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公開番号
2024145232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023057496
出願日
2023-03-31
発明の名称
加工装置
出願人
株式会社ディスコ
代理人
インフォート弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
B24B
55/06 20060101AFI20241004BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】ダイシングテープの下面への加工屑の付着を抑制する。
【解決手段】加工装置は、フレームセットをチャックテーブルに保持させ、ウェーハWを加工する。チャックテーブルは、ウェーハWが貼着されているエリアのダイシングテープTを保持面によって吸引保持するウェーハ保持部(ポーラス板11、リブ120)と、ウェーハ保持部の外側に配置し保持面より下でリングフレームFを保持するフレーム保持部とを備える。さらに、チャックテーブルは、ウェーハ保持部とリングフレームFとの間のダイシングテープTの下面TBに向かって水(冷却水92)を噴射する水噴射部(噴射口121)を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
リングフレームの開口を塞いだダイシングテープにウェーハを貼着して、該ダイシングテープと該ウェーハとを一体化したフレームセットをチャックテーブルに保持させ、該ウェーハを加工する加工装置であって、
該チャックテーブルは、該ウェーハが貼着されているエリアの該ダイシングテープを保持面によって吸引保持するウェーハ保持部と、該ウェーハ保持部の外側に配置し該保持面より下で該リングフレームを保持するフレーム保持部とを備え、
さらに、該チャックテーブルは、該ウェーハ保持部と該リングフレームとの間の該ダイシングテープの下面に向かって水を噴射する水噴射部を備える、加工装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1及び特許文献2には、チャックテーブルに保持されたフレームセット内のウェーハを加工具で加工する加工装置が記載されている。フレームセットは、リングフレームの開口を塞いだダイシングテープにウェーハを貼着することでリングフレームとウェーハとを一体化させたものである。また、特許文献3には、このような加工装置に用いられるチャックテーブルが記載されている。
【0003】
特許文献1から特許文献3に記載されるように、加工装置に用いられるチャックテーブルは、ダイシングテープを介してウェーハを保持面に吸引保持するウェーハ保持部と、リングフレームを保持するフレーム保持部とを備えている。フレーム保持部は、ウェーハの加工時に加工具とリングフレームとの接触を回避するため、保持面より低い位置でリングフレームを保持するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-042003号公報
特開2021-098233号公報
特開2016-198870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
フレーム保持部が保持面よりも低い位置でリングフレームを保持することで、ダイシングテープは、ウェーハ保持部からフレーム保持部に向かって斜め下方向へ引っ張られた状態でチャックテーブルに固定される。この状態においては、特許文献1、2に記載されるように、ウェーハ保持部とフレーム保持部の間でダイシングテープの下面は露出する。そのため、ダイシングテープよりも下方へ進入した加工屑がダイシングテープの下面に付着してダイシングテープを汚してしまうことがある。
【0006】
ダイシングテープの下面に加工屑が付着すると、フレームセットの搬送時やダイシングテープをエキスパンドする時に加工屑が飛散して装置内を汚してしまう虞がある。これを避けるためには、テープ下面を洗浄するための洗浄工程を追加する必要が生じるが、洗浄工程を加工工程後に追加すると、加工装置の生産性が低下してしまう。
【0007】
なお、特許文献3のように、ウェーハ保持部とフレーム保持部の間を傾斜面で構成することでダイシングテープ下方に生じる隙間を小さくすることが可能である。しかしながら、この場合も、この隙間を完全になくすことは容易ではなく、テープの下面に加工屑が付着することを完全に防止することは困難である。従って、特許文献3に記載のチャックテーブルを用いたとしても、上述した課題が生じてしまう。
【0008】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ダイシングテープの下面への加工屑の付着を抑制する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様の加工装置は、リングフレームの開口を塞いだダイシングテープにウェーハを貼着して、ダイシングテープとウェーハとを一体化したフレームセットをチャックテーブルに保持させ、ウェーハを加工する加工装置であって、該チャックテーブルは、ウェーハが貼着されているエリアの該ダイシングテープを保持面によって吸引保持するウェーハ保持部と、該ウェーハ保持部の外側に配置し該保持面より下で該リングフレームを保持するフレーム保持部とを備え、さらに、該チャックテーブルは、該ウェーハ保持部と該リングフレームとの間の該ダイシングテープの下面に向かって水を噴射する水噴射部を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ダイシングテープの下面への加工屑の付着を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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