TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024120840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023201731
出願日
2023-11-29
発明の名称
バッテリ充電ステーション、及びバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法
出願人
光陽工業股分有限公司
代理人
個人
主分類
H02J
7/02 20160101AFI20240829BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】バッテリ充電ステーション、及びバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法を提供する。
【解決手段】複数のバッテリを収納且つ充電するように構成されている電気設備であるバッテリ充電ステーションにより実施され得る、バッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法であって、充電パラメータの第1値に基づいてバッテリに対して充電を行なうことと、バッテリ充電ステーションの使用率を取得することと、バッテリ充電ステーションの使用率が所定の使用率よりも低いか否かを判断することと、バッテリ充電ステーションの使用率が所定の使用率よりも低いと判断した場合、充電パラメータを第1値から第2値となるように調整するとともに、充電パラメータの第2値に基づいてバッテリに対して充電を行なうことと、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のバッテリを収納且つ充電するように構成されている電気設備であるバッテリ充電ステーションにより実施される、バッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法であって、
充電パラメータの第1値に基づいて前記バッテリに対して充電を行なうことと、
前記バッテリ充電ステーションの使用率を取得することと、
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率が所定の使用率よりも低いか否かを判断することと、
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率が前記所定の使用率よりも低いと判断した場合、前記充電パラメータを前記第1値から第2値となるように調整するとともに、前記充電パラメータの前記第2値に基づいて前記バッテリに対して充電を行なうことと、を含む、
ことを特徴とするバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率を取得することは、単位時間当たりに前記バッテリ充電ステーションが受けたバッテリ要求の数量に基づいて、前記バッテリ充電ステーションの前記使用率を取得することである、
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法。
【請求項3】
前記充電パラメータの前記第1値及び前記第2値は、いずれも前記バッテリを充電するために用いられる電流の値であり、
前記第1値は、前記第2値よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法。
【請求項4】
前記充電パラメータの前記第1値及び前記第2値は、いずれも前記バッテリの最大バッテリ容量に対する満充電のバッテリレベルの比率である満充電率であり、
各前記バッテリの電力が前記満充電率まで充電されると、前記バッテリに対して充電を行なうことが停止され、
前記第1値は、前記第2値よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法。
【請求項5】
前記バッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法は、
前記バッテリ充電ステーションの使用率を再び取得することと、
前記バッテリ充電ステーションの再び取得した前記使用率が前記所定の使用率よりも低いか否かを判断することと、
前記バッテリ充電ステーションの再び取得した前記使用率が前記所定の使用率以上であると判断した場合、前記充電パラメータの前記第1値に基づいて前記バッテリに対して再び充電を行なうことと、を更に含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法。
【請求項6】
前記バッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法は、
ネットワークを介してクラウドサーバと接続することと、
前記バッテリ充電ステーションが受けた少なくとも1つのバッテリ要求を、前記ネットワークを介して前記クラウドサーバへ送信することと、
前記クラウドサーバにより、単位時間当たりに前記バッテリ充電ステーションが受けた前記少なくとも1つのバッテリ要求の数量を取得して、前記バッテリ充電ステーションの前記使用率を取得することと、
前記ネットワークを介して前記クラウドサーバから、前記充電パラメータを調整することに関連する指令を受信することと、を更に含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法。
【請求項7】
バッテリ収納システムと、パワーモジュールと、処理ユニットと、を備えており、
前記バッテリ収納システムは、複数のバッテリを収納することができるように構成されており、
前記処理ユニットは、前記バッテリ収納システム及び前記パワーモジュールと電気的に接続されており、且つ
充電パラメータの第1値に基づいて前記バッテリに対して充電を行なうよう前記パワーモジュールを制御し、
バッテリ充電ステーションの使用率を取得し、
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率が所定の使用率よりも低いか否かを判断し、
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率が前記所定の使用率よりも低いと判断した場合、前記充電パラメータを前記第1値から第2値となるように調整するとともに、前記充電パラメータの前記第2値に基づいて前記バッテリに対して充電を行なうよう、前記パワーモジュールを制御することができるように構成されている、
ことを特徴とするバッテリ充電ステーション。
【請求項8】
前記充電パラメータの前記第1値及び前記第2値は、いずれも前記バッテリを充電するために用いられる電流の値であり、
前記第1値は、前記第2値よりも大きい、
ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ充電ステーション。
【請求項9】
前記充電パラメータの前記第1値及び前記第2値は、いずれも前記バッテリの最大バッテリ容量に対する満充電のバッテリレベルの比率である満充電率であり、
各前記バッテリの電力が前記満充電率まで充電されると、前記バッテリに対して充電を行なうことが停止され、
前記第1値は、前記第2値よりも大きい、
ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ充電ステーション。
【請求項10】
前記処理ユニットは、
前記バッテリ充電ステーションの使用率を再び取得し、
前記バッテリ充電ステーションの再び取得した前記使用率が前記所定の使用率よりも低いか否かを判断し、
前記バッテリ充電ステーションの再び取得した前記使用率が前記所定の使用率以上であると判断した場合、前記充電パラメータの前記第1値に基づいて前記バッテリに対して再び充電を行なうよう、前記パワーモジュールを制御することができるように構成されている、
ことを特徴とする請求項7に記載のバッテリ充電ステーション。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ充電ステーション、及びバッテリ充電の管理方法に関し、具体的には、バッテリ充電ステーション、及びバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境問題への意識の高まりや電気車両の著しい進歩に伴い、電気エネルギーを動力源とする電気車両を開発して、化石燃料を動力源とする従来の車両に代えることが、車両分野において重要な目標となりつつある。よって、電気車両の普及率は、ますます上がっている。電気車両の航続距離の向上や電気車両に対する使用意欲を促進するために、多くの国や都市では、公の場所に充電ステーションやエネルギーステーションが広く設置されて、電気自動車や電動二輪車に対して充電やバッテリ交換を行なうサービスが提供されている。これによって、電気車両の使用はより便利になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
台湾特許出願公開第201936427号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、電気車両の台数が増加することにつれて、電力需要も増加するようになる。よって、発電所や電力網への負担が増大して、電力トリップや停電の発生頻度が高くなるおそれがある。更に、充電式バッテリを充電するための充電用パラメータが適切に管理されないと、電気車両に用いられる充電式バッテリの使用寿命が低下するおそれもある。
【0005】
したがって、本発明の目的は、従来技術の少なくとも一つの欠点を解決することができるバッテリ充電ステーション、及びバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための手段として、本発明は、複数のバッテリを収納且つ充電するように構成されている電気設備であるバッテリ充電ステーションにより実施される、バッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法であって、
充電パラメータの第1値に基づいて前記バッテリに対して充電を行なうことと、
前記バッテリ充電ステーションの使用率を取得することと、
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率が所定の使用率よりも低いか否かを判断することと、
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率が前記所定の使用率よりも低いと判断した場合、前記充電パラメータを前記第1値から第2値となるように調整するとともに、前記充電パラメータの前記第2値に基づいて前記バッテリに対して充電を行なうことと、を含む、ことを特徴とするバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法を提供する。
【0007】
また、バッテリ収納システムと、パワーモジュールと、処理ユニットと、を備えており、
前記バッテリ収納システムは、複数のバッテリを収納することができるように構成されており、
前記処理ユニットは、前記バッテリ収納システム及び前記パワーモジュールと電気的に接続されており、且つ
充電パラメータの第1値に基づいて前記バッテリに対して充電を行なうよう前記パワーモジュールを制御し、
前記バッテリ充電ステーションの使用率を取得し、
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率が所定の使用率よりも低いか否かを判断し、
前記バッテリ充電ステーションの前記使用率が前記所定の使用率よりも低いと判断した場合、前記充電パラメータを前記第1値から第2値となるように調整するとともに、前記充電パラメータの前記第2値に基づいて前記バッテリに対して充電を行なうよう、前記パワーモジュールを制御することができるように構成されている、ことを特徴とするバッテリ充電ステーションを提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法、及びそれを実施するバッテリ充電ステーションによれば、バッテリ充電ステーションの使用率に基づいてバッテリ充電ステーションにおいてバッテリを充電することを管理することができ、且つ充電パラメータが第1値と第2値との間に柔軟に調整され得る。また、本発明の方法は、バッテリ充電ステーションの使用率が所定の使用率よりも低い場合には、バッテリの使用寿命を延ばし、電力網の負担を軽減させることができることに加え、バッテリ充電ステーションの使用率が所定の使用率よりも高い場合には、充電パラメータを第1値に調整することによって使用者からのバッテリ要求を満たすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る一実施形態のバッテリ充電ステーションの構成が示される模式図である。
本発明に係る一実施形態のバッテリ充電ステーションがクラウドサーバと接続していることが示される模式図である。
本発明に係る一実施形態のバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法が示されるフローチャートである。
本発明に係る他の実施形態のバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法が示されるフローチャートである。
本発明に係る更に他の実施形態のバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法が示されるフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係るバッテリ充電ステーション、及びバッテリ充電ステーションの使用率に基づくバッテリ充電の管理方法について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
光陽工業股分有限公司
バッテリー交換管理方法、および、そのバッテリーエネルギーステーション
9日前
個人
静電モータ
21日前
株式会社東光高岳
開閉装置
14日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
21日前
竹内工業株式会社
配線ダクト
15日前
株式会社デンソー
モータ
1日前
トヨタ自動車株式会社
積層コア
21日前
富士電機株式会社
電源装置
8日前
日産自動車株式会社
ロータ
21日前
日産自動車株式会社
ロータ
15日前
住友ベークライト株式会社
ロータ
8日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
21日前
住友電装株式会社
電気接続箱
1日前
スワン電器株式会社
電源装置
8日前
アズビル株式会社
配線確認システム
21日前
東洋電装株式会社
駆動制御装置
8日前
富士電機株式会社
電力変換装置
15日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
21日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
今日
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
8日前
富士電機株式会社
電力変換装置
8日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
21日前
株式会社日立製作所
回転電機
9日前
株式会社日立製作所
回転電機
21日前
株式会社ミツバ
電動モータ
15日前
株式会社デンソートリム
モータ制御装置
9日前
キヤノン株式会社
受電装置および送電装置
1日前
株式会社エフ・シー・シー
太陽光発電装置
今日
株式会社エフ・シー・シー
太陽光発電装置
今日
愛知電機株式会社
電動シュレッダとその駆動方法
1日前
株式会社デンソー
電力変換装置
1日前
株式会社アイシン
車載充電装置
今日
株式会社シマノ
発電装置
今日
株式会社マキタ
電動作業機
21日前
トヨタ自動車株式会社
モータ装置の製造方法
21日前
続きを見る
他の特許を見る