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公開番号
2024112460
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-21
出願番号
2023017476
出願日
2023-02-08
発明の名称
給水システム
出願人
SANEI株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
E03B
3/28 20060101AFI20240814BHJP(上水;下水)
要約
【課題】空気から生成した水を上水として使用するとともに、水の需要に応じて水を供給することが可能な給水システムを提供する
【解決手段】大気中の水蒸気から生成された水を連続的に供給する給水システム1は、創水装置2aと創水装置2bを有する。創水装置2aは定格出力の第1モードで運転され、創水装置2bは停止か定格出力より低い出力の第2モードで運転されるかして濾過水の生成量が所定量となるよう制御される。そして、生成量が所定量を下回った場合には、創水装置2bが第1モードで運転され、生成量が所定量となるようにとなるように制御される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
大気中の水蒸気から生成された水を連続的に供給する給水システムであって、
少なくとも2台の創水装置を含み、該創水装置のうちの1台である主創水装置は定格出力の第1モードで運転され、
前記1台以外の前記創水装置である副創水装置は前記定格出力より低い出力の第2モードで運転されるか又は運転が停止され、
前記主創水装置及び前記副創水装置から吐出される前記水の量である生成量が所定量となるように制御されるとともに、
前記生成量が前記所定量を下回った場合に、前記副創水装置のうちの少なくとも1台が前記第1モードとして運転され、前記生成量が所定量となるようにとなるように制御される給水システム。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記主創水装置及び前記副創水装置から吐出される前記水を貯める貯水タンクと、該貯水タンクから飲料水供給先に前記水を供給するポンプと、を有し、
前記貯水タンクには貯められた前記水の水質を検知するタンク水分析計が配設されており、
前記貯水タンクと前記飲料水供給先との間の配管には前記貯水タンクの側から前記ポンプと内部を流れる前記水の水質を検知する最終分析計と最終開閉バルブとがこの順で配設されており、
該最終開閉バルブと前記飲料水供給先との間の配管には水道水が水道水開閉バルブを介して連結されており、
前記タンク水分析計及び/又は前記最終分析計において、水質が飲用に適合している旨の信号が発せられているときは、前記最終開閉バルブが開、前記水道水開閉バルブが閉、とされて前記ポンプが運転され、
水質が飲用に不適合である旨の信号が発せられたときは、前記最終開閉バルブが閉、前記水道水開閉バルブが開、とされて、前記ポンプの運転が止められ、前記水道水のみが前記飲料水供給先に供給される給水システム。
【請求項3】
請求項2において、
前記タンク水分析計及び/又は前記最終分析計において前記水の水質が飲用に不適合とされ、前記最終開閉バルブが閉、前記水道水開閉バルブが開、とされて、前記ポンプの運転が止められたときに、前記貯水タンクに入っている前記水を、排水口を介して外部に排水することができるようになっている給水システム。
【請求項4】
請求項2又は請求項3において、
雨水を貯留する雨水タンクを備え、該雨水タンクからの水を水質を問わないトイレや洗車等の用途に使用可能とされており、
前記貯水タンクは、タンク水液面計を更に備え、
該タンク水液面計において液面の高さが所定の上限高さを超えた際、前記貯水タンクに入っている前記水を前記雨水タンクに移送することができるようになっている給水システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給水システムに関する。詳しくは、空気から水を生成するとともに水の需要に応じて水を供給することが可能な給水システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空気中に含まれる水分を凝結させて飲料水等の上水を生成する方法が知られている。特許文献1に開示された技術においては、導入した空気を減菌処理したのちの減菌処理済空気中の水分を結露させて結露水を生成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6782045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された技術においては、結露水中に空気中のウイルスが混入することを防いで、空気から安全性の高い水を生成することができる。しかし、空気中に含まれる水分は季節によって大きく変動し、夏場の多湿時には水の需要に対して水の生成能力が上回って、冬場等の乾燥時には水の需要に対して水の生成能力が追い付かないという事態が生ずる問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、空気から生成した水を上水として使用するとともに、水の需要に応じて水を供給することが可能な給水システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、大気中の水蒸気から生成された水を連続的に供給する給水システムであって、少なくとも2台の創水装置を含み、該創水装置のうちの1台である主創水装置は定格出力の第1モードで運転され、前記1台以外の前記創水装置である副創水装置は前記定格出力より低い出力の第2モードで運転されるか又は運転が停止され、前記主創水装置及び前記副創水装置から吐出される前記水の量である生成量が所定量となるように制御されるとともに、前記生成量が前記所定量を下回った場合に、前記副創水装置のうちの少なくとも1台が前記第1モードとして運転され、前記生成量が所定量となるようにとなるように制御されることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、季節により空気中の水蒸気量が大きく変動しても継続的に一定量の水を給水できる。また、夏場等多湿時に生成量が所定量を上回ることによる余剰水の廃棄を抑制できるため創水装置の電力消費を節約できる。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記主創水装置及び前記副創水装置から吐出される前記水を貯める貯水タンクと、該貯水タンクから飲料水供給先に前記水を供給するポンプと、を有し、前記貯水タンクには貯められた前記水の水質を検知するタンク水分析計が配設されており、前記貯水タンクと前記飲料水供給先との間の配管には前記貯水タンクの側から前記ポンプと内部を流れる前記水の水質を検知する最終分析計と最終開閉バルブとがこの順で配設されており、該最終開閉バルブと前記飲料水供給先との間の配管には水道水が水道水開閉バルブを介して連結されており、前記タンク水分析計及び/又は前記最終分析計において、水質が飲用に適合している旨の信号が発せられているときは、前記最終開閉バルブが開、前記水道水開閉バルブが閉、とされて前記ポンプが運転され、水質が飲用に不適合である旨の信号が発せられたときは、前記最終開閉バルブが閉、前記水道水開閉バルブが開、とされて、前記ポンプの運転が止められ、前記水道水のみが前記飲料水供給先に供給されることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、タンク水分析計及び/又は最終分析計において、水が飲用に不適合であるとされた場合、水は飲料水供給先に供給されず水道水のみが飲料水供給先に供給されるので、安全性が担保できる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記タンク水分析計及び/又は前記最終分析計において前記水の水質が飲用に不適合とされ、前記最終開閉バルブが閉、前記水道水開閉バルブが開、とされて、前記ポンプの運転が止められたときに、前記貯水タンクに入っている前記水を、排水口を介して外部に排水することができるようになっていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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