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公開番号2024114320
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023020004
出願日2023-02-13
発明の名称加工方法
出願人株式会社ディスコ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B24B 19/02 20060101AFI20240816BHJP(研削;研磨)
要約【課題】ワークに所定深さのスリットを形成する際の困難性を抑制することができる加工方法を提供すること。
【解決手段】加工方法は、ワークの第2面側を保持ユニットで保持し第1面を露出させる保持ステップ101と、保持ステップ101を実施した後、切削ブレードをワークの外周縁に切り込ませ第1面から第2面に貫通し所定深さよりも浅いスリットを形成する切削ステップ102と、切削ステップ102を実施した後、保持ユニットで保持されたワークを撮像して切削ステップ102で形成されたスリットの深さを確認する深さ確認ステップ103と、深さ確認ステップ103で確認されたスリットの深さに基づいて切削ブレードでスリットを切削してスリットの深さを所定深さに形成する追加切削ステップ104とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と該第1面の背面の第2面とを有したワークに該第1面から該第2面に貫通するとともに該ワークの外周縁から所定深さのスリットを形成するワークの加工方法であって、
ワークの該第2面側を保持ユニットで保持し該第1面を露出させる保持ステップと、
該保持ステップを実施した後、切削ブレードをワークの外周縁に切り込ませ該第1面から該第2面に貫通し該所定深さよりも浅いスリットを形成する切削ステップと、
該切削ステップを実施した後、該保持ユニットで保持されたワークを撮像して該切削ステップで形成された該スリットの深さを確認する深さ確認ステップと、
該深さ確認ステップで確認された該スリットの深さに基づいて該切削ブレードで該スリットを切削して該スリットの深さを該所定深さに形成する追加切削ステップと、
を備えた加工方法。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
該追加切削ステップでは、該切削ブレードをワークの外周縁から該所定深さに切り込ませた後、該切削ブレードの中心の高さ位置がワークの下端から上端に至るように該切削ブレードをワークの厚み方向に相対移動させる、請求項1に記載の加工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークの外周縁から所定深さのスリットを形成する加工方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ワークに所定深さのスリット加工を施す際に、切削装置(例えば、特許文献1参照)。が利用されている。
【0003】
従来、切削装置は、ワークを立てた状態で両側から固定部材で挟み込んだ状態でワックスを用いてサブストレイト上に固定し、切削ブレードの先端を所定深さに位置づけて切削することでスリットを形成していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-125618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来のワークを立てた状態で両側から固定部材で挟み込んだ状態で固定する方法では、ワークを固定するのが難しく、ワークが傾いた状態で固定され、スリットの深さがばらつくことがあった。
【0006】
また、従来の方法では、スリットが所定深さに形成されたか否かの確認はワークをサブストレイトから取り外す必要があったため、深さが足りない場合等に追加工する際に再度固定しなければならず、改善が切望されていた。
【0007】
本発明の目的は、ワークに所定深さのスリットを形成する際の困難性を抑制することができる加工方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加工方法は、第1面と該第1面の背面の第2面とを有したワークに該第1面から該第2面に貫通するとともに該ワークの外周縁から所定深さのスリットを形成するワークの加工方法であって、ワークの該第2面側を保持ユニットで保持し該第1面を露出させる保持ステップと、該保持ステップを実施した後、切削ブレードをワークの外周縁に切り込ませ該第1面から該第2面に貫通し該所定深さよりも浅いスリットを形成する切削ステップと、該切削ステップを実施した後、該保持ユニットで保持されたワークを撮像して該切削ステップで形成された該スリットの深さを確認する深さ確認ステップと、該深さ確認ステップで確認された該スリットの深さに基づいて該切削ブレードで該スリットを切削して該スリットの深さを該所定深さに形成する追加切削ステップと、を備えたことを特徴とする。
【0009】
前記加工方法において、該追加切削ステップでは、該切削ブレードをワークの外周縁から該所定深さに切り込ませた後、該切削ブレードの中心の高さ位置がワークの下端から上端に至るように該切削ブレードをワークの厚み方向に相対移動させても良い。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、ワークに所定深さのスリットを形成する際の困難性を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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