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公開番号2024121237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028214
出願日2023-02-27
発明の名称動態解析システムおよび動態解析方法
出願人日本鋳造株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/0639 20230101AFI20240830BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業者がどのように動いてどのような作業を行ったかを詳細に把握することができる動態解析システムおよび動態解析方法を提供する。
【解決手段】生産現場に存在する作業エリアで作業する作業者の動態を解析する動態解析システム200は、無線通信により作業者の位置情報を取得する位置情報取得部30と、作業エリア内の画像情報を動画として取得する画像情報取得部20と、位置情報取得部30で取得した作業者の位置情報および画像情報取得部20で取得した画像情報に基づいて、作業者の動きおよび作業者の作業内容を解析する解析部10とを有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
生産現場に存在する作業エリアで作業する作業者の動態を解析する動態解析システムであって、
無線通信により前記作業者の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記作業エリア内の画像情報を動画として取得する画像情報取得部と、
前記位置情報取得部で取得した前記作業者の前記位置情報および前記画像情報取得部で取得した前記画像情報に基づいて、前記作業者の動きおよび前記作業者の作業内容を解析する解析部と、
を有することを特徴とする動態解析システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記画像情報取得部は、前記作業エリア内の画像を動画として取得する複数のカメラを有することを特徴とする請求項1に記載の動態解析システム。
【請求項3】
前記位置情報取得部は、前記作業者に装着された発信器と、固定的に設けられた受信器を有する受信部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の動態解析システム。
【請求項4】
前記発信器はビーコンであり、前記受信器はロケータであることを特徴とする請求項3に記載の動態解析システム。
【請求項5】
前記解析部は、
前記位置情報取得部で取得された前記作業者の位置情報を解析し、前記作業者の作業動線を経時的に把握する位置情報解析部と、
前記画像情報取得部で取得した動画を解析し、前記作業者の位置抽出および前記作業者の作業状態の把握を行う画像情報解析部と、
前記位置情報解析部および前記画像情報解析部で得られた前記作業者の位置および姿勢、ならびに前記作業者の作業状態から、前記作業者の作業内容を判定し、作業内容を分類する作業内容判定部と、
前記位置情報解析部で把握された前記作業者の作業動線軌跡および前記作業者の移動距離、ならびに、前記作業内容判定部により得られた作業分類、を含む出力情報を作成する出力情報作成部と、
を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の動態解析システム。
【請求項6】
前記解析部は、前記位置情報解析部で得られた前記作業者の位置情報と、前記画像情報解析部により動画から抽出された前記作業者の位置とを紐づけする紐つけ部をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の動態解析システム。
【請求項7】
前記作業内容判定部は、前記画像情報をAIにより機械学習させることを特徴とする請求項5に記載の動態解析システム。
【請求項8】
生産現場に存在する作業エリアで作業する作業者の動態を解析する動態解析方法であって、
無線通信により前記作業者の位置情報を取得する工程と、
前記作業エリア内の画像情報を動画として取得する工程と、
前記作業者の前記位置情報および前記画像情報に基づいて、前記作業者の動きおよび前記作業者の作業内容を解析する工程と、
を有することを特徴とする動態解析方法。
【請求項9】
前記作業者の動きおよび前記作業者の作業内容を解析する工程は、
前記位置情報を解析する工程と、
前記画像情報を解析する工程と、
前記位置情報の解析結果および前記画像情報の解析結果に基づき、前記作業者の作業内容の判定し、前記作業内容の分類を行う工程と、
前記位置情報の解析により把握された前記作業者の作業動線軌跡および前記作業者の移動距離、ならびに、前記作業内容の分類、を含む出力情報を作成する工程と、
を有することを特徴とする請求項8に記載の動態解析方法。
【請求項10】
前記作業者の前記位置情報と、前記動画から抽出された前記作業者の位置とを紐づけする工程をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の動態解析方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、工場等の生産現場に存在する作業エリアにおける作業者の動態解析システムおよび動態解析方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、生産現場である工場には、複数の作業者が作業を行う作業エリアが存在する。このような作業エリアにおける作業者の生産性を改善することを目的として、従来、作業者の動作を解析する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、対象エリアに設置された発信器およびユーザに装着された受信器を用いて作業動線を記録し、生産性を改善する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6469285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では、各作業者の動きは把握できるが、作業者がどのような作業を行ったかまでは十分に把握することができず、生産性改善効果にも限界がある。
【0005】
そこで、本発明は、作業者がどのように動いてどのような作業を行ったかを詳細に把握することができる動態解析システムおよび動態解析方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の(1)~(11)の手段を提供する。
【0007】
(1)生産現場に存在する作業エリアで作業する作業者の動態を解析する動態解析システムであって、
無線通信により前記作業者の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記作業エリア内の画像情報を動画として取得する画像情報取得部と、
前記位置情報取得部で取得した前記作業者の前記位置情報および前記画像情報取得部で取得した前記画像情報に基づいて、前記作業者の動きおよび前記作業者の作業内容を解析する解析部と、
を有することを特徴とする動態解析システム。
【0008】
(2)前記画像情報取得部は、前記作業エリア内の画像を動画として取得する複数のカメラを有することを特徴とする(1)に記載の動態解析システム。
【0009】
(3)前記位置情報取得部は、前記作業者に装着された発信器と、固定的に設けられた受信器を有する受信部と、を有することを特徴とする(1)に記載の動態解析システム。
【0010】
(4)前記発信器はビーコンであり、前記受信器はロケータであることを特徴とする(3)に記載の動態解析システム。
(【0011】以降は省略されています)

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