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公開番号
2024114414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-23
出願番号
2023020168
出願日
2023-02-13
発明の名称
締結装置及び締結方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
B25B
21/00 20060101AFI20240816BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】コストを抑えつつ、係合開始点を高精度に検出して正確に締結できる締結装置及び締結方法を提供する。
【解決手段】被締結部材1にボルト3を締結させる順方向及び被締結部材1からボルト3を離脱させる逆方向へ回転可能な回転装置10と、回転装置10の駆動を制御する制御装置50と、を備え、回転装置10は、ボルト3を保持する軸部12と、軸部12にかかるトルク値を検出するトルク検出部16と、を有し、制御装置50は、ボルト3の雄ねじ4を被締結部材1の雌ねじ2に押圧させながら回転装置10によってボルト3を逆方向に回転させた際に、トルク検出部16によって検出されるトルク値が低下する回転角度を、被締結部材1の雌ねじ2とボルト3の雄ねじ4との係合開始点と判定する情報処理部51を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被締結部材のねじ部に締結部材のねじ部を螺合させ、前記被締結部材に前記締結部材を締結させる締結装置であって、
前記被締結部材に前記締結部材を締結させる順方向及び前記被締結部材から前記締結部材を離脱させる逆方向へ回転可能な回転装置と、前記回転装置の駆動を制御する制御装置と、を備え、
前記回転装置は、前記締結部材を保持する軸部と、前記軸部にかかるトルク値を検出するトルク検出部と、を有し、
前記制御装置は、前記締結部材の前記ねじ部を前記被締結部材の前記ねじ部に押圧させながら前記回転装置によって前記締結部材を逆方向に回転させた際に、前記トルク検出部によって検出されるトルク値が低下する回転角度を、前記被締結部材のねじ部と前記締結部材のねじ部との係合開始点と判定する判定部を有する、
締結装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記回転装置によって前記締結部材を逆方向へ複数回転させ、各回転ごとにトルク値が低下する回転角度を、前記被締結部材のねじ部と前記締結部材のねじ部との係合開始点と判定する、
請求項1に記載の締結装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記係合開始点から締付に要する回転数だけ前記軸部を順方向へ回転させた着座予定位置を設定するとともに、前記締結部材を順方向に回転させている状態で、前記着座予定位置よりも前にトルク値が予め設定された規定値を上回った際に、異常があると判定する、
請求項1または請求項2に記載の締結装置。
【請求項4】
被締結部材のねじ部に締結部材のねじ部を螺合させ、前記被締結部材に前記締結部材を締結させる締結方法であって、
前記締結部材の前記ねじ部を前記被締結部材の前記ねじ部に押圧させながら前記締結部材を締結させる順方向に対して逆方向に回転させた際に、前記締結部材のトルク値が低下する回転角度を、前記被締結部材のねじ部と前記締結部材のねじ部との係合開始点と判定する、
締結方法。
【請求項5】
前記締結部材の逆方向への回転を複数回転させ、各回転ごとにトルク値が低下する回転角度を、前記被締結部材のねじ部と前記締結部材のねじ部との係合開始点と判定する、
請求項4に記載の締結方法。
【請求項6】
前記係合開始点から締付に要する回転数だけ前記締結部材を順方向へ回転させた着座予定位置を設定するとともに、前記締結部材を順方向に回転させている状態で、前記着座予定位置よりも前にトルク値が予め設定された規定値を上回った際に、異常があると判定する、
請求項4または請求項5に記載の締結方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、締結装置及び締結方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、雄ねじと雌ねじとを互いに押圧させながら、ねじを緩める方向に軸部を逆回転させ、雄ねじと雌ねじとのねじ山の衝突をセンサにより検知し、係合開始点を検出する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-170574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記の装置は、ねじの回転方向とは異なる方向の動きを検出する加速度センサなどのセンサを備える必要があり、コストが嵩んでしまう。
【0005】
また、雄ねじと雌ねじとのねじ山の衝突を検知して係合開始点を検出するため、ねじの回転速度によってねじ山同士の衝突位置にずれが生じる。このため、係合開始点の検出精度が低下するという問題がある。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを抑えつつ、係合開始点を高精度に検出して正確に締結できる締結装置及び締結方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 被締結部材のねじ部に締結部材のねじ部を螺合させ、前記被締結部材に前記締結部材を締結させる締結装置であって、
前記被締結部材に前記締結部材を締結させる順方向及び前記被締結部材から前記締結部材を離脱させる逆方向へ回転可能な回転装置と、前記回転装置の駆動を制御する制御装置と、を備え、
前記回転装置は、前記締結部材を保持する軸部と、前記軸部にかかるトルク値を検出するトルク検出部と、を有し、
前記制御装置は、前記締結部材の前記ねじ部を前記被締結部材の前記ねじ部に押圧させながら前記回転装置によって前記締結部材を逆方向に回転させた際に、前記トルク検出部によって検出されるトルク値が低下する回転角度を、前記被締結部材のねじ部と前記締結部材のねじ部との係合開始点と判定する判定部を有する、締結装置。
【0008】
(2) 被締結部材のねじ部に締結部材のねじ部を螺合させ、前記被締結部材に前記締結部材を締結させる締結方法であって、
前記締結部材の前記ねじ部を前記被締結部材の前記ねじ部に押圧させながら前記締結部材を締結させる順方向に対して逆方向に回転させた際に、前記締結部材のトルク値が低下する回転角度を、前記被締結部材のねじ部と前記締結部材のねじ部との係合開始点と判定する、締結方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、コストを抑えつつ、係合開始点を高精度に検出して正確に締結できる締結装置及び締結方法を提供できる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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