の土台部と、前記測定対象を前記土台部に対して位置決めするための位置決め部と、前記測定対象を前記土台部に固定するための固定部とを有する。前記位置決め部は、前記測定対象を基準位置に対して位置決めするための位置決め具が挿入される複数の位置決め穴を有し、前記複数の位置決め穴は、第1方向に第1所定間隔で線状に並ぶ複数の位置決め穴列を構成する。前記固定部は、複数の固定部材挿入穴を有し、前記第1方向に所定間隔で線状に並ぶ複数の固定部材挿入穴列を構成する。少なくとも1つの前記位置決め穴列と少なくとも1つの前記固定部材挿入穴列とが、前記第1方向に交差する第2方向に交互に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
寸法測定装置によって寸法測定される測定対象を載せられる測定用治具であって、
前記寸法測定装置の測定台上に置かれ、且つ、前記測定対象が載せられる平板状の土台部と、
前記測定対象を前記土台部に対して位置決めするための位置決め部と、
前記測定対象を前記土台部に固定するための固定部と、
を有し、
前記位置決め部は、前記測定対象を前記寸法測定装置の基準位置に対して位置決めするための位置決め具が挿入される複数の位置決め穴を有し、
前記複数の位置決め穴は、前記土台部を厚み方向に見て、第1方向に第1所定間隔で線状に並ぶ複数の位置決め穴列を構成し、
前記固定部は、固定部材を挿入して固定可能な複数の固定部材挿入穴を有し、
前記複数の固定部材挿入穴は、前記土台部を厚み方向に見て、前記第1方向に所定間隔で線状に並ぶ複数の固定部材挿入穴列を構成し、
少なくとも1つの前記位置決め穴列と少なくとも1つの前記固定部材挿入穴列とが、前記第1方向に交差する第2方向に交互に位置する、
測定用治具。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載の測定用治具において、
前記位置決め穴列と前記固定部材挿入穴列とが、前記第2方向に交互に位置する、
測定用治具。
【請求項3】
請求項1に記載の測定用治具において、
前記複数の位置決め穴列を構成する位置決め穴は、前記第2方向に第2所定間隔で線状に並んでいる、
測定用治具。
【請求項4】
請求項3に記載の測定用治具において、
前記第1方向において、前記土台部における前記位置決め穴の位置と、前記土台部における前記固定部材挿入穴の位置とが異なる、
測定用治具。
【請求項5】
請求項4に記載の測定用治具において、
前記位置決め穴及び前記固定部材挿入穴は、前記第1方向及び前記第2方向に対して交差する方向に、交互に位置する、
測定用治具。
【請求項6】
請求項1に記載の測定用治具において、
前記土台部において、前記位置決め穴及び前記固定部材挿入穴が位置する領域の外周側には、前記固定部材挿入穴列の少なくとも一部の固定部材挿入穴が位置する、
測定用治具。
【請求項7】
請求項1に記載の測定用治具において、
前記土台部を厚み方向に見て、前記基準位置に対する前記位置決め穴の位置の精度は、前記基準位置に対する前記固定部材挿入穴の位置の精度よりも高い、
測定用治具。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1つに記載の測定用治具において、
前記土台部は、前記寸法測定装置の測定台に対して前記土台部を取り付ける取付具が挿入される貫通孔をさらに有する、
測定用治具。
【請求項9】
請求項8に記載の測定用治具において、
前記貫通孔は、
前記第2方向の端部に位置する前記固定部材挿入穴列又は前記位置決め穴列に対して、前記第1方向の外側に位置し、且つ、
前記第2方向の端部以外に位置する前記固定部材挿入穴列において前記第1方向の端部に位置する前記固定部材挿入穴又は前記第2方向の端部以外に位置する前記位置決め穴列において前記第1方向の端部に位置する前記位置決め穴と前記第1方向に同じ位置に位置する、
測定用治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、寸法測定装置によって寸法測定される測定対象を載せられる測定用治具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ワークを搬送するための搬送パレットが知られている。例えば、搬送パレットは、ワークとしてのステータコアが搬送中に回転しないようにステータコアを支持する。具体的には、前記搬送パレットは、小径の第1ステータコアに対応した複数の第1位置決め部と、大径の第2ステータコアに対応した複数の第2位置決め部とを有する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前記第1位置決め部は、予め定められた中心点の周りに周方向に間隔をおいてベース部材に配置される。前記第2位置決め部は、前記中心点の周りに周方向に間隔をおいて前記第1位置決め部から前記周方向の一側及び径方向外側にずらして前記ベース部材に配置される。このように、前記特許文献1の搬送パレットでは、前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部によって、前記ワークとしてのステータコアを搬送中に回転しないように支持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-072590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、例えば、ワークの加工後等において、寸法測定装置によってワークの寸法測定を行うことがある。
【0006】
寸法測定装置によって測定対象を測定する際に前記測定対象の取付位置が変わると、前記測定対象の位置座標を測定して、寸法測定装置の位置情報を更新する必要がある。また、製造現場では、多機種少量生産に対応することが求められている。このため、製品の種類が多くなると、前記製品の種類に応じて測定対象の位置が変わる。そのため、前記寸法測定装置の位置情報を更新する作業に時間がかかっていた。
【0007】
前記寸法測定装置の位置情報の更新作業の手間を減らすには、例えば、位置決めをするための治具を製作することが考えられる。
【0008】
しかしながら、前記測定対象を所定の取付位置に位置決めする作業の効率化のために、複数の種類の製品ごとに測定用治具を製作する場合には、コスト又は工数等がかかる。このため、測定用治具に汎用性が求められている。
【0009】
前記特許文献1の搬送パレットは、上述の通り、ステータコアの搬送中に前記ステータコアが回転しないように位置決めしているものの、小径及び大径の2種類のステータコアに対応しているだけである。このため、より汎用的な治具が求められている。
【0010】
本発明の目的は、寸法測定装置によって測定対象を測定する際に前記測定対象を容易に位置決め可能で且つ汎用性の高い測定用治具を実現することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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