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公開番号2024122555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030153
出願日2023-02-28
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類B60H 1/00 20060101AFI20240902BHJP(車両一般)
要約【課題】キャビンにエアコンユニットを搭載したトラクタがある。然しながら、エアコンユニットがキャビンの座席の下部側に配置され空調ダクト等が座席下部側から配置されているので、キャビンの居住空間が狭くなる課題があった。そこで、居住空間を広く確保できるキャビンを装備した作業車両を提供する。
【解決手段】キャビン23の上部左右一側に設けたエアコンユニット30から放出される空調エアをキャビン23内の前部側の前エア吹き出し口34a,34b及びエアコンユニット30を設けた側と反対側の左右他側の側部エア吹き出し口34c,34dに案内するフロントダクト33Fと空調エアをキャビン23内のエアコンユニット30を設けた側の側部エア吹き出し口34e及び後部側の後エア吹き出し口34fに案内するリヤダクト33Rを設ける。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
走行装置(4)及び操縦者が搭乗するキャビン(23)を装備した作業車両において、キャビン(23)の上部左右一側に設けたエアコンユニット(30)から放出される空調エアをキャビン(23)内の前部側の前エア吹き出し口(34a,34b)及びエアコンユニット(30)を設けた側と反対側の左右他側の側部エア吹き出し口(34c,34d)に案内するフロントダクト(33F)と空調エアをキャビン(23)内のエアコンユニット(30)を設けた側の側部エア吹き出し口(34e)及び後部側の後エア吹き出し口(34f)に案内するリヤダクト(33R)を設け、フロントダクト(33F)のフロント吸入口(33Fa)をリヤダクト(33R)のリヤ吸入口(33Ra)よりも広く構成したことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
リヤダクト(33R)にてペットボトル(30a,30b)や缶ボトル等を保冷及び/または保温する保存庫(32)に空調エアを案内し、保存庫(32)に後エア吹き出し口(34f)を設けたことを特徴とする請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
保存庫(32)がキャビン(23)の後部側に配置され、その底部がエアコンユニット(30)の底部よりも上方に位置し、保存庫(32)の開閉ドア(32a)に後エア吹き出し口(34f)を設け、保存庫(32)の開閉ドア(32a)が下部に設けた枢支軸にて上側が手前下方に向けて開く構成とし、保存庫(32)及び後エア吹き出し口(34f)が操作席(21)よりも後側に位置することを特徴とする請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
エアコンユニット(30)の後方でキャビン(23)の室内側に偏倚したリヤダクト(33R)の後方に保存庫(32)を配置し、エアコンユニット(30)の左右幅内の後方位置でエアコンユニット(30)と保存庫(32)にて形成される空間部に機体の位置情報を取得する位置情報取得装置(31)を配置したことを特徴とする請求項2記載の作業車両。
【請求項5】
保存庫(32)の内部底面にボトル(30a)が転がるのを防止する凹部(32c)を設け、保存庫(32)とキャビンルーフ(25)の間に空間(25a)を設けたことを特徴とする請求項2~請求項4のいずれか1項に記載の作業車両。
【請求項6】
フロントダクト(33F)を湾曲させてキャビン(23)の室内空間を広くした部位にモニタ(35)を配置し、フロントガラス窓(28)上部に位置する前エア吹き出し口(34a,34b)がフロントガラス窓(28)下方に向けて空調エアを吹き出すことを特徴とする請求項2~請求項4のいずれか1項に記載の作業車両。
【請求項7】
キャビン(23)前部のフロントガラス窓(28)よりも前方にキャビンルーフ(25)を突出させ、該キャビンルーフ(25)の前部突出部下面内にフロントガラス窓(28)のワイパー(40)が非作動時に収納されることを特徴とする請求項2~請求項4のいずれか1項に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャビンを装備した作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、操縦者が搭乗するキャビンにエアコンユニットを搭載したトラクタがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-224278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
然しながら、エアコンユニットがキャビンの座席の下部側に配置されており、空調ダクト等を座席下部側から配置すると、キャビンの居住空間が狭くなり、操縦者の車体操作性が低下すると共に閉塞感や圧迫感を感じやすくなって操縦者の肉体的及び精神的な疲労が増す課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、居住空間を広く確保できるキャビンを装備した作業車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行装置4及び操縦者が搭乗するキャビン23を装備した作業車両において、キャビン23の上部左右一側に設けたエアコンユニット30から放出される空調エアをキャビン23内の前部側の前エア吹き出し口34a,34b及びエアコンユニット30を設けた側と反対側の左右他側の側部エア吹き出し口34c,34dに案内するフロントダクト33Fと空調エアをキャビン23内のエアコンユニット30を設けた側の側部エア吹き出し口34e及び後部側の後エア吹き出し口34fに案内するリヤダクト33Rを設け、フロントダクト33Fのフロント吸入口33Faをリヤダクト33Rのリヤ吸入口33Raよりも広く構成した作業車両である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、キャビン23上部にエアコンユニット30、フロントダクト33F、リヤダクト33R及び複数のエア吹き出し口34a,34b,34c,34d,34e,34fを設けたので、キャビン23内の居住空間を広く確保できる。
【0008】
また、送風距離が長いフロントダクト33Fのフロント吸入口33Faを送風距離の短いリヤダクト33Rのリヤ吸入口33Raよりも広くすることにより、エアコンユニット30からキャビン23内周囲の複数のエア吹き出し口34a,34b,34c,34d,34e,34fに均等に空調エアを送ることができ、キャビン23内の温度をできるだけ均一に変化させることができ、作業しやすい環境を実現できる。
【0009】
請求項2記載の発明は、リヤダクト33Rにてペットボトル30a,30bや缶ボトル等を保冷及び/または保温する保存庫32に空調エアを案内し、保存庫32に後エア吹き出し口34fを設けた請求項1記載の作業車両である。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、リヤダクト33Rにてペットボトル30a,30bや缶ボトル等を保冷及び/または保温する保存庫32に空調エアを案内し、保存庫32に後エア吹き出し口34fを設けたので、空調エアの案内経路を活用して保存庫32を配置ができキャビン23内の居住空間を広く確保できる。
(【0011】以降は省略されています)

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