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公開番号
2024122035
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029343
出願日
2023-02-28
発明の名称
脱臭装置
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
A61L
9/00 20060101AFI20240902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
適切なタイミングで脱臭フィルタの再生を行ないながら、消費電力を抑えて悪臭成分の脱臭処理を連続して効率よく行うことを可能とする生ごみ処理層脱臭装置を提供する。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の脱臭装置は、第1の脱臭部205と、第1の脱臭部205とは異なる位置に設けられた第2の脱臭部210と、第1の脱臭部205、及び、第2の脱臭部210に空気を導入する導入口201と、導入口201と、第1の脱臭部205及び第2の脱臭部210の少なくともいずれか一方との間に設けられた切替手段215と、切替手段215の位置を導入口201から導入された空気を第1の脱臭部205へ通過させる第1の位置から、導入口201から導入された空気を第2の脱臭部210へ通過させる第2の位置へ切替る切替制御手段150とを備えたことを特徴としている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の脱臭部と、
前記第1の脱臭部とは異なる位置に設けられた第2の脱臭部と、
前記第1の脱臭部、及び、前記第2の脱臭部に空気を導入する導入口と、
前記導入口と、前記第1の脱臭部及び前記第2の脱臭部の少なくともいずれか一方との間に設けられた切替手段と、
前記切替手段の位置を前記導入口から導入された空気を前記第1の脱臭部へ通過させる第1の位置から、
前記導入口から導入された空気を前記第2の脱臭部へ通過させる第2の位置へ切り替る切替制御手段と、を備えたことを特徴とする脱臭装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記導入口に設けられた切替手段と、
前記導入口から導入された空気を廃棄する排気口と、前記第1の脱臭部及び前記第2の脱臭部の少なくともいずれかとの間に設けられた他の切替手段
によって前記第1の脱臭部または前記第2の脱臭部は密閉されることを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置
【請求項3】
前記切替手段を駆動させる駆動手段を有し、前記駆動手段により前記切替手段は回転動作にて前記第1の脱臭部、及び、前記第2の脱臭部への通気を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置
【請求項4】
前記切替手段を駆動させる駆動手段を有し、前記駆動手段により前記切替手段は直動動作にて前記第1の脱臭部、及び、前記第2の脱臭部への通気を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置
【請求項5】
前記第1の脱臭部を加熱する第1の加熱部と、
前記第2の脱臭部を加熱する第2の加熱部と、
前記第1の加熱部及び前記第2の加熱部を制御する加熱制御手段と、を備え、
前記加熱制御手段は、前記切替手段が前記第1の位置に位置するときに、前記第2の加熱部を加熱し、
前記切替手段が、前記第2の位置に位置するときに、前記第1の加熱部を加熱することを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置。
【請求項6】
前記脱臭触媒は、常温で活性化して臭気成分を分解することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の脱臭装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に生ごみ等から発生する臭気を脱臭処理するための脱臭装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
生ごみ等の有機物を処理する有機物処理装置は、廃棄物処理過程で臭気成分が発生するため、臭気成分の脱臭処理を行ない外気に排気するようになっている。
【0003】
脱臭処理の方法として、従来においては、例えば特許文献1のように、臭気を含んだガスを、セラミックを含む吸着剤を充填した吸着塔を通過させて装置外へ排出する方法、また、特許文献2のように排気ガスを排出する前に脱臭触媒を用いた加熱脱臭装置を通過させて装置外へ排出する方法を採用した装置等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-29736公報
特開2001-205234公報"
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような脱臭装置では臭気を含んだ排気ガスを排出する経路は基本的に1つの経路により構成されている。ここで脱臭処理を継続するに伴い吸着剤、あるいは脱臭触媒が飽和状態となった場合、これらの脱臭部材を再生する必要がある。その際、脱臭装置の運転を一時中断して吸着剤あるいは脱臭触媒の再生処理を別途行う必要があった。結果として脱臭部材を再生している間は生ごみ等の処理を控えるしかなく、装置として必ずしも使い勝手が良好であるとは言えなかった。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、脱臭と再生を切り替えることで、連続的に悪臭成分の処理を行うことを可能とする脱臭装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の脱臭装置は、第1の脱臭部と、
前記第1の脱臭部とは異なる位置に設けられた第2の脱臭部と、
前記第1の脱臭部、及び、前記第2の脱臭部に空気を導入する導入口と、
前記導入口と、前記第1の脱臭部及び前記第2の脱臭部の少なくともいずれか一方との間に設けられた切替手段と、
前記切替手段の位置を前記導入口から導入された空気を前記第1の脱臭部へ通過させる第1の位置から、
前記導入口から導入された空気を前記第2の脱臭部へ通過させる第2の位置へ切り替る切替制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の脱臭装置によれば、脱臭装置の再生を行う際、脱臭装置の運転を一時中断して脱臭触媒の再生処理を行うことなく、脱臭装置を連続的に稼働させた状態で適切な制御により脱臭フィルタの再生を行ないながら、併行して悪臭成分の脱臭処理を連続して効率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1~4において使用する生ごみ処理装置の外観図である。
本発明の実施形態1~4において使用する生ごみ処理装置の内部構成図である。
本発明の実施形態1を説明する脱臭装置の構成を示す上面図である。
本発明の実施形態1を説明する制御装置の構成を示した図である。
本発明の実施形態1を説明するフローチャートを示した図である。
本発明の実施形態2を説明する脱臭装置の構成を示す上面図である。
本発明の実施形態3を説明する脱臭装置の構成を示す上面図である。
本発明の実施形態4を説明する脱臭装置の構成を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の脱臭装置は、排気を通気する排気経路は脱臭経路と再生経路からなる経路により構成されており、前記脱臭経路および前記再生経路の両方には脱臭触媒を備え、前記排気経路は所定条件を満たしたときに前記脱臭経路と前記再生経路を交互に切り替える機構を有することを特徴としている。本発明に係わる好適な一実施形態として生ごみ処理機用脱臭装置を例示し、図1から3に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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