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公開番号2024114326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023020012
出願日2023-02-13
発明の名称コネクタ
出願人株式会社村田製作所
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類H01R 12/71 20110101AFI20240816BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明の目的は、信号端子が樹脂本体部材から外れることを抑制できるコネクタを提供することである。
【解決手段】第1信号端子は、第1部分と、第2部分と、第1連結部分と、を含んでいる。第1部分は、第1方向に延びている。第2部分は、第1方向に交差している第2方向に延びている。第1部分の第1方向についての端部は、第1端部である。第2部分の第2方向についての端部は、第2端部である。第2端部は、第1端部より第1方向かつ第2反対方向に位置している。第1連結部分は、第1端部と第2端部とを物理的に接続しており、かつ、曲がっている。第1部分は、第1直交方向を向く第1主面を有している。第2部分は、第2直交方向を向く第2主面を有している。第1主面及び第2主面のそれぞれは、樹脂本体部材と接触している。第1領域かつ第3領域に樹脂本体部材が存在すると共に、第2領域かつ第3領域に樹脂本体部材が存在する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂本体部材と、前記樹脂本体部材に支持されている1以上の第1信号端子と、を備えており、
前記1以上の第1信号端子のそれぞれは、第1部分と、第2部分と、第1連結部分と、を含んでおり、
前記第1部分は、第1方向に延びており、
前記第2部分は、前記第1方向に交差している第2方向に延びており、
前記第1部分の前記第1方向についての端部は、第1端部であり、
前記第2部分の前記第2方向についての端部は、第2端部であり、
前記第1方向の反対方向を第1反対方向と定義し、
前記第2方向の反対方向を第2反対方向と定義し、
前記第2端部は、前記第1端部より前記第1方向かつ前記第2反対方向に位置しており、
前記第1連結部分は、前記第1端部と前記第2端部とを物理的に接続しており、かつ、曲がっており、
前記第1方向に直交し、かつ、前記第2反対方向の成分を含む方向を第1直交方向と定義し、
前記第2方向に直交し、かつ、前記第1反対方向の成分を含む方向を第2直交方向と定義し、
前記第1部分は、前記第1直交方向を向く第1主面を有しており、
前記第2部分は、前記第2直交方向を向く第2主面を有しており、
前記第1主面及び前記第2主面のそれぞれは、前記樹脂本体部材と接触しており、
前記第1部分の前記第1方向に位置する領域を第1領域と定義し、
前記第2部分の前記第2方向に位置する領域を第2領域と定義し、
前記第1連結部分の前記第1反対方向かつ前記第2反対方向に位置する領域を第3領域と定義し、
前記第1領域かつ前記第3領域に前記樹脂本体部材が存在すると共に、前記第2領域かつ前記第3領域に前記樹脂本体部材が存在する、
コネクタ。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
樹脂本体部材と、前記樹脂本体部材に支持されている1以上の第1信号端子と、を備えており、
前記1以上の第1信号端子のそれぞれは、第1部分と、第2部分と、第1連結部分と、を含んでおり、
前記第1部分は、上方向に延びており、
前記第2部分は、左方向に延びており、
前記第2部分の左端部は、前記第1部分の上端部より右上方向に位置しており、
前記第1連結部分は、前記第1部分の上端部と前記第2部分の左端部とを物理的に接続しており、かつ、曲がっており、
前記第1部分は、右方向を向く右主面を有しており、
前記第2部分は、下方向を向く下主面を有しており、
前記第1部分の右主面及び前記第2部分の下主面のそれぞれは、前記樹脂本体部材と接触しており、
前記第1部分の上かつ前記第1連結部分の右下に前記樹脂本体部材が存在すると共に、前記第2部分の左かつ前記第1連結部分の右下に前記樹脂本体部材が存在する、
コネクタ。
【請求項3】
前記第1連結部分には、凹部が設けられており、
前記凹部は、前記第1部分の右主面の右端に対して前記左方向に窪んでおり、かつ、前記第2部分の下主面の下端に対して前記上方向に窪んでおり、
前記凹部は、前記第1連結部分の前側面と前記第1連結部分の後側面とを繋ぐ、
請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1連結部分には、凹部が設けられており、
前記凹部は、前記第1部分の右主面の右端に対して前記左方向に窪んでおり、かつ、前記第2部分の下主面の下端に対して前記上方向に窪んでおり、
前記凹部の前後方向についての長さは、前記第1連結部分の前記前後方向についての長さより短い、
請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1部分は、前記第1部分の右主面から前記右方向に突出する第1凸部を有し、
前記第2部分は、前記第2部分の下主面から前記下方向に突出する第2凸部を有する、
請求項2に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記第1部分の左右方向についての長さは、均一であり、
前記第2部分の上下方向についての長さは、均一である、
請求項5に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記樹脂本体部材に支持され、かつ、前記1以上の第1信号端子より右に位置する1以上の第2信号端子を更に備え、
前記1以上の第2信号端子のそれぞれは、
前記上方向に延びている第3部分と、
前記右方向に延びている第4部分と、
前記第3部分の上端部と前記第4部分の右端部とを物理的に接続しており、かつ、曲がっている第2連結部分と、
を含んでおり、
前記第3部分は、前記樹脂本体部材と接触する左主面を有しており、
前記第4部分は、前記樹脂本体部材と接触する下主面を有しており、
前記第3部分の上に位置する領域を第4領域と定義し、
前記第4部分の右に位置する領域を第5領域と定義し、
前記第2連結部分の左下に位置する領域を第6領域と定義し、
前記第4領域かつ前記第6領域に前記樹脂本体部材が存在すると共に、前記第5領域かつ前記第6領域に前記樹脂本体部材が存在する、
請求項2乃至請求項6のいずれかに記載のコネクタ。
【請求項8】
前記1以上の第1信号端子の数は、複数であり、
前記1以上の第2信号端子の数は、複数であり、
前記複数の第1信号端子は、前後軸に沿って並び、
前記複数の第2信号端子は、前記前後軸に沿って並び、
前記右方向に視て、隣り合う2つの前記第1信号端子の間には、前記複数の第2信号端子のいずれか1つが位置し、
前記左方向に視て、隣り合う2つの前記第2信号端子の間には、前記複数の第1信号端子のいずれか1つが位置する、
請求項7に記載のコネクタ。
【請求項9】
前記樹脂本体部材に支持されている1以上の第1グランド端子と、
前記樹脂本体部材に支持され、かつ、前記1以上の第1グランド端子より右に位置する1以上の第2グランド端子と、
を更に備えており、
前記複数の第1信号端子及び前記1以上の第1グランド端子は、前記右方向に視て、前後方向に平行な直線上に並び、
前記複数の第2信号端子及び前記1以上の第2グランド端子は、前記左方向に視て、前記前後方向に平行な直線上に並び、
前記右方向に視て、隣り合う2つの前記第1信号端子の間には、前記1以上の第1グランド端子のいずれか1つが位置し、
前記左方向に視て、隣り合う2つの前記第2信号端子の間には、前記1以上の第2グランド端子のいずれか1つが位置する、
請求項8に記載のコネクタ。
【請求項10】
前記1以上の第1信号端子及び前記1以上の第2信号端子は、互いに同一形状を有する、
請求項7に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来のコネクタに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の電気コネクタが知られている。この電気コネクタは、ハウジング及び端子を備えている。ハウジングは、電気絶縁材料により作製されている。端子は、金属帯状片を折り曲げて作成されている。端子は、ハウジングにより保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5458042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の電気コネクタの分野において、端子がハウジングから外れることを抑制したいという要望がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、信号端子が樹脂本体部材から外れることを抑制できるコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係るコネクタは、
樹脂本体部材と、前記樹脂本体部材に支持されている1以上の第1信号端子と、を備えており、
前記1以上の第1信号端子のそれぞれは、第1部分と、第2部分と、第1連結部分と、を含んでおり、
前記第1部分は、第1方向に延びており、
前記第2部分は、前記第1方向に交差している第2方向に延びており、
前記第1部分の前記第1方向についての端部は、第1端部であり、
前記第2部分の前記第2方向についての端部は、第2端部であり、
前記第1方向の反対方向を第1反対方向と定義し、
前記第2方向の反対方向を第2反対方向と定義し、
前記第2端部は、前記第1端部より前記第1方向かつ前記第2反対方向に位置しており、
前記第1連結部分は、前記第1端部と前記第2端部とを物理的に接続しており、かつ、曲がっており、
前記第1方向に直交し、かつ、前記第2反対方向の成分を含む方向を第1直交方向と定義し、
前記第2方向に直交し、かつ、前記第1反対方向の成分を含む方向を第2直交方向と定義し、
前記第1部分は、前記第1直交方向を向く第1主面を有しており、
前記第2部分は、前記第2直交方向を向く第2主面を有しており、
前記第1主面及び前記第2主面のそれぞれは、前記樹脂本体部材と接触しており、
前記第1部分の前記第1方向に位置する領域を第1領域と定義し、
前記第2部分の前記第2方向に位置する領域を第2領域と定義し、
前記第1連結部分の前記第1反対方向かつ前記第2反対方向に位置する領域を第3領域と定義し、
前記第1領域かつ前記第3領域に前記樹脂本体部材が存在すると共に、前記第2領域かつ前記第3領域に前記樹脂本体部材が存在する。
【0007】
本発明の一形態に係るコネクタは、
樹脂本体部材と、前記樹脂本体部材に支持されている1以上の第1信号端子と、を備えており、
前記1以上の第1信号端子のそれぞれは、第1部分と、第2部分と、第1連結部分と、を含んでおり、
前記第1部分は、上方向に延びており、
前記第2部分は、左方向に延びており、
前記第2部分の左端部は、前記第1部分の上端部より右上方向に位置しており、
前記第1連結部分は、前記第1部分の上端部と前記第2部分の左端部とを物理的に接続しており、かつ、曲がっており、
前記第1部分は、右方向を向く右主面を有しており、
前記第2部分は、下方向を向く下主面を有しており、
前記第1部分の右主面及び前記第2部分の下主面のそれぞれは、前記樹脂本体部材と接触しており、
前記第1部分の上かつ前記第1連結部分の右下に前記樹脂本体部材が存在すると共に、前記第2部分の左かつ前記第1連結部分の右下に前記樹脂本体部材が存在する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタによれば、信号端子が樹脂本体部材から外れることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施形態に係るコネクタセット1の斜視図である。
図2は、第1の実施形態に係る第1コネクタ10の斜視図である。
図3は、第1の実施形態に係る第1コネクタ10の第1グランド端子12a~12d、第2グランド端子13a~13d、コンタクト端子14、第1信号端子15a~15d及び第2信号端子16a~16dの斜視図である。
図4は、第1の実施形態に係る第1信号端子15aの斜視図である。
図5は、第1の実施形態に係る第1信号端子15a及び突起部11aの断面図である。
図6は、第1の実施形態に係る第1凹部R1近傍の拡大断面図である。
図7は、第1の実施形態に係る第2信号端子16a及び突起部11aの断面図である。
図8は、第1の実施形態に係る第2凹部R2近傍の拡大断面図である。
図9は、第1の実施形態に係る第2コネクタ110の斜視図である。
図10は、第1の実施形態に係る第2コネクタ110のグランド端子112a~112h、コンタクト端子114f,114b及び信号端子115a~115hの斜視図である。
図11は、第1の変形例に係る第1信号端子15aの斜視図である。
図12は、第2の変形例に係る第1信号端子15a及び突起部11aの断面図である。
図13は、第3の変形例に係る第1信号端子15a及び突起部11aの断面図である。
図14は、第4の変形例に係る第1凹部R1近傍の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施形態]
以下に、本発明の第1の実施形態に係る第1コネクタ10を備えるコネクタセット1について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態に係るコネクタセット1の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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