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公開番号
2024112210
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-20
出願番号
2023017129
出願日
2023-02-07
発明の名称
排紙トレイ装置および画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
B65H
31/26 20060101AFI20240813BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】用紙のカールを矯正しつつ積載される用紙の整合性を向上させ、用紙の落下を防ぐ。
【解決手段】排紙トレイ装置10は、排出される用紙を積載する排紙トレイ41のトレイ上面411に出没可能であって、用紙の排出方向に長く設けられたガイド部材44を備えている。ガイド部材44は、トレイ上面411における用紙の排出方向の下流側に配設され、トレイ上面411からの突出量を変更可能に設けられている。ガイド部材44は、用紙の排出方向A1の上流側から下流側に上り勾配の傾斜部451を有するように支持されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
排出される用紙を積載する排紙トレイを備えた排紙トレイ装置であって、
前記排紙トレイは、用紙が載置されるトレイ上面に出没可能であって、用紙の排出方向に長く設けられたガイド部材を備えており、
前記ガイド部材は、前記トレイ上面における前記排出方向の下流側に配設され、前記トレイ上面からの突出量を変更可能に設けられるとともに、前記排出方向の上流側から下流側に上り勾配の傾斜部を有するように支持されていることを特徴とする排紙トレイ装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の排紙トレイ装置において、
前記排紙トレイには前記ガイド部材を収容する収納ピットが凹状に設けられ、
前記ガイド部材は、前記収納ピット内において前記排出方向の上流側端部が回動可能に支持され、下流側端部が前記トレイ上面に対して出没可能に設けられていることを特徴とする排紙トレイ装置。
【請求項3】
請求項2に記載の排紙トレイ装置において、
前記ガイド部材は、前記トレイ上面からの前記突出量を複数段階に固定可能とされたことを特徴とする排紙トレイ装置。
【請求項4】
請求項3に記載の排紙トレイ装置において、
前記収納ピットは複数段の係合凹部を備えるとともに、前記ガイド部材は前記係合凹部に係合する突起を備えることを特徴とする排紙トレイ装置。
【請求項5】
請求項2に記載の排紙トレイ装置において、
前記ガイド部材を出没可能に駆動する駆動部が備えられ、前記駆動部により前記ガイド部材の突出量を変更可能とされたことを特徴とする排紙トレイ装置。
【請求項6】
請求項1に記載の排紙トレイ装置において、
前記ガイド部材は前記傾斜部において下方に湾曲した湾曲部を備えることを特徴とする排紙トレイ装置。
【請求項7】
請求項1に記載の排紙トレイ装置において、
前記ガイド部材は前記排紙トレイに複数配置されていることを特徴とする排紙トレイ装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1つの請求項に記載の排紙トレイ装置を備える画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、排紙トレイ装置およびその排紙トレイ装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置では、画像の読み取りや画像形成が終了した後の用紙を排紙トレイの上に排出して積載するように構成されている。例えば、図11に示すように、従来の画像形成装置の排紙トレイ90は、排紙ローラ92により排出方向B1に排出された用紙Pを受けるように構成されている。排紙トレイ90には、用紙Pの先端部が高く、後端部が低くなるように傾斜面91が設けられており、排出された用紙Pを安定して積載できるようになっている。また、排紙トレイ90の上部空間が十分に確保されて、複数枚の用紙Pを排紙トレイ90上に積載できるように意図されている。
【0003】
この種の画像形成装置において使用される用紙は、普通紙であるほか、厚紙であったり薄紙であったりするなど、その用紙の種類は様々であり、中にはカールした状態の用紙が含まれていることもある。そのため、排出される用紙の種類やカールの有無などによっては、例えば図12に示すように、用紙P1が排出される際に、カールした用紙P1の先端部が、積載されている用紙P2に当接して用紙P2を排紙トレイ90から矢符B2方向に押し出すように作用することがある。用紙P2も同様にカールしているので、排紙トレイ90から先端部がはみ出したり、それによって排紙トレイ90から落下してしまったりすることがあった。
【0004】
このような問題に対して、特許文献1では、排紙トレイ上に、用紙の腰付けを行うための腰付け用リブを設けた排紙トレイ装置が提案されている。また、特許文献2には、排出される用紙を受ける排紙トレイに、排出方向の上流側端部から下流側に向けて斜め上方に傾斜したシートストッパを設けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-313561号公報
特開2017-190227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記特許文献1に記載の排紙トレイ装置は、排紙される用紙に対して腰付けを行うための腰付け用リブの係合突起を、主排紙トレイの取付け用溝に着脱可能として設け、排紙される用紙の種類等によって腰付け用リブを付け替えて設置することとされている。しかしながら、腰付け用リブは主排紙トレイの中央部に設置されるので、大サイズの用紙が排出される場合に用紙に生じているカールを矯正することはできず、用紙の落下や整合性(スタック性)の悪化を招くおそれがある。また、前記特許文献2に記載のシートストッパは、排出される用紙のカールの有無にかかわらず一定の形状で設置されている。用紙によりカールの状態は変わるのに対して、一定の形状で用紙を受けることになるので、積載される用紙の整合性を保つことができないおそれがある。
【0007】
本開示は、前記のような問題点にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、用紙のカールを矯正しつつ積載される用紙の整合性を向上させ、用紙の落下を防ぐことが可能な排紙トレイ装置および画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するための本開示の解決手段は、排出される用紙を積載する排紙トレイを備えた排紙トレイ装置であって、前記排紙トレイは、用紙が載置されるトレイ上面に出没可能であって、用紙の排出方向に長く設けられたガイド部材を備えており、前記ガイド部材は、前記トレイ上面における前記排出方向の下流側に配設され、前記トレイ上面からの突出量を変更可能に設けられるとともに、前記排出方向の上流側から下流側に上り勾配の傾斜部を有するように支持されていることを特徴としている。
【0009】
前記排紙トレイ装置における具体的な構成として次のものが挙げられる。すなわち、前記排紙トレイ装置において、前記排紙トレイには前記ガイド部材を収容する収納ピットが凹状に設けられ、前記ガイド部材は、前記収納ピット内において前記排出方向の上流側端部が回動可能に支持され、下流側端部が前記トレイ上面に対して出没可能に設けられていることが好ましい。
【0010】
また、前記構成を有する排紙トレイ装置において、前記ガイド部材は、前記トレイ上面からの前記突出量を複数段階に固定可能とされることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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