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公開番号
2024119571
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2023026572
出願日
2023-02-22
発明の名称
カーテンウォールの固定構造及びカーテンウォールの施工方法
出願人
積水ハウス株式会社
,
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
2/96 20060101AFI20240827BHJP(建築物)
要約
【課題】躯体の強度を低下させずに幅方向のファスナーの位置を容易に調整できるカーテンウォールの固定構造を提供する。
【解決手段】建物の躯体と、方立に連結されるとともに、躯体にボルトを用いて固定されるファスナーと、を備える。躯体は、カーテンウォールの壁面に沿った幅方向に、ボルトが挿し通し可能な複数の孔部がフランジ部に形成されたH形鋼を有する。ファスナーは、幅方向に延びボルトが挿し通される長孔部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の躯体と、
方立に連結されるとともに、前記躯体にボルトを用いて固定されるファスナーと、
を備え、
前記躯体は、カーテンウォールの壁面に沿った幅方向に、前記ボルトが挿し通し可能な複数の孔部がフランジ部に形成されたH形鋼を有し、
前記ファスナーは、前記幅方向に延び前記ボルトが挿し通される長孔部を有する、カーテンウォールの固定構造。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記長孔部は、前記幅方向に間隔をあけて複数並んで配置されている、
請求項1に記載のカーテンウォールの固定構造。
【請求項3】
前記ファスナーは、前記壁面と直交する方向の寸法よりも前記幅方向の寸法が長い、
請求項1または2に記載のカーテンウォールの固定構造。
【請求項4】
前記長孔部の前記幅方向の最大長さは、隣り合う前記孔部における縁部の最大距離の最大値以上である、
請求項1または2に記載のカーテンウォールの固定構造。
【請求項5】
前記長孔部は、前記ファスナーにおける前記幅方向ついて、前記方立が連結された領域から離れて配置されている、
請求項1または2に記載のカーテンウォールの固定構造。
【請求項6】
カーテンウォールの壁面に沿った幅方向に、断面が円形でありボルトが挿し通し可能な複数の孔部がフランジ部に形成されたH形鋼を有する躯体に、前記幅方向に延び前記ボルトが挿し通される長孔部を有するファスナーを配置することと、
前記ファスナーに方立を連結することと、
前記方立を連結した前記ファスナーを前記ボルトに対して前記長孔部に沿って移動させて前記ファスナーの前記幅方向の位置を調整することと、
前記幅方向の位置を調整した前記ファスナーを、前記ボルトを用いて前記躯体に固定することと、
を含むカーテンウォールの施工方法。
【請求項7】
前記長孔部を前記幅方向に間隔をあけて複数並んで配置する、
請求項6に記載のカーテンウォールの施工方法。
【請求項8】
前記ファスナーには、前記壁面と直交する方向の寸法よりも前記幅方向の寸法が長い前記ファスナーを用いる、
請求項6または7に記載のカーテンウォールの施工方法。
【請求項9】
前記ファスナーには、前記長孔部の前記幅方向の最大長さが、隣り合う前記孔部における縁部の最大距離の最大値以上の前記ファスナーを用いる、
請求項6または7に記載のカーテンウォールの施工方法。
【請求項10】
前記長孔部を、前記ファスナーにおける前記幅方向ついて、前記方立が連結された領域から離れて配置する、
請求項6または7に記載のカーテンウォールの施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、カーテンウォールの固定構造及びカーテンウォールの施工方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、中高層ビルなどの建物の外壁にカーテンウォールを設ける場合、建物の躯体にファスナーを固定し、ファスナーにカーテンウォールの方立を固定している。特許文献1には、フランジ部の所定位置に複数の孔部が格子状に配置されたH形鋼が開示されている。特許文献1に記載されたH形鋼の孔部及びファスナーに挿し通されたボルトにナットをねじ込むことによって、躯体としてのH形鋼にファスナーを固定することができる。
【0003】
特許文献1に記載されたカーテンウォールの固定構造では、ボルトの位置がH形鋼における孔部の位置に制限されるため、カーテンウォールの壁面に沿った幅方向の方立の位置に応じて、ファスナーの位置を調整することが困難である。例えば、H形鋼にファスナーを溶接し、ファスナーとカーテンウォールとを固定することによって、幅方向の方立の位置にファスナーを配置できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-028248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
躯体にファスナーを溶接固定してしまうと、躯体の強度が低下する。躯体の強度補強のための対策は煩雑である。
【0006】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、躯体の強度を低下させずに幅方向のファスナーの位置を容易に調整できるカーテンウォールの固定構造及びカーテンウォールの施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、建物の躯体と、方立に連結されるとともに、前記躯体にボルトを用いて固定されるファスナーと、を備え、前記躯体は、カーテンウォールの壁面に沿った幅方向に、前記ボルトが挿し通し可能な複数の孔部がフランジ部に形成されたH形鋼を有し、前記ファスナーは、前記幅方向に延び前記ボルトが挿し通される長孔部を有する、カーテンウォールの固定構造である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示のカーテンウォールの固定構造を示し、図2のA-A線断面に対応する鉛直断面図である。
図1のB-B線断面図である。
本開示のカーテンウォールの固定構造を示す水平断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示のカーテンウォールの固定構造及びカーテンウォールの施工方法の実施の形態を、図1から図3を参照して説明する。なお、以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や孔部の数等を異ならせている。
【0010】
図1および図2に示すように、カーテンウォールの固定構造1は、ファスナー2と、固定金具4と、ボルト5と、を有する。ファスナー2は、躯体3に取り付けられる。カーテンウォール11は、固定金具4を介してファスナー2に取り付けられる。カーテンウォール11は、面材10を有する。面材10は、無目及び左右一対の方立13を四周枠組みすることによって構成した枠の内部にガラスやコンクリート等の面材パネル14を保持したものである。
(【0011】以降は省略されています)
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