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公開番号
2025007576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109066
出願日
2023-07-03
発明の名称
一軸アクチュエータ
出願人
株式会社マツイ
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
7/06 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コストを抑えながら、小型化することができる一軸アクチュエータを提供する。
【解決手段】駆動モータ2とボールねじ機構3との間に、モータ軸2aとボールねじ軸3bの回転を規制する無励磁ブレーキ4を設ける。無励磁ブレーキ4は、可動磁性板4cと固定制動板4dとの間に、内径部にカップリング嵌着孔4fを有したブレーキ板4eを備える。カップリング5は、モータ軸2aを連結するモータ軸連結ハブ5aをカップリング嵌着孔4fに挿入するとともに、モータ軸連結ハブ5aとカップリング嵌着孔4fとは相対回転不可となる形状にそれぞれ形成する。ボールねじ機構3bのブラケット部3cの端面3gに、フランジ部材6をインロー接続し、連結ボルト7にて、フランジ部材6と駆動モータ2を連結するとともに、フランジ部材6と駆動モータ2との間に無励磁ブレーキ4を固定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動モータと、該駆動モータの回転を直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、
該ボールねじ機構は、前記駆動モータの作動により回転するボールねじ軸と、該ボールねじ軸に螺合するボールねじナットを含むスライダとを備え、
前記駆動モータのモータ軸と前記ボールねじ軸とをカップリングで連結した一軸アクチュエータにおいて、
前記駆動モータと前記ボールねじ機構との間に、前記モータ軸と前記ボールねじ軸の回転を規制する無励磁ブレーキを設け、
該無励磁ブレーキは、可動磁性板と固定制動板との間に、内径部にカップリング嵌着孔を有したブレーキ板を備え、
前記カップリングは、前記モータ軸を連結するモータ軸連結ハブを前記カップリング嵌着孔に挿入するとともに、前記モータ軸連結ハブと前記カップリング嵌着孔とは相対回転不可となる形状にそれぞれ形成されることを特徴とする一軸アクチュエータ。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記ボールねじ機構の駆動モータ側端面に、フランジ部材を接続し、連結ボルトにて、前記フランジ部材と前記駆動モータを連結するとともに、前記フランジ部材と前記駆動モータとの間に前記無励磁ブレーキを固定し、
前記フランジ部材は、前記駆動モータ側端面に形成された凹凸形状に嵌まり合う凹凸形状を有していることを特徴とする請求項1記載の一軸アクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、XYテーブルや産業用ロボット等に用いられる一軸アクチュエータに関し、詳しくは、モータ一体型の一軸アクチュエータに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、一軸アクチュエータは、駆動モータと、該駆動モータの回転を直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、ボールねじ機構は、駆動モータの作動により回転するボールねじ軸と、該ボールねじ軸に螺合するボールねじナットを含むスライダとを有し、駆動モータのモータ軸とボールねじ軸とは、カップリングで連結されていた。また、産業機器に使用される一軸アクチュエータでは、スライダの往復運動部以外の長手方向の長さを短くし、小型化することが求められている。しかしながら、駆動モータとボールねじ機構とを連結する際に、これらの間に中間フランジを介装させ、中間フランジに駆動モータとボールねじ機構とをそれぞれボルト止めしていたことから、一軸アクチュエータの長手方向の長さが長くなっていた。また、ボールねじ軸と駆動モータのモータ軸とを一体に形成し、カップリングを省略することで長手方向の長さの短縮を図ったものがあった(特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-230251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の特許文献1のものでは、ボールねじ軸とモータ軸とを一体化させるのが困難で、特に、ボールねじ軸の長さが長くなった場合では、モータの巻線工程やコアの圧入工程に対応できる製造装置がなく、これに対応させるためには、大型な製造設備が必要になりコストが嵩んでいた。
【0005】
そこで本発明は、コストを抑えながら、小型化することができる一軸アクチュエータを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一軸アクチュエータは、駆動モータと、該駆動モータの回転を直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、該ボールねじ機構は、前記駆動モータの作動により回転するボールねじ軸と、該ボールねじ軸に螺合するボールねじナットを含むスライダとを備え、前記駆動モータのモータ軸と前記ボールねじ軸とをカップリングで連結した一軸アクチュエータにおいて、前記駆動モータと前記ボールねじ機構との間に、前記モータ軸と前記ボールねじ軸の回転を規制する無励磁ブレーキを設け、該無励磁ブレーキは、可動磁性板と固定制動板との間に、内径部にカップリング嵌着孔を有したブレーキ板を備え、前記カップリングは、前記モータ軸を連結するモータ軸連結ハブを前記カップリング嵌着孔に挿入するとともに、前記モータ軸連結ハブと前記カップリング嵌着孔とは相対回転不可となる形状にそれぞれ形成されることを特徴としている。
【0007】
さらに、前記ボールねじ機構の駆動モータ側端面に、フランジ部材を接続し、連結ボルトにて、前記フランジ部材と前記駆動モータを連結するとともに、前記フランジ部材と前記駆動モータとの間に前記無励磁ブレーキを固定し、前記フランジ部材は、前記駆動モータ側端面に形成された凹凸形状に嵌まり合う凹凸形状を有していると好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一軸アクチュエータの無励磁ブレーキは、カップリングと一体に回転するブレーキ板を、可動磁性板を介して固定制動板に押圧することでブレーキ板の回転を規制し、モータ軸とボールねじ軸の回転を規制する。本発明は、駆動モータのブレーキとして、このような無励磁ブレーキを用い、さらに、ブレーキ板とカップリングのモータ軸連結ハブとは、軸方向にオーバーラップさせた状態で連結されることから、コストを抑えながら、一軸アクチュエータの軸方向の長さを短くすることができる。
【0009】
また、フランジ部材と連結ボルトとを用いて、駆動モータとボールねじ機構とを連結するとともに、フランジ部材と駆動モータとの間に無励磁ブレーキを固定させることできるので、部品点数を少なくし、一軸アクチュエータの軸方向の長さを短くすることができる。さらに、フランジ部材は、駆動モータ側端面に形成された凹凸形状に嵌まり合う凹凸形状を備えていることから、フランジ部材によって一軸アクチュエータの軸方向の長さが長くなることを極力抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一形態例を示す一軸アクチュエータの一部断面正面図である。
一軸アクチュエータの分解説明図である。
ボールねじ機構の平面図である。
ボールねじ機構の左側面図である。
カップリングの正面図である。
無励磁ブレーキの断面正面図である。
無励磁ブレーキの右側面図である。
フランジ部材と連結ボルトの平面図である。
フランジ部材の右側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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