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公開番号2024112018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023016819
出願日2023-02-07
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60W 20/00 20160101AFI20240813BHJP(車両一般)
要約【課題】電動機の冷却と電動機による発電とを両立することが可能な車両の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】内燃機関、電動機および冷却装置を有する車両の制御装置であって、前記電動機は前記内燃機関に接続され、前記冷却装置は、前記電動機の回転によって駆動し、前記電動機を冷却し、前記制御装置は、前記電動機の温度を取得する温度取得部と、前記内燃機関の回転数を制御する回転数制御部と、を具備し、前記電動機の温度が第1の温度より高い場合、前記温度が前記第1の温度以下である場合に比べて、前記回転数制御部はアイドリング中における前記内燃機関の回転数を増加させる車両の制御装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関、電動機および冷却装置を有する車両の制御装置であって、
前記電動機は前記内燃機関に接続され、
前記冷却装置は、前記電動機の回転によって駆動し、前記電動機を冷却し、
前記制御装置は、
前記電動機の温度を取得する温度取得部と、
前記内燃機関の回転数を制御する回転数制御部と、を具備し、
前記電動機の温度が第1の温度より高い場合、前記温度が前記第1の温度以下である場合に比べて、前記回転数制御部はアイドリング中における前記内燃機関の回転数を増加させる車両の制御装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記電動機の温度が前記第1の温度より高い状態が所定の時間より長く続いた場合、前記回転数制御部は前記アイドリング中における前記内燃機関の回転数を増加させる請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記電動機の温度が前記第1の温度より低い第2の温度以下である場合、前記温度が前記第1の温度より高い場合に比べて、前記アイドリング中における前記内燃機関の回転数を減少させる請求項1または2に記載の車両の制御装置。
【請求項4】
前記電動機の温度が、前記第1の温度以下であり、かつ前記第2の温度より高い場合、前記回転数制御部は前記アイドリング中における前記内燃機関の回転数を維持する請求項3に記載の車両の制御装置。
【請求項5】
前記内燃機関は第1プーリを有し、
前記電動機は第2プーリを有し、
前記第1プーリと前記第2プーリとにベルトがかけわたされることで、前記内燃機関と前記電動機とが接続され、
前記冷却装置は、前記電動機に接続されたファンを有する請求項1または2に記載の車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関および電動機が搭載された車両が知られている(特許文献1など)。電動機で発電される電力によって電池が充電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-101051号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発電中の電動機は熱も発生させる。例えば電動機による発電を停止することで、発熱を抑制することができる。しかし、発電を停止することでバッテリが充電されなくなる。バッテリの電力が不足することで、車両の走行が困難になる恐れがある。そこで、電動機を冷却する。水冷式の冷却装置は、例えば水などの冷媒の流量により冷却性能を制御することができる。一方、空冷式の冷却装置は、電動機の回転に伴い駆動する。このため、空冷式の電動機の冷却性能は、電動機の回転数に依存する。回転数が高いと冷却性能が高くなる。回転数が低いと冷却性能は低下する。冷却性能が不足することがあった。そこで、電動機の冷却と電動機による発電とを両立することが可能な車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、内燃機関、電動機および冷却装置を有する車両の制御装置であって、前記電動機は前記内燃機関に接続され、前記冷却装置は、前記電動機の回転によって駆動し、前記電動機を冷却し、前記制御装置は、前記電動機の温度を取得する温度取得部と、前記内燃機関の回転数を制御する回転数制御部と、を具備し、前記電動機の温度が第1の温度より高い場合、前記温度が前記第1の温度以下である場合に比べて、前記回転数制御部はアイドリング中における前記内燃機関の回転数を増加させる車両の制御装置によって達成することができる。
【0006】
前記電動機の温度が前記第1の温度より高い状態が所定の時間より長く続いた場合、前記回転数制御部は前記アイドリング中における前記内燃機関の回転数を増加させてもよい。
【0007】
前記電動機の温度が前記第1の温度より低い第2の温度以下である場合、前記温度が前記第1の温度より高い場合に比べて、前記アイドリング中における前記内燃機関の回転数を減少させてもよい。
【0008】
前記電動機の温度が、前記第1の温度以下であり、かつ前記第2の温度より高い場合、前記回転数制御部は前記アイドリング中における前記内燃機関の回転数を維持してもよい。
【0009】
前記内燃機関は第1プーリを有し、前記電動機は第2プーリを有し、前記第1プーリと前記第2プーリとにベルトがかけわたされることで、前記内燃機関と前記電動機とが接続され、前記冷却装置は、前記電動機に接続されたファンを有してもよい。
【発明の効果】
【0010】
電動機の冷却と電動機による発電とを両立することが可能な車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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