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公開番号
2024117894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023023971
出願日
2023-02-20
発明の名称
電子料金収受システム、電子料金収受方法、及び電子料金収受プログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20240823BHJP(チェック装置)
要約
【課題】電子料金収受システムにおいて、通行区間の確認と、通行料金の収受とにおいてマイナンバーカードを活用したい。
【解決手段】電子料金収受システムは、入口側カード確認カメラと出口側カード確認カメラとサーバとを備える。入口側カード確認カメラは、有料道路の入口において、対象証明書を個人識別情報が映るように撮影する。出口側カード確認カメラは、有料道路の出口において、対象証明書を、個人識別情報が映るように撮影する。サーバ100は、撮影結果に基づいてユーザの通行区間を確認し、確認した通行区間に対応する通行料金を算出し、撮影結果に基づいて対象証明書に対応する決済手段を利用して算出した通行料金を徴収する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
有料道路の入口において、前記有料道路の通行料金を支払うユーザを識別する個人識別情報が記載されている証明書であって、決済手段が対応付けられている証明書である対象証明書を、前記個人識別情報が映るように撮影する入口側カード確認カメラと、
前記有料道路の出口において、前記対象証明書を、前記個人識別情報が映るように撮影する出口側カード確認カメラと、
前記入口側カード確認カメラによって前記対象証明書が撮影され、前記出口側カード確認カメラによって前記対象証明書が撮影された場合に、
前記入口側カード確認カメラに対応する場所と、前記出口側カード確認カメラに対応する場所とに基づいて前記ユーザの通行区間を確認し、確認した通行区間に対応する通行料金を対象通行料金として算出し、
前記入口側カード確認カメラと前記出口側カード確認カメラとの少なくともいずれが前記対象証明書を撮影した映像から認識した前記個人識別情報に基づいて、前記対象証明書に対応する決済手段を利用して前記対象通行料金を徴収する徴収処理を実行する徴収部
を備えるサーバと
を備える電子料金収受システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記対象証明書はマイナンバーカードであり、
前記個人識別情報はマイナンバーである請求項1に記載の電子料金収受システム。
【請求項3】
前記決済手段は、前記対象証明書に紐づく銀行口座からの自動引き落としである請求項1又は2に記載の電子料金収受システム。
【請求項4】
前記徴収部は、前記電子料金収受システムの車載器と、前記車載器に対応するカードとの少なくともいずれかに不具合がある場合に、前記徴収処理を実行する請求項1又は2に記載の電子料金収受システム。
【請求項5】
入口側カード確認カメラが、有料道路の入口において、前記有料道路の通行料金を支払うユーザを識別する個人識別情報が記載されている証明書であって、決済手段が対応付けられている証明書である対象証明書を、前記個人識別情報が映るように撮影し、
出口側カード確認カメラが、前記有料道路の出口において、前記対象証明書を、前記個人識別情報が映るように撮影し、
前記入口側カード確認カメラによって前記対象証明書が撮影され、前記出口側カード確認カメラによって前記対象証明書が撮影された場合に、コンピュータが、
前記入口側カード確認カメラに対応する場所と、前記出口側カード確認カメラに対応する場所とに基づいて前記ユーザの通行区間を確認し、確認した通行区間に対応する通行料金を対象通行料金として算出し、
前記入口側カード確認カメラと前記出口側カード確認カメラとの少なくともいずれが前記対象証明書を撮影した映像から認識した前記個人識別情報に基づいて、前記対象証明書に対応する決済手段を利用して前記対象通行料金を徴収する電子料金収受方法。
【請求項6】
有料道路の入口において、前記有料道路の通行料金を支払うユーザを識別する個人識別情報が記載されている証明書であって、決済手段が対応付けられている証明書である対象証明書を、前記個人識別情報が映るように撮影する入口側カード確認カメラと、
前記有料道路の出口において、前記対象証明書を、前記個人識別情報が映るように撮影する出口側カード確認カメラと
を備える電子料金収受システムにおいて実行される電子料金収受プログラムであって、
前記入口側カード確認カメラによって前記対象証明書が撮影され、前記出口側カード確認カメラによって前記対象証明書が撮影された場合に、
前記入口側カード確認カメラに対応する場所と、前記出口側カード確認カメラに対応する場所とに基づいて前記ユーザの通行区間を確認し、確認した通行区間に対応する通行料金を対象通行料金として算出し、
前記入口側カード確認カメラと前記出口側カード確認カメラとの少なくともいずれが前記対象証明書を撮影した映像から認識した前記個人識別情報に基づいて、前記対象証明書に対応する決済手段を利用して前記対象通行料金を徴収する徴収処理を
コンピュータであるサーバに実行させる電子料金収受プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子料金収受システム、電子料金収受方法、及び電子料金収受プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
現行のETC(登録商標、Electronic Toll Collection System)システムでは、ETC専用レーンにおいて非ETC車の通行が認められていない。非ETC車は、ETCカードと、ETCシステムの車載器との少なくともいずれかを持たない車両である。非ETC車に対処するために一般レーンが設置されているが、近年では、一般レーンをなくすETC専用化施策が行われており、また、ETC専用レーンのみから成るスマートインターチェンジが普及している。そのため、非ETC車を利用しにくくなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-153170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、ETCシステムにおいて運転免許証を活用して有料道路の通行区間を確認し、確認した通行区間に基づいて通行料金を収受する技術を開示している。ここで、運転免許証は銀行口座等に紐づけていないため、特許文献1が開示している技術には、通行区間を把握するための証明書を用いる手段とは異なる手段によって通行料金を収受する必要があるという課題がある。
ここで、日本において、マイナンバーカードは銀行口座等に紐づけされ、また、マイナンバーカードと免許証とが一体化される予定である。そのため、通行区間の把握と、通行料金の収受とにおいてマイナンバーカードを活用することが考えられる。
【0005】
本開示は、電子料金収受システムにおいて、通行区間の確認と、通行料金の収受とにおいてマイナンバーカードを活用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電子料金収受システムは、
有料道路の入口において、前記有料道路の通行料金を支払うユーザを識別する個人識別情報が記載されている証明書であって、決済手段が対応付けられている証明書である対象証明書を、前記個人識別情報が映るように撮影する入口側カード確認カメラと、
前記有料道路の出口において、前記対象証明書を、前記個人識別情報が映るように撮影する出口側カード確認カメラと、
前記入口側カード確認カメラによって前記対象証明書が撮影され、前記出口側カード確認カメラによって前記対象証明書が撮影された場合に、
前記入口側カード確認カメラに対応する場所と、前記出口側カード確認カメラに対応する場所とに基づいて前記ユーザの通行区間を確認し、確認した通行区間に対応する通行料金を対象通行料金として算出し、
前記入口側カード確認カメラと前記出口側カード確認カメラとの少なくともいずれが前記対象証明書を撮影した映像から認識した前記個人識別情報に基づいて、前記対象証明書に対応する決済手段を利用して前記対象通行料金を徴収する徴収処理を実行する徴収部
を備えるサーバと
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、有料道路の入口及び出口の各々においてカメラが対象証明書を撮影し、対象証明書を撮影した結果に基づいて通行区間を確認し、対象証明書に対応する決済手段を利用して確認した通行区間に対応する通行料金を徴収する。ここで、対象証明書には個人識別情報が記載されており、対象証明書には決済手段が対応付けられており、また、対象証明書はマイナンバーカードであってもよい。従って、本開示によれば、電子料金収受システムにおいて、通行区間の確認と、通行料金の収受とにおいてマイナンバーカードを活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ETCシステム90の構成例を示す図であり、(a)は従来技術に係るETCシステム90の構成例を示す図、(b)は実施の形態1に係るETCシステム90の構成例を示す図。
実施の形態1に係るサーバ100の機能構成例を示す図。
実施の形態1に係るサーバ100のハードウェア構成例を示す図。
従来技術に係るETCシステム90の動作を示すフローチャート。
実施の形態1に係るETCシステム90の動作を示すフローチャート。
実施の形態1の変形例に係るサーバ100のハードウェア構成例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態の説明及び図面において、同じ要素及び対応する要素には同じ符号を付している。同じ符号が付された要素の説明は、適宜に省略又は簡略化する。図中の矢印はデータの流れ又は処理の流れを主に示している。また、「部」を、「回路」、「工程」、「手順」、「処理」又は「サーキットリー」に適宜読み替えてもよい。
【0010】
実施の形態1.
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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