TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024173498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091953
出願日2023-06-02
発明の名称モータおよび電動自転車
出願人ニデック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所,個人
主分類H02K 11/24 20160101AFI20241205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】リード線の引き回しを簡素化させることができるモータおよび電動自転車を提供することにある。
【解決手段】モータ10は、仮想中心軸に沿って延びるロータシャフト160を有し、ロータシャフトを中心に回転するロータ100と、ロータに対して径方向外側に位置するステータ200と、ロータおよびステータを収容し、ロータの回転に伴って回転するハブ300と、ロータに対して軸方向一方側に位置し、ロータシャフトのトルクを検知するトルクセンサ500s、500tと、ハブ内に収容され、ロータとトルクセンサとの間に位置する回路基板400と、トルクセンサと回路基板とを電気的に接続するセンサ配線550と、回路基板の軸方向一方側の面で外部回路と電気的に接続する信号配線450と、ロータシャフトに対して軸方向一方側に位置する第1固定シャフト610とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
仮想中心軸に沿って延びるロータシャフトを有し、前記ロータシャフトを中心に回転するロータと、
前記ロータに対して径方向外側に位置するステータと、
前記ロータおよび前記ステータを収容し、前記ロータの回転に伴って回転するハブと、
前記ロータに対して軸方向一方側に位置するトルクセンサと、
前記ハブ内に収容され、前記ロータと前記トルクセンサとの間に位置する回路基板と、
前記トルクセンサと前記回路基板とを電気的に接続するセンサ配線と、
前記回路基板の軸方向一方側の面で外部回路と電気的に接続する信号配線と、
静止部材であり、前記ロータシャフトに対して軸方向一方側に位置する第1固定シャフトと
を備え、
前記第1固定シャフトは、前記トルクセンサを支持する、モータ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ステータの軸方向一方側を覆う第1ステータカバーと、
前記ステータの軸方向他方側を覆う第2ステータカバーと
をさらに備え、
前記回路基板は、前記ロータと前記第1ステータカバーとの間に位置し、
前記第1ステータカバーには、前記センサ配線および前記信号配線が軸方向に貫通する貫通孔が設けられる、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記第1固定シャフトの少なくとも一部は、前記ハブから軸方向一方側に延び、
前記第1固定シャフトには、前記トルクセンサが取り付けられ、
前記第1固定シャフトは、前記信号配線が内部に配置された管部を有する、請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記第1固定シャフトは、前記管部と連結する基体部をさらに有し、
前記基体部は、前記第1ステータカバーに取り付けられており、
前記基体部には、前記管部の貫通孔と繋がる切り欠きが設けられる、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
静止部材であり、前記ロータシャフトに対して軸方向他方側に位置する第2固定シャフトをさらに備え、
前記第2固定シャフトの少なくとも一部は、前記ハブから軸方向他方側に延びる、請求項3または4に記載のモータ。
【請求項6】
前記ステータに制御電流を供給する制御配線をさらに備え、
前記第1固定シャフトは、前記制御配線が内部に配置された管部を有する、請求項1または2に記載のモータ。
【請求項7】
前記ロータシャフトに対して軸方向他方側に取り付けられた太陽ギヤと、
前記太陽ギヤと噛み合い、前記ロータに対して軸方向他方側に配置された遊星ギヤと
をさらに備える、請求項1または2に記載のモータ。
【請求項8】
前記ロータシャフトに取り付けられたワンウェイクラッチをさらに備える、請求項1または2に記載のモータ。
【請求項9】
前記ステータは、
ステータコアと、
前記ステータコアを覆うインシュレータと、
前記インシュレータに巻き付いたコイルと
前記コイルを覆う被覆部と
を有する、請求項1から4のいずれかに記載のモータ。
【請求項10】
前記センサ配線は、
前記トルクセンサに接続されたセンサ接続線と、
前記センサ接続線の先端に位置する第1コネクタと、
前記回路基板に接続された基板接続線と、
前記基板接続線の先端に位置し、前記第1コネクタに接続される第2コネクタと
を有する、請求項1から4のいずれかに記載のモータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータおよび電動自転車に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電動アシスト自転車は、近年、急速に普及しつつある。電動アシスト自転車は、電動モータの動力を補助動力として利用することにより、運転者がペダルを漕ぐ力を低減できる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、トルクセンサーを電動自転車または自転車のフリーハブに集積可能なフリーハブトルク速度誘導装置が記載されている。特許文献1のフリーハブトルク速度誘導装置では、フリーハブボディにトルク誘導歪みユニットが設けられており、これにより、完成車をより便利に組み立てることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-517380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のフリーハブトルク速度誘導装置では、リード線が、トルクセンサーおよびスプロケットとは反対側の軸から延びている。このため、トルクセンサーから外部に延びるリード線が長くなることがある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、リード線の引き回しを簡素化させることができるモータおよび電動自転車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る例示的なモータは、仮想中心軸に沿って延びるロータシャフトを有し、前記ロータシャフトを中心に回転するロータと、前記ロータに対して径方向外側に位置するステータと、前記ロータおよび前記ステータを収容し、前記ロータの回転に伴って回転するハブと、前記ロータに対して軸方向一方側に位置するトルクセンサと、前記ハブ内に収容され、前記ロータと前記トルクセンサとの間に位置する回路基板と、前記トルクセンサと前記回路基板とを電気的に接続するセンサ配線と、前記回路基板の軸方向一方側の面で外部回路と電気的に接続する信号配線と、静止部材であり、前記ロータシャフトに対して軸方向一方側に位置する第1固定シャフトとを備える。前記第1固定シャフトは、前記トルクセンサを支持する。
【0008】
本発明に係る例示的な電動自転車は、上記に記載のモータと、前輪と、前記モータの回転に伴って回転する後輪とを備える。
【0009】
本発明に係る例示的な電動自転車は、上記に記載のモータと、前輪と、前記モータの回転に伴って回転する後輪と、前記後輪に取り付けられたスプロケットとを備え、前記スプロケットは、前記第1固定シャフトと対向する。
【発明の効果】
【0010】
例示的な本発明によれば、トルクセンサをロータおよびステータと一体化したモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

ニデック株式会社
駆動装置
今日
ニデック株式会社
駆動装置
今日
ニデック株式会社
継手ユニット
今日
ニデック株式会社
モータ制御装置
7日前
ニデック株式会社
モータおよび電動自転車
今日
個人
発電機
今日
個人
赤道周回変圧器
14日前
株式会社ダイヘン
電源装置
21日前
株式会社ダイヘン
電源装置
21日前
カヤバ株式会社
モータ
21日前
カヤバ株式会社
モータ
今日
株式会社ミクニ
電動装置
6日前
個人
ゼロカーボン発電循環装置
21日前
西芝電機株式会社
回転電機
15日前
ブラザー工業株式会社
充電器
今日
ブラザー工業株式会社
充電器
今日
コバックス株式会社
補助電源システム
今日
株式会社村田製作所
電力変換装置
13日前
株式会社ダイヘン
充電装置
今日
株式会社ダイヘン
電源装置
22日前
個人
架台及び架台システム
14日前
マツダ株式会社
モータ
15日前
株式会社豊田自動織機
モータ
7日前
マツダ株式会社
モータ
15日前
株式会社辰巳菱機
電力供給システム
20日前
三菱電機株式会社
ガス絶縁開閉装置
7日前
株式会社豊田自動織機
ロータ
14日前
株式会社ダイヘン
給電システム
22日前
富士電機株式会社
電力変換装置
7日前
富士電機株式会社
電力変換装置
今日
株式会社ダイヘン
充電システム
今日
富士電機株式会社
電力変換装置
21日前
株式会社サタケ
制御盤の扉
21日前
ネグロス電工株式会社
気密カバー
7日前
株式会社豊田自動織機
誘導電動機
21日前
日野自動車株式会社
電動機
28日前
続きを見る