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公開番号
2024122840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023140912
出願日
2023-08-31
発明の名称
固形毛髪洗浄剤
出願人
株式会社成和化成
代理人
主分類
A61K
8/73 20060101AFI20240902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 毛髪に使用した際に、泡立ちに優れ、きしんだり、ごわついたりすることがなく使用性に優れ、弱酸性で、毛髪や頭皮に刺激の少ない固形毛髪洗浄剤を提供する。
【解決手段】 下記成分(A)~(E)を含有することを特徴とする固形毛髪洗浄剤。
(A)ココイルイセチオン酸塩(A1)及び/又はオレフィン(C14~16)スルホン酸ナトリウム(A2)を合計で20~50質量%
(B)両性界面活性剤を1~10質量%
(C)ポリクオタニウム-10を0.1~3.0質量%
(D)脂肪酸アミドアミンを0.03~0.3質量%
(E)ヒドロキシステアリン酸(E1)及び/又はステアリン酸(E2)を合計で10~25質量%
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記成分(A)~(E)を含むことを特徴とする固形毛髪洗浄剤。
(A)ココイルイセチオン酸塩(A1)及び/又はオレフィン(C14~16)スルホン酸ナトリウム(A2)を合計で20~50質量%
(B)両性界面活性剤を1~10質量%
(C)ポリクオタニウム-10を0.1~3.0質量%
(D)脂肪酸アミドアミンを0.03~0.3質量%
(E)ヒドロキシステアリン酸(E1)及び/又はステアリン酸(E2)を合計で10~25質量%
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
成分(E1)と(E2)の配合比((E1)/(E2))が1.0~3.0であり、成分(E2)が8質量%未満であることを特徴とする請求項1に記載の固形毛髪洗浄剤。
【請求項3】
前記(D)成分が、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミンから選ばれることを特徴とする請求項1又は2に記載の固形毛髪洗浄剤。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の固形毛髪洗浄剤において、(F)pH調整剤を含み、pHが4.5~6.0の弱酸性であることを特徴とする固形毛髪洗浄剤。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の固形毛髪洗浄剤において、(G)保湿剤を10~35質量%含有することを特徴とする固形毛髪洗浄剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固形の毛髪洗浄剤に関し、特に使用感の向上と刺激性の改良に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、毛髪の洗浄剤としては液状のものが多く、プラスチック容器に充填され、流通してきた。しかし、近年、SDGsの観点から、プラスチック容器の削減や輸送時のCO2排出量の軽減など環境負荷の低減のため、固形の毛髪洗浄剤の需要が増えてきている。
【0003】
固形洗浄剤としては、高級脂肪酸塩が主成分として用いられるものが多いが、特に毛髪に使用した場合には、すすぎ時のきしみ、ごわつきが感じられ、使用性に課題が残されている。また、高級脂肪酸塩からなる石鹸の場合は、アルカリ性のため、頭皮や毛髪への負担が大きく敏感な使用者には刺激が強いことがあった。
【0004】
このような背景のもと様々な固形洗浄剤が開発されてきたが(特許文献1、2)、上記要求を満たすためには、さらなる優れた使用感を有し、かつ、低刺激性である固形毛髪洗浄剤の開発が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6328490号公報
特許第6923977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、毛髪に使用した際に、泡立ちに優れ、きしんだり、ごわついたりすることがなく使用性に優れ、弱酸性で、毛髪や頭皮に刺激の少ない固形毛髪洗浄剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らが鋭意検討した結果、アニオン性界面活性剤であるココイルイセチオン酸塩及び/又はオレフィン(C14-16)スルホン酸ナトリウムを主成分として、両性界面活性剤、ポリクオタニウム-10、および脂肪酸アミドアミンを加え、さらにヒドロキシステアリン酸及び/又はステアリン酸を加えて固形物の硬さを向上させることで、使用性の改善と適度な硬さの両方を備えることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明の第1は下記成分(A)~(E)を含む固形毛髪洗浄剤である。
(A)ココイルイセチオン酸塩(A1)及び/又はオレフィン(C14~16)スルホン酸ナトリウム(A2)を合計で20~50質量%
(B)両性界面活性剤を1~10質量%
(C)ポリクオタニウム-10を0.1~3.0質量%
(D)脂肪酸アミドアミンを0.03~0.3質量%
(E)ヒドロキシステアリン酸(E1)及び/又はステアリン酸(E2)を合計で10~25質量%
【0009】
本発明の第2は、前記固形毛髪洗浄剤において、成分(E1)と(E2)の配合比((E1)/(E2))が1.0~3.0であり、成分(E2)が8質量%未満であることを特徴とする。上記範囲であると、本発明の固形毛髪洗浄剤の硬さが向上することから、この好ましい様態に該当するものである。
【0010】
本発明の第3は、前記第1又は第2の固形毛髪洗浄剤において、成分(D)がステアラミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミンから選ばれることを特徴とする。成分(D)としてステアラミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミンを配合すると、洗い流し後のしっとり感が付与されることから、この好ましい様態に該当するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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