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公開番号2024118111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024360
出願日2023-02-20
発明の名称粘着テープ
出願人個人
代理人個人
主分類C09J 7/38 20180101AFI20240823BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】粘着性とテープカット位置の自由度を両立させた粘着テープを実現する。
【解決手段】ロール状に巻回された粘着テープ1であって、長手方向Lに沿ってテープ1の一面側に粘着層2と非粘着層3が交互に形成され、粘着層2と非粘着層3のあいだには、長手方向Lと直交する幅方向Wに対して更に斜めに傾斜した境界4を少なくとも一部に含んでいるものとした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ロール状に巻回された粘着テープであって、
長手方向に沿ってテープの一面側に粘着層と非粘着層が交互に形成され、粘着層と非粘着層のあいだには、長手方向と直交する幅方向に対して更に斜めに傾斜した境界を少なくとも一部に含んでいることを特徴とする、粘着テープ。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
非粘着層は、幅方向の一端側を底辺、他端側を頂点とするほぼ三角形の第1領域と、幅方向の他端側を底辺、一端側を頂点とするほぼ逆三角形の第2領域とを、長手方向に所定ピッチで交互に配したものである、請求項1に記載の粘着テープ。
【請求項3】
粘着層は、長手方向に沿って所定ピッチで斜めに傾斜した状態で平行に形成され、その粘着層間に非粘着層が形成されている、請求項1に記載の粘着テープ。
【請求項4】
非粘着層には、文字、図形、記号、模様又は色彩が印刷されている、請求項1に記載の粘着テープ。
【請求項5】
非粘着層には、WEB上に公開されたファイルにアクセスするQRコードなどのアクセスコードが印刷されている、請求項4に記載の粘着テープ。
【請求項6】
ロール状に巻回された粘着テープであって、
長手方向に沿ってテープの一面側に粘着層と非粘着層が交互に形成され、非粘着層と粘着層はそれぞれ、長手方向と直交する幅方向に帯状をなし、非粘着層の幅方向の一端側および/または他端側は粘着層とされていることを特徴とする、粘着テープ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着性とカット位置の自由度を両立させた粘着テープに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、段ボールの梱包などに利用される粘着テープが広く一般に利用されている。
この種の粘着テープは、基材層の一面側全体に粘着層が設けられている。このため、接着強度を高くすると、剥離が容易ではなく、爪などで引っ掻いて掴みしろを確保しなければならないという難点があった。
【0003】
そこで、ロール状に巻回された粘着テープにおいて、長手方向に沿って粘着層と非粘着層を交互に形成したものが考えられている(例えば特許文献1)。このようにすると、非粘着層のところで切断すればテープエンドは対象物に接着しないので、容易に剥がすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平2-302484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、かかるテープは、粘着層と非粘着層の境界が長手方向と直交する幅方向に沿って横断的に設けられている。このため、テープカット位置の自由度を高くするために長手方向に沿った非粘着層の範囲を広くとると粘着層の範囲が狭くなって粘着性が低下し、粘着性を高めると長手方向に沿った粘着性の範囲を広くとると非粘着性の範囲が狭くなってテープカット位置の自由度が低下するという課題がある。
【0006】
本発明は、粘着性とテープカット位置の自由度を両立させた粘着テープを実現することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
【0008】
すなわち、本発明の粘着テープは、ロール状に巻回された粘着テープであって、長手方向に沿ってテープの一面側に粘着層と非粘着層が交互に形成され、粘着層と非粘着層のあいだには、長手方向と直交する幅方向に対して更に斜めに傾斜した境界を少なくとも一部に含んでいることを特徴とする。
【0009】
このように、非粘着層と粘着層のあいだに斜めに傾斜した境界を含んでいると、その斜めになる境界で長手方向と直交する幅方向にテープを切断したとき、そのテープカット位置に必ず粘着層と非粘着層が存在する。このため、非粘着層と粘着層の境界が長手方向と直交する幅方向のみに形成されている場合に比べて、ある位置でテープカットしたときに非粘着層や粘着層が存在する確率を高めることができ、テープの粘着性を低下させずにテープカット位置の自由度を高めることができる。また、テープエンドの一部が対象物に粘着されるので、テープエンドが完全に非粘着層である場合に比べて、テープエンドが不慮に剥がれ難くすることができる。
【0010】
具体的な実施の態様としては、非粘着層は、幅方向の一端側を底辺、他端側を頂点とするほぼ三角形の第1領域と、幅方向の他端側を底辺、一端側を頂点とするほぼ逆三角形の第2領域とを、長手方向に所定ピッチで交互に配したものが好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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