TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024121609
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028803
出願日
2023-02-27
発明の名称
紙製容器、蓋材付き紙製容器及びブランク材
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
5/56 20060101AFI20240830BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ピンホールの発生を抑制することが可能な、紙製容器、蓋材付き紙製容器及びブランク材を提供する。
【解決手段】紙製容器10は、紙容器20と、紙容器20の表面に積層された成形フィルム40とを備えている。紙容器20は、底部21と、底部21に第1折れ線22を介して連結された複数の側部23と、各々の側部23にそれぞれ第2折れ線24を介して連結された複数のフランジ片25とを有している。側部23同士は、互いに連続することなく隣り合っている。第2折れ線24は、紙容器20を貫通する複数の第1切り込み部24aを含んでいる。各々の第1切り込み部24aの長さL2は、30mm以下である。
【選択図】図5B
特許請求の範囲
【請求項1】
紙容器と、
前記紙容器の表面に積層された成形フィルムとを備え、
前記紙容器は、
底部と、
前記底部に第1折れ線を介して連結された複数の側部と、
各々の側部にそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片とを有し、
前記側部同士は、互いに連続することなく隣り合っており、
前記第2折れ線は、前記紙容器を貫通する複数の第1切り込み部を含み、
各々の前記第1切り込み部の長さは、30mm以下である、紙製容器。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1折れ線は、前記紙容器を貫通する複数の第2切り込み部を含み、各々の前記第2切り込み部の長さは、30mm以下である、請求項1に記載の紙製容器。
【請求項3】
紙容器と、
前記紙容器の表面に積層された成形フィルムとを備え、
前記紙容器は、
底部と、
前記底部に第1折れ線を介して連結された複数の側部と、
各々の側部にそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片とを有し、
前記側部同士は、互いに連続することなく隣り合っており、
前記第2折れ線は、前記紙容器を貫通する複数の第1切り込み部を含み、
各々の前記第1切り込み部の長さは、35mm以下であり、
前記紙容器を構成する紙の坪量は、350g/m
2
以上である、紙製容器。
【請求項4】
前記第1折れ線は、前記紙容器を貫通する複数の第2切り込み部を含み、各々の前記第2切り込み部の長さは、35mm以下である、請求項3に記載の紙製容器。
【請求項5】
紙容器と、
前記紙容器の表面に積層された成形フィルムとを備え、
前記紙容器は、
底部と、
前記底部に第1折れ線を介して連結された複数の側部と、
各々の側部にそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片とを有し、
前記側部同士は、互いに連続することなく隣り合っており、
前記第2折れ線は、
両端部に形成された第1薄肉部と、
前記第1薄肉部同士の間に形成され、前記紙容器を貫通する複数の第1切り込み部とを含み、
前記第1薄肉部の長さは、10mm以上である、紙製容器。
【請求項6】
前記第1折れ線は、両端部に形成された第2薄肉部と、前記第2薄肉部同士の間に形成され、前記紙容器を貫通する複数の第2切り込み部とを含み、前記第2薄肉部の長さは、10mm以上である、請求項5に記載の紙製容器。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の前記紙製容器と、
前記紙製容器を密封する蓋材とを備える、蓋材付き紙製容器。
【請求項8】
ブランク材であって、
底部パネルと、
前記底部パネルに第1折れ線を介して連結された複数の側部パネルと、
各々の側部パネルにそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片パネルとを備え、
前記側部パネル同士の間に隙間が形成されており、
前記第2折れ線は、前記ブランク材を貫通する複数の第1切り込み部を含み、
各々の前記第1切り込み部の長さは、30mm以下である、ブランク材。
【請求項9】
前記第1折れ線は、前記ブランク材を貫通する複数の第2切り込み部を含み、各々の前記第2切り込み部の長さは、30mm以下である、請求項8に記載のブランク材。
【請求項10】
ブランク材であって、
底部パネルと、
前記底部パネルに第1折れ線を介して連結された複数の側部パネルと、
各々の側部パネルにそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片パネルとを備え、
前記側部パネル同士の間に隙間が形成されており、
前記第2折れ線は、前記ブランク材を貫通する複数の第1切り込み部を含み、
各々の前記第1切り込み部の長さは、35mm以下であり、
前記ブランク材を構成する紙の坪量は、350g/m
2
以上である、ブランク材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、紙製容器、蓋材付き紙製容器及びブランク材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、持ち帰り用の飲食物(いわゆる、テイクアウト商品)や、宅配される飲食物を収容する容器が知られている。
【0003】
近年、海洋汚染の問題や環境負荷の低減を目的として、このような容器に使用する樹脂量の低減が求められており、樹脂量を削減したり、容器に使用する材質を変更したりすることが進められている。このような容器としては、フランジ片を有する紙容器と、上記紙容器の内壁に積層された成形フィルムとを備える紙製容器が知られている(例えば、特許文献1)。このような紙製容器では、食品が充填された後、蓋材によって、紙製容器が覆われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2013-545675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような紙製容器を作製する場合、紙容器に成形フィルムを接着する際に、成形フィルムにピンホールが生じてしまう可能性がある。
【0006】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、ピンホールの発生を抑制することが可能な、紙製容器、ブランク材及び蓋材付き紙製容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、紙容器と、前記紙容器の表面に積層された成形フィルムとを備え、前記紙容器は、底部と、前記底部に第1折れ線を介して連結された複数の側部と、各々の側部にそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片とを有し、前記側部同士は、互いに連続することなく隣り合っており、前記第2折れ線は、前記紙容器を貫通する複数の第1切り込み部を含み、各々の前記第1切り込み部の長さは、30mm以下である、紙製容器である。
【0008】
本開示の第2の態様は、上述した第1の態様による紙製容器において、前記第1折れ線は、前記紙容器を貫通する複数の第2切り込み部を含んでいても良く、各々の前記第2切り込み部の長さは、30mm以下であっても良い。
【0009】
本開示の第3の態様は、紙容器と、前記紙容器の表面に積層された成形フィルムとを備え、前記紙容器は、底部と、前記底部に第1折れ線を介して連結された複数の側部と、各々の側部にそれぞれ第2折れ線を介して連結された複数のフランジ片とを有し、前記側部同士は、互いに連続することなく隣り合っており、前記第2折れ線は、前記紙容器を貫通する複数の第1切り込み部を含み、各々の前記第1切り込み部の長さは、35mm以下であり、前記紙容器を構成する紙の坪量は、350g/m
2
以上である、紙製容器である。
【0010】
本開示の第4の態様は、上述した第3の態様による紙製容器において、前記第1折れ線は、前記紙容器を貫通する複数の第2切り込み部を含んでいても良く、各々の前記第2切り込み部の長さは、35mm以下であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
箱
1か月前
個人
構造体
8か月前
個人
包装体
1か月前
個人
ゴミ箱
29日前
個人
収納用具
5か月前
個人
半蓋半箱筒
10か月前
個人
物品収納具
4か月前
個人
パウチ補助具
24日前
個人
折り畳み水槽
1か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
ダンボール宝箱
1か月前
個人
パウチ容器
8か月前
個人
折りたたみコップ
7か月前
個人
チャック付き袋体
7か月前
個人
圧縮収納袋
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
6か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
塗料容器用蓋
1か月前
個人
プラスチックバッグ
9か月前
株式会社イシダ
包装装置
10か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
開口しやすいレジ袋
9か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
22日前
個人
穿孔紐通し結束器具
9か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
株式会社イシダ
包装装置
1か月前
個人
粘着テープ剥がし具
2か月前
個人
粘着テープ切断装置
3か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
8か月前
続きを見る
他の特許を見る