TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024118174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024452
出願日
2023-02-20
発明の名称
生体情報取得装置および生体情報取得方法
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
G06T
1/00 20060101AFI20240823BHJP(計算;計数)
要約
【課題】非接触状態において、指紋認証に適した指紋データの取得を支援する。
【解決手段】生体情報取得装置は、第1のフォーカス制御または第2のフォーカス制御のそれぞれで非接触状態の被写体の指先を撮像するカメラと、第1のフォーカス制御で撮像された第1の撮像画像と、第1の撮像画像が撮像された第1のフォーカス距離情報を取得する取得部と、第1のフォーカス距離情報に基づいて、第2のフォーカス制御で撮像されるフォーカス区間を決定し、カメラに第2のフォーカス制御によりフォーカス区間を所定のフォーカス距離ごとに撮像させる決定部と、第2のフォーカス制御で撮像されたM(M:2以上の整数)枚の第2の撮像画像のうちいずれか1枚の第2の撮像画像を取得して記録する制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のフォーカス制御または第2のフォーカス制御のそれぞれで非接触状態の被写体の指先を撮像するカメラと、
前記第1のフォーカス制御で撮像された第1の撮像画像と、前記第1の撮像画像が撮像された第1のフォーカス距離情報を取得する取得部と、
前記第1のフォーカス距離情報に基づいて、前記第2のフォーカス制御で撮像されるフォーカス区間を決定し、前記カメラに前記第2のフォーカス制御により前記フォーカス区間を所定のフォーカス距離ごとに撮像させる決定部と、
前記第2のフォーカス制御で撮像されたM(M:2以上の整数)枚の第2の撮像画像のうちいずれか1枚の第2の撮像画像を取得して記録する制御部と、を備える、
生体情報取得装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1のフォーカス制御は、オートフォーカス制御であって、
前記第2のフォーカス制御は、マニュアルフォーカス制御である、
請求項1に記載の生体情報取得装置。
【請求項3】
前記決定部は、
前記第1のフォーカス距離情報が前記被写体の生体情報を取得可能な所定のフォーカス範囲内であるか否かを判定し、
前記第1のフォーカス距離情報が前記所定のフォーカス範囲内であると判定した場合、前記第1のフォーカス距離情報に基づいて、前記フォーカス区間を決定する、
請求項1に記載の生体情報取得装置。
【請求項4】
前記決定部は、
前記第1のフォーカス距離情報が前記所定のフォーカス範囲内でないと判定した場合、前記被写体に前記カメラに対する前記指先の位置の変更を要求する旨の通知を生成して出力し、前記第1の撮像画像に映る前記指先の位置に前記カメラのフォーカス座標を設定させ、前記第1の撮像画像を再撮像させる制御指令を生成し、前記カメラに前記制御指令に基づく第1のフォーカス制御を実行させる、
請求項1に記載の生体情報取得装置。
【請求項5】
前記決定部は、
前記第1のフォーカス距離情報が、前記フォーカス区間に含まれ、かつ、前記M枚の第2の撮像画像を撮像可能な最小フォーカス距離以上であるか否かを判定し、
前記第1のフォーカス距離情報が前記最小フォーカス距離以上であると判定した場合、前記第1のフォーカス距離情報に基づいて、前記フォーカス区間を決定する、
請求項1に記載の生体情報取得装置。
【請求項6】
前記決定部は、
前記第1のフォーカス距離情報が、前記フォーカス区間に含まれ、かつ、前記最小フォーカス距離以上でないと判定した場合、前記被写体に前記カメラに対する前記指先の位置の変更を要求する旨の通知を生成して出力し、前記第1の撮像画像に映る前記指先の位置に前記カメラのフォーカス座標を設定させ、前記第1の撮像画像を再撮像させる制御指令を生成し、前記カメラに前記制御指令に基づく第1のフォーカス制御を実行させる、
請求項5に記載の生体情報取得装置。
【請求項7】
前記決定部は、
前記第1の撮像画像から前記指先の外郭を検出したと判定した場合、前記第1のフォーカス距離情報に基づいて、前記フォーカス区間を決定する、
請求項1に記載の生体情報取得装置。
【請求項8】
前記決定部は、
前記第1の撮像画像から前記指先の外郭を検出していないと判定した場合、前記カメラのイメージセンサの中央位置に前記カメラのフォーカス座標を設定させ、前記第1の撮像画像を再撮像させる制御指令を生成し、前記カメラに前記制御指令に基づく第1のフォーカス制御を実行させる、
請求項7に記載の生体情報取得装置。
【請求項9】
前記第2の撮像画像に映る指先の指紋にフォーカスが合っている度合いを示すスコアを算出する算出部、をさらに備え、
前記制御部は、
前記M枚の第2の撮像画像のそれぞれのうち算出された評価値が最も大きい第2の撮像画像を取得して記録する、
請求項1に記載の生体情報取得装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記M枚の第2の撮像画像のそれぞれのうち算出された前記評価値が最も大きく、かつ、前記評価値が閾値以上である第2の撮像画像を取得して記録する、
請求項9に記載の生体情報取得装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、生体情報取得装置および生体情報取得方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モバイルデバイスを用いて、対象者の複数の指のそれぞれの特徴を抽出し、抽出された特徴を含むバイオメトリック識別子を生成してメモリに記憶する指紋認識を実施するための方法が開示されている。指紋認識を実施するための方法は、カメラ、記憶媒体、記憶媒体に記憶された命令、および命令の実行するモバイルデバイスによって、対象者の複数の指の画像をキャプチャし、指先検出アルゴリズムにより画像に描かれている複数の指を検出して、複数の指のそれぞれの指先セグメントを識別し、識別されたそれぞれの指先セグメントから複数の指の特徴を抽出し、抽出された特徴を含むバイオメトリック識別子を生成してメモリに記憶する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2020-501264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、ディスプレイ上に、ユーザに指の配置を指示するマーキングあるいはガイドを表示して、撮像されるユーザの指の配置を誘導する。しかし、例えば、性別,年齢等、ユーザのごとに指の大きさが異なるため、従来文献1の方法でキャプチャされた複数の指の画像は、指紋にフォーカスが合っていない可能性があった。
【0005】
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、非接触状態において、指紋認証に適した指紋データをより効率的に取得できる生体情報取得装置および生体情報取得方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、第1のフォーカス制御または第2のフォーカス制御のそれぞれで非接触状態の被写体の指先を撮像するカメラと、前記第1のフォーカス制御で撮像された第1の撮像画像と、前記第1の撮像画像が撮像された第1のフォーカス距離情報を取得する取得部と、前記第1のフォーカス距離情報に基づいて、前記第2のフォーカス制御で撮像されるフォーカス区間を決定し、前記カメラに前記第2のフォーカス制御により前記フォーカス区間を所定のフォーカス距離ごとに撮像させる決定部と、前記第2のフォーカス制御で撮像されたM(M:2以上の整数)枚の第2の撮像画像のうちいずれか1枚の第2の撮像画像を取得して記録する制御部と、を備える、生体情報取得装置を提供する。
【0007】
また、本開示は、被写体の指先が撮像された撮像画像を取得可能な生体情報取得装置が行う生体情報取得方法であって、カメラによる第1のフォーカス制御で非接触状態の被写体の手指を撮像し、前記第1のフォーカス制御で撮像された第1の撮像画像と、前記第1の撮像画像が撮像された第1のフォーカス距離情報を取得し、前記第1のフォーカス距離情報に基づいて、前記第1のフォーカス制御と異なる第2のフォーカス制御で撮像されるフォーカス区間を決定し、前記カメラによる前記第2のフォーカス制御で前記フォーカス区間を所定のフォーカス距離ごとに撮像し、前記第2のフォーカス制御で撮像されたM(M:2以上の整数)枚の第2の撮像画像のうちいずれか1枚の第2の撮像画像を取得して記録する、生体情報取得方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、非接触状態において、指紋認証に適した指紋データをより効率的に取得できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る端末装置の内部構成例を示すブロック図
実施の形態1に係る端末装置の動作手順例を示すシーケンス図
実施の形態1に係る端末装置の動作手順例を示すシーケンス図
1回目の撮像画像の取得例を説明する図
2回目の撮像画像の取得例を説明する図
第1のアラート画面例および第2のアラート画面例を説明する図
第3のアラート画面例および指示画面例を説明する図
実施の形態2に係る生体情報取得システムの一例を示す図
実施の形態2に係る生体情報取得システムの内部構成例を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(本開示に至る経緯)
従来、指紋登録をユーザが所有する端末装置で行う指紋登録方法がある。しかし、ユーザ自身で指紋を撮像する場合、ユーザは、端末装置に指先を近づけすぎて撮像すると指紋にフォーカスが合わず、指先を遠ざけて撮像すると端末装置に表示される指先が小さくなり、指紋にフォーカスが合っているか否かの視認が困難となる。また、一般的に、ユーザが所持するスマートフォン,タブレット端末等の汎用的な端末装置は、広角カメラを備えるため、指先の指紋にフォーカスを合わせた撮像が困難だった。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
GPSロガー
1か月前
個人
マウス用テーブル
23日前
個人
デトろぐシステム
1か月前
個人
管理装置
29日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
都市経営シミュレーション
1か月前
個人
管理装置
1か月前
個人
特徴検討支援システム
29日前
個人
契約管理サーバ
28日前
アズビル株式会社
防爆装置
17日前
個人
人的価値発掘システム
7日前
個人
業界地図作成システム
4日前
株式会社宗建
SNSサーバー
15日前
キヤノン電子株式会社
情報処理装置
7日前
株式会社セガフェイブ
遊戯機
21日前
個人
支援システム及び支援方法
1か月前
株式会社ジール
文章の分析装置
22日前
ミサワホーム株式会社
システム
7日前
ミサワホーム株式会社
管理装置
7日前
個人
配送システムおよび同包箱
7日前
株式会社テクロス
情報処理装置
1か月前
個人
選択操作音声出力システム
23日前
國立臺灣大學
操作補助システム
1か月前
個人
すべて大吉となるおみくじ制作装置
1か月前
株式会社奥村組
削孔位置検出方法
28日前
個人
動作のデザイン評価の方法及び装置
14日前
株式会社野村総合研究所
検証装置
1か月前
オムロン株式会社
認証中継サーバ
14日前
株式会社美好屋商店
広告システム
1か月前
大同特殊鋼株式会社
棒材計数装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
車両
29日前
アスエネ株式会社
森林管理の方法
17日前
トヨタ自動車株式会社
記号認識装置
1か月前
個人
口座悪用を防止する口座管理システム
9日前
日本電気株式会社
システム及び方法
28日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る