TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024112031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023016846
出願日2023-02-07
発明の名称会議システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04M 3/56 20060101AFI20240813BHJP(電気通信技術)
要約【課題】周囲に会話の音声が漏れ出にくい会議システムを提供する。
【解決手段】複数台の通話装置2と、会議スペースSに設置され複数台の通話装置2が同時にローカルネットワークにて接続可能である複数台のハブ装置3と、を備え、複数台のハブ装置3はローカルネットワークにて相互接続が可能であり、いずれかのハブ装置3に接続済みの通話装置2により同時通話を可能とするグループ通話網が構築される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数台の通話装置と、会議スペースに設置され複数台の前記通話装置が同時にローカルネットワークにて接続可能である複数台のハブ装置と、を備え、
前記複数台のハブ装置はローカルネットワークにて相互接続が可能であり、いずれかのハブ装置に接続済みの前記通話装置により同時通話を可能とするグループ通話網が構築されることを特徴とする会議システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
特定の前記ハブ装置が親機となり、他の前記ハブ装置は子機として親機である前記ハブ装置と相互接続されていることを特徴とする請求項1に記載の会議システム。
【請求項3】
親機である前記ハブ装置は、他の前記ハブ装置に対して、接続する前記通話装置の割り振りを自身に優先して行うことを特徴とする請求項2に記載の会議システム。
【請求項4】
親機である前記ハブ装置は、当該ハブ装置と前記通話装置との間に直列で接続される子機である前記ハブ装置の数に応じて、前記通話装置の入力信号の送信時間に加算補正を行うことを特徴とする請求項2に記載の会議システム。
【請求項5】
複数の前記ハブ装置の全ては、所定の操作を受けることでそれぞれ親機として設定可能であることを特徴とする請求項2に記載の会議システム。
【請求項6】
複数の前記ハブ装置は全て同規格の端末であることを特徴とする請求項5に記載の会議システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数人で会話を行う際に利用する会議システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
オフィス、展示場、病院、店舗、工場等の様々な施設では、その施設に属する従業員や職員同士による会議が行われている。近年では、リモートワークが増え、個人での作業は自宅で行われることから、お互いが顔を合わせる貴重なタイミングである出社時は、専ら会社内部での会議が行われることが多く、小規模の会議の回数が以前よりも大きく増加している傾向がある。
【0003】
そこで、従来のように完全に部屋として区画された会議室に加えて、簡易的な仕切装置等で区画したスペースを会議スペースとして利用する(例えば特許文献1参照)場合もあれば、通常の執務用のテーブルセットが会議スペースとして利用される場合もある。特許文献1の仕切装置は、平面視矩形状の座面を有する椅子の交差する2辺に衝立パネルを設け、この椅子を4つ組み合わせることで、衝立パネルに周囲を囲まれた会議スペースを構成することができるようになっている。これによれば、普段は単体で椅子として活用しながら、必要に応じて会議スペースを仕切ることができる。また、小型であるために、衝立パネルの高さ寸法は一般的な天井よりも低く形成されており、内部の会議スペースの圧迫感が少なくなる構造になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-64292号公報(第7頁、第2図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の仕切装置にあっては、衝立パネルが一般的な天井よりも低い高さ寸法であるため、天井と衝立パネルとの間が開放され、遮音性は低く、仕切装置の外方に会議の内容が漏れ聞こえてしまう虞があった。また、このような仕切装置により区画された会議スペースはウェブ会議時にも利用されるが、会議スペース内に広く音声を届かせるために、必然的にスピーカ装置の出力を大きくする必要があり、仕切装置の外方に会話の音声が漏れ出やすくなってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、周囲に会話の音声が漏れ出にくい会議システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の会議システムは、
複数台の通話装置と、会議スペースに設置され複数台の前記通話装置が同時にローカルネットワークにて接続可能である複数台のハブ装置と、を備え、
前記複数台のハブ装置はローカルネットワークにて相互接続が可能であり、いずれかのハブ装置に接続済みの前記通話装置により同時通話を可能とするグループ通話網が構築されることを特徴とする。
この特徴によれば、例えばウェブ会議時には、複数台のハブ装置と通話装置により構築されたグループ通話網と相手側との間で通話を行え、それぞれの通話装置のマイクにて入力された音声を相手側に送信でき、かつそれぞれのスピーカで相手側の音声を聴き取ることができ、この会議に参加する参加者の会話の音量を全体的に下げられ、会議スペースの外部に会話の音声が漏れ出にくくなる。また、ハブ装置と通話装置の増設時にはこれらをローカルネットワークで接続するだけでよいため、簡単に多くの参加者に対応できる会議システムを構築することができる。
【0008】
特定の前記ハブ装置が親機となり、他の前記ハブ装置は子機として親機である前記ハブ装置と相互接続されていることを特徴とする。
この特徴によれば、特定のハブ装置が親機として他のハブ装置及び通話装置を統括することで、簡単に多くの参加者に対応できる会議システムを構築することができる。
【0009】
親機である前記ハブ装置は、他の前記ハブ装置に対して、接続する前記通話装置の割り振りを自身に優先して行うことを特徴とする。
この特徴によれば、子機であるハブ装置に通話装置を優先的に接続させることで、親機であるハブ装置と通話装置との間の通信時間を均一化しやすく、グループ通話網が提供される通話装置同士の音ズレを少なくでき、自然な通話を行うことができる。
【0010】
親機である前記ハブ装置は、当該ハブ装置と前記通話装置との間に直列で接続される子機である前記ハブ装置の数に応じて、前記通話装置の入力信号の送信時間に加算補正を行うことを特徴とする。
この特徴によれば、親機であるハブ装置に直接接続された通話装置との間の通信時間と、子機であるハブ装置に接続された通話装置と親機であるハブ装置との間の通信時間を均一化して、グループ通話網が提供される通話装置同士の音ズレを少なくでき、自然な通話を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
ヘッドホン
6日前
個人
多重無線通信方法
3か月前
個人
スピーカーシステム
20日前
株式会社シグマ
撮像装置
5日前
個人
デジタル放送受信装置
1か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
2か月前
ブラザー工業株式会社
複合機
2か月前
個人
スピーカーキャビネット
2か月前
エムケー精工株式会社
音響装置
2か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
1か月前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
1か月前
キヤノン株式会社
操作機器
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
表示装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
3か月前
株式会社三井光機製作所
暗視装置
2か月前
個人
配信用音源制作システム
29日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
3か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
3か月前
個人
コメント荒らし判別プログラム
2か月前
個人
インターネット通信装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
2か月前
日本放送協会
LDM送信システム
3か月前
個人
電子透かしの埋め込み及び抽出方法
2か月前
三菱電機株式会社
中継装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
富士通株式会社
光信号増幅
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像処理システム
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
3か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
3か月前
株式会社日立国際電気
通信システム
2か月前
続きを見る