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公開番号2024119226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023025980
出願日2023-02-22
発明の名称記録装置および記録装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240827BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録装置のコストアップおよびサイズアップを伴わずに、記録媒体と吐出面との接触を抑制すること。
【解決手段】記録装置は、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される記録媒体に、吐出口が形成されている第一吐出面と記録媒体との距離が第一距離の状態で第1の液体を吐出する第一記録ヘッドと、前記搬送手段によって搬送される記録媒体に、吐出口が形成されている第二吐出面と記録媒体との距離が第一距離より小さい第二距離の状態で、前記第1の液体に接触すると反応する第2の液体を吐出する第二記録ヘッドと、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送される記録媒体に、吐出口が形成されている第一吐出面と記録媒体との距離が第一距離の状態で第1の液体を吐出する第一記録ヘッドと、
前記搬送手段によって搬送される記録媒体に、吐出口が形成されている第二吐出面と記録媒体との距離が第一距離より小さい第二距離の状態で、前記第1の液体に接触すると反応する第2の液体を吐出する第二記録ヘッドと、を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第二記録ヘッドを複数有し、
前記第一距離は、前記複数の第二記録ヘッドのいずれの第二距離よりも、大きいことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
第2の液体は画像を形成するインクであり、第1の液体はインクと接触するとインクを不溶化する処理液であることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記第一記録ヘッドは、前記搬送方向において前記第二記録ヘッドよりも上流側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
前記第二記録ヘッドを複数有し、
前記第一記録ヘッドは、前記搬送方向において前記複数の第二記録ヘッドのいずれよりも上流側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記第一記録ヘッドは、前記搬送方向において前記第二記録ヘッドよりも下流側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記第二記録ヘッドを複数有し、
前記第一記録ヘッドは、前記搬送方向において前記複数の第二記録ヘッドのいずれよりも下流側に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
【請求項8】
前記第二吐出面に、前記吐出口よりも突出して設けられたガード部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項9】
前記第一吐出面に、前記吐出口よりも突出して設けられたガード部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
【請求項10】
前記ガード部材は、吐出口が露出する開口部を有する板状の部材であることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、記録装置および記録装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
記録装置において、記録ヘッドに対して記録媒体を搬送し、記録ヘッドの吐出口から記録媒体に向けてインク液滴を吐出することにより、記録媒体上に画像を形成することが行われている。記録媒体を搬送する際、記録ヘッドのインク吐出面と記録媒体とが数ミリメートル程度まで近接する。このため、角折れなどの変形した記録媒体が搬送されると、変形した記録媒体と記録ヘッドの吐出面とが接触してしまう場合がある。両者の接触が発生すると、不具合が生じる虞がある。
【0003】
記録媒体の変形は、ユーザによる記録媒体の扱い方(例えば、給紙部へのセットの仕方または保管の仕方など)の個人差だけでなく、使用される記録媒体の種類もしくは状態、または、記録装置の設置環境など様々な要因で発生するものである。このため、記録媒体の変形は、不可避な現象である。
【0004】
特許文献1では、記録媒体の変形量を検出する変形量検出器を記録媒体の搬送経路上に設け、記録媒体における所定量以上の変形を検出した場合には、記録ヘッドを瞬時に上昇させることで、記録ヘッドと記録媒体との衝突を回避する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-126131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の技術では、記録ヘッドを瞬時に上方に跳ね上げるための強力なモータなどの駆動源が、記録ヘッドの本数分必要となる。さらに、変形量検出器によって記録媒体の変形が検出されてから記録ヘッドを上方へ退避させるまでの時間に相当する分の搬送距離を確保する必要があるため、記録装置のサイズが大きくなる。
【0007】
本開示は、記録装置のコストアップおよびサイズアップを伴わずに、記録媒体と吐出面との接触を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る記録装置は、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される記録媒体に、吐出口が形成されている第一吐出面と記録媒体との距離が第一距離の状態で第1の液体を吐出する第一記録ヘッドと、前記搬送手段によって搬送される記録媒体に、吐出口が形成されている第二吐出面と記録媒体との距離が第一距離より小さい第二距離の状態で、前記第1の液体に接触すると反応する第2の液体を吐出する第二記録ヘッドと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、記録装置のコストアップおよびサイズアップを伴わずに、記録媒体と吐出面との接触を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
記録装置の概略構成の一例(比較例)を示す模式図である。
記録装置における装置全体の制御システムの概要を示すブロック図である。
プリンタ制御部を詳細に示すブロック図である。
記録ヘッドが待機時ポジションの状態を示す記録部の模式図である。
第一記録ヘッドおよび第二記録ヘッドの吐出面を説明する図である。
吐出面上においてインクが凝集または増粘する状況を説明する図である。
記録媒体の変形量と発生確率とを示す図である。
第1実施形態に係る記録装置の構成を示す図である。
第1実施形態に係る記録媒体が記録ヘッドの下を搬送される様子を示す図である。
記録媒体が記録ヘッドの下を搬送される様子を示す図である。
記録ヘッドに用いられるガード部材を示す図である。
記録媒体が記録ヘッドの下を搬送される様子を示す図である。
記録媒体が記録ヘッドの下を搬送される様子を示す図である。
記録媒体が記録ヘッドの下を搬送される様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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