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公開番号
2024122287
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029742
出願日
2023-02-28
発明の名称
ダイヤモンドルアー
出願人
ノリタケ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
85/01 20060101AFI20240902BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】魚にかまれたり、岩などの障害物に衝突したりした場合にも、破損しにくい十分な耐久性を有し、様々な角度から光輝いて見えるダイヤモンドルアーを提供する。
【解決手段】金属またはプラスチックにより形成された本体部10と、本体部10の表面に形成された光沢部20とを有し、光沢部20は、複数のダイヤモンド粒24と、ダイヤモンド粒24を本体部10に固着させるめっき層22とを含み、めっき層22の表面にダイヤモンド粒24が露出している、ダイヤモンドルアー100。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属またはプラスチックにより形成された本体部と、前記本体部の表面に形成された光沢部とを有し、
前記光沢部は、複数のダイヤモンド粒と、前記ダイヤモンド粒を前記本体部に固着させるめっき層とを含み、前記めっき層の表面に前記ダイヤモンド粒が露出している、ダイヤモンドルアー。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記ダイヤモンド粒の露出している部分の厚み(T)が、前記ダイヤモンド粒の平均粒径(d)の0.35倍以上である、請求項1に記載のダイヤモンドルアー。
【請求項3】
前記ダイヤモンド粒が、切頭八面体および/または六・八面体であり、
前記ダイヤモンド粒の平均粒径が35~850μmである、請求項1または2に記載のダイヤモンドルアー。
【請求項4】
前記光沢部の表面における前記ダイヤモンド粒の占有面積率が、50面積%以上である、請求項1または2に記載のダイヤモンドルアー。
【請求項5】
前記光沢部が、前記本体部の表面の全体にわたって形成されている、請求項1または2に記載のダイヤモンドルアー。
【請求項6】
前記本体部の表面に、前記めっき層から構成された第1領域と、前記光沢部である複数の第2領域とを有し、
縞状となるように、複数の前記第2領域が間隔をあけて形成されている、請求項1または2に記載のダイヤモンドルアー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイヤモンドルアーに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
魚釣り用のルアーは、疑似餌とも呼ばれ、魚や虫などのエサに見せかけて水中で魚を食いつかせるためのものであり、様々な形状や材質、外観のものが知られている。例えば、魚を引き寄せるため、光沢性をもたせたルアーが提案されている。このようなルアーとして、特許文献1には、本体部と、外部からの光を反射又は透過して光を発するように前記本体部に設けられた光透過性の石と、を備えることを特徴とするルアーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3211458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、魚が食らいついたり、岩などの障害物に衝突したりすることで、ルアー表面のペイントが剥がれたり、ルアー本体が割れたりする場合があった。また、ルアー表面や本体を構成する材質によっては、錆びが発生する場合があった。そのため、耐摩耗性や耐食性といった耐久性に改善の余地があった。また、従来のルアーは、一定の方向からはキラキラ輝いて見えても、別の角度からは輝きが低下する場合があり、あらゆる角度から見たときの光沢性を更に向上させて、よりキラキラ輝いて見えるルアーが求められていた。
【0005】
かかる状況下、本発明の目的は、耐久性に優れ、様々な角度から光輝いて見えるダイヤモンドルアーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、下記の発明が上記目的に合致することを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は、以下の発明に係るものである。
【0007】
<1> 金属またはプラスチックにより形成された本体部と、前記本体部の表面に形成された光沢部とを有し、前記光沢部は、複数のダイヤモンド粒と、前記ダイヤモンド粒を前記本体部に固着させるめっき層とを含み、前記めっき層の表面に前記ダイヤモンド粒が露出している、ダイヤモンドルアー。
<2> 前記ダイヤモンド粒の露出している部分の厚み(T)が、前記ダイヤモンド粒の平均粒径(d)の0.35倍以上である、前記<1>に記載のダイヤモンドルアー。
<3> 前記ダイヤモンド粒が、切頭八面体および/または六・八面体であり、前記ダイヤモンド粒の平均粒径が35~850μmである、前記<1>または<2>に記載のダイヤモンドルアー。
<4> 前記光沢部の表面における前記ダイヤモンド粒の占有面積率が、50面積%以上である、前記<1>から<3>のいずれかに記載のダイヤモンドルアー。
<5> 前記光沢部が、前記本体部の表面の全体にわたって形成されている、前記<1>から<4>のいずれかに記載のダイヤモンドルアー。
<6> 前記本体部の表面に、前記めっき層から構成された第1領域と、前記光沢部である複数の第2領域とを有し、縞状となるように、複数の前記第2領域が間隔をあけて形成されている、前記<1>から<4>のいずれかに記載のダイヤモンドルアー。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、耐久性に優れ、様々な角度から光輝いて見えるダイヤモンドルアーが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のルアーの実施の形態に係るダイヤモンドルアー100の一部(Bの領域)を断面とした側面模式図である。
図1のAA線の断面模式図である。
本発明のルアーの実施の形態に係るダイヤモンドルアー200の一部(Cの領域)を断面とした側面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明するが、以下に記載する構成要件の説明は、本発明の実施の態様の一例であり、本発明はその要旨を超えない限り、以下の記載内容に限定されるものではない。なお、本明細書において「~」という表現を用いる場合、その前後の数値又は物性値を含む表現として用いるものとする。
(【0011】以降は省略されています)
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