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公開番号
2024163905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2024078238
出願日
2024-05-13
発明の名称
パイプ内面研磨装置
出願人
ニューエイジア カンパニー リミテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
B24B
5/40 20060101AFI20241115BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】パイプ内面研磨装置が開示される。
【解決手段】本発明の一側面によるパイプ内面研磨装置は、ベースプレートBと、パイプ10の内面を研磨する研磨部100と、前記研磨部100を通じて内面が研磨された前記パイプ10の内面を洗浄する洗浄部200と、前記洗浄部200を通じて内面が洗浄された前記パイプの内面を乾燥する乾燥部300、及び前記各部の動作を制御する制御部400を含み、前記ベースプレートBには、前記研磨部100と前記洗浄部200が配置されるか、前記研磨部100と前記乾燥部300が配置されるか、前記洗浄部200と前記乾燥部300が配置されるか、前記研磨部100と前記洗浄部200と前記乾燥部300が配置され得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ベースプレート;
パイプの内面を研磨する研磨部;
前記研磨部を通じて内面が研磨された前記パイプの内面を洗浄する洗浄部;
前記洗浄部を通じて内面が洗浄された前記パイプの内面を乾燥する乾燥部;及び
前記各部の動作を制御する制御部;
を含み、
前記ベースプレートには、前記研磨部と前記洗浄部が配置されるか、前記研磨部と前記乾燥部が配置されるか、前記洗浄部と前記乾燥部が配置されるか、前記研磨部と前記洗浄部と前記乾燥部が配置されることを特徴とする、パイプ内面研磨装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記研磨部は、
下向き傾斜が形成されるように前記パイプを支持する第1支持部材;
前記パイプの内面を研磨する研磨部材;
前記研磨部材が前記パイプの内部に挿入されるように前記研磨部材を支持する研磨ロッド部材;及び
前記第1支持部材により支持された前記パイプを回転させる研磨駆動部材;
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のパイプ内面研磨装置。
【請求項3】
前記研磨部材は、軸方向に沿って複数個が具備されることを特徴とする、請求項2に記載のパイプ内面研磨装置。
【請求項4】
前記研磨部材は、
水が供給される第1流路と、前記第1流路を通じて供給された水が外部に噴射される第1排出口とが具備された研磨ハウジング;及び
前記研磨ハウジングに結合されて前記パイプの内面を研磨する研磨材;を含むことを特徴とする、請求項3に記載のパイプ内面研磨装置。
【請求項5】
前記研磨ハウジングには、前記研磨材が結合する結合スロットが具備されることを特徴とする、請求項4に記載のパイプ内面研磨装置。
【請求項6】
前記研磨部材は、前記研磨ハウジングの外面一部を取り囲むように配置されるが、空気が注入されると、半径方向の外側に膨張する膨張チューブをさらに含み、
前記研磨材は、前記膨張チューブの外面を取り囲むように配置され、前記膨張チューブが膨張することになると半径方向の外側に一緒に膨張することを特徴とする、請求項4に記載のパイプ内面研磨装置。
【請求項7】
前記研磨ハウジングには、空気が供給される第2流路と、前記第2流路を通じて供給された空気が前記研磨ハウジングの外面と前記膨張チューブの間に配置されるエアチャンバに移動するように前記第2流路と連通された第2排出口とが具備されることを特徴とする、請求項6に記載のパイプ内面研磨装置。
【請求項8】
前記研磨ハウジングは、軸方向の先端に配置される第1研磨ハウジングと、前記第1研磨ハウジングの軸方向の後方に配置される第2研磨ハウジングとを含むことを特徴とする、請求項4に記載のパイプ内面研磨装置。
【請求項9】
前記第1研磨ハウジングの軸方向の先端には、内部と外部を閉鎖するエンドキャップが具備され、
前記研磨ハウジングの軸方向の後端には、結合ねじ山が具備されることを特徴とする、請求項8に記載のパイプ内面研磨装置。
【請求項10】
前記第2研磨ハウジングの軸方向の先端と後端には、結合ねじ山が具備され、
前記第1流路は、前記第2研磨ハウジングの軸方向に沿って貫通配置されることを特徴とする、請求項9に記載のパイプ内面研磨装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、研磨装置に関し、より詳しくは、パイプ内面研磨装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の研磨装置を利用してパイプの内面を研磨する過程は、研磨モーターの回転軸の先端に設置された研磨材をパイプの内部に配置した状態で研磨材を回転させつつ、軸方向に移動させる方式で進行することになる。
【0003】
ただし、長さが長いパイプの場合、研磨モーターの回転軸と研磨材の間に駆動力を伝達する丸棒形状の伝達軸が具備されるが、このような形状の伝達軸を用いて駆動力を伝達することになると、研磨モーターの回転による研磨材の振動によりパイプの内面にスクラッチが形成されるという問題がある。
【0004】
特に、伝達軸の長さが長くなるほど研磨材の振動が増加することになり、したがって、パイプの長さが6m以上長く形成される場合、このような振動問題により一度に研磨しにくいという限界がある。
【0005】
このような場合、パイプの一側に研磨材を挿入してパイプの3m程度を研磨した後、パイプの他側に研磨材を挿入配置してパイプの残り3m程度を研磨する方式を用いることになるが、このように研磨作業が断続的に行われることになると、パイプの中央部分に研磨が行われない未研磨部や、両側の研磨粗度が相異となる粗度不良部のような研磨不良部分が形成されるという問題もある。
【0006】
また、従来の研磨装置は、高速回転する研磨材によりパイプの内面に摩擦熱による熱変形が発生するという問題もある。
【0007】
また、パイプの内面を研磨した後にパイプの内部を洗浄する必要があるが、従来の研磨装置には、パイプ内部の洗浄のための構成が具備されないので、別途の空間にパイプを移動させて内部の洗浄を進行しなければならないという複雑さもある。
【0008】
さらに、従来には、パイプの内面研磨状態を作業者の肉眼や内視鏡を通じてモニターで検査したが、このように構成する場合、作業者の熟練度によってパイプ内面の研磨状態に対する判断が変わるので、正確な判断が難しいという問題もある。
【0009】
したがって、上記した問題に対する改善が必要であるのが実情である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、前記のような問題点を解決するためのものであって、本発明の目的は、パイプの内面にスクラッチ、研磨不良部分、熱変形などが発生せず、パイプ内部の洗浄まで一度に進行され得、パイプ内面の研磨状態まで正確に検査できるパイプ内面研磨装置を提供することである。
(【0011】以降は省略されています)
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