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公開番号
2024121034
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023027879
出願日
2023-02-27
発明の名称
作業用車両
出願人
株式会社竹内製作所
代理人
弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20240830BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】バッテリパックの着脱が容易化された作業用車両を提供する。
【解決手段】車体3と、走行装置10と、油圧により作動する作業装置12、14と、走行装置10もしくは作業装置12、14の駆動源となる電動モータと、を備える作業用車両であって、車体3は、下部に強度部材であり且つ搭載機器の支持部材である本体フレーム18を備え、本体フレーム18は、底板となる大板68を有し、大板68は、後部に平面視において後方に向かって開口するように切欠かれた形状で、バッテリパック64を搬入・搬出する装置の支持部を当接させるための切欠き70が設けられており、バッテリパック64は、切欠き70の上方に配設されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、走行装置と、油圧により作動する作業装置と、前記走行装置もしくは前記作業装置の駆動源となる電動モータと、を備える作業用車両であって、
前記車体は、下部に強度部材であり且つ搭載機器の支持部材である本体フレームを備え、
前記本体フレームは、底板となる大板を有し、
前記大板は、後部に平面視において後方に向かって開口するように切欠かれた形状で、バッテリパックを搬入・搬出する装置の支持部を当接させるための切欠きを有し、
前記バッテリパックは、前記切欠きの上方に配設されていること
を特徴とする作業用車両。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記切欠きは、少なくとも前記バッテリパックの重心よりも前部が露出する形状に形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
【請求項3】
前記バッテリパックの上方には、仕切板が設けられており、
前記仕切板の前記バッテリパックに対向する面には、前記仕切板のもう一方の面に設けられている電装部品を固定する固定部材を覆う保護板が設けられていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業用車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧により作動する作業装置と、作業装置の駆動源となる電動モータと、電動モータに電力を供給するバッテリパックと、を備える作業用車両に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
作業用車両の例として、走行用のクローラもしくはタイヤが取付けられた下部体と、下部体の上に配設された上部体と、下部体もしくは上部体に取付けられて油圧により作動する作業装置を備える油圧ショベル、トラックローダ等が従来より知られている。
【0003】
昨今では、従来のエンジンに代えて電動モータによって駆動される作業用車両が開発されている(特許文献1:特許第7025226号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7025226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記に例示される電動モータによって駆動される作業用車両は、上部体の後部にバッテリパックを搭載している。当該バッテリパックに関しては、その着脱に際し、クレーン設備や専用の吊具等を使用しなければならなかった。また、着脱を行う作業場所が限定されていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、バッテリパックの着脱が容易化された作業用車両を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
【0008】
車体と、走行装置と、油圧により作動する作業装置と、前記走行装置もしくは前記作業装置の駆動源となる電動モータと、を備える作業用車両であって、前記車体は、下部に強度部材であり且つ搭載機器の支持部材である本体フレームを備え、前記本体フレームは、底板となる大板を有し、前記大板は、後部に平面視において後方に向かって開口するように切欠かれた形状で、バッテリパックを搬入・搬出する装置の支持部を当接させるための切欠きを有し、前記バッテリパックは、前記切欠きの上方に配設されていることを要件とする。
【0009】
上記の構成によれば、車体後方からフォークリフト等の荷役運搬機械の支持部(フォークリフトにおいては、爪)を進入させてバッテリパックを搬入・搬出することができるため、バッテリパックの着脱に際し、クレーン設備や専用の吊具等を使用する必要がない。すなわち、バッテリパックの着脱が容易化された作業用車両を提供することができる。
【0010】
また、前記切欠きは、少なくとも前記バッテリパックの重心よりも前部が露出する形状に形成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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