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公開番号
2024111932
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-20
出願番号
2023016671
出願日
2023-02-07
発明の名称
電動作業機
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02K
3/52 20060101AFI20240813BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電動作業機のモータを小型化すること。
【解決手段】電動作業機は、回転軸を中心に回転するロータ及びロータの周囲に配置されるステータを有するモータと、モータが発生する回転力により回転する出力部と、を備える。ステータは、ステータコアと、ステータコアに固定されるインシュレータと、インシュレータに固定される複数のコイルと、電源線が接続される外部端子と、コイルに接続されるコイル端子と、外部端子及びコイル端子と一体であり、外部端子とコイル端子とを繋ぐ短絡部材と、外部端子及び短絡部材を支持する絶縁部材と、を有する。絶縁部材は、ステータコアの外周面よりも径方向内側に配置される。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を中心に回転するロータ及び前記ロータの周囲に配置されるステータを有するモータと、
前記モータが発生する回転力により回転する出力部と、を備え、
前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアに固定されるインシュレータと、前記インシュレータに固定される複数のコイルと、電源線が接続される外部端子と、前記コイルに接続されるコイル端子と、前記外部端子及び前記コイル端子と一体であり、前記外部端子と前記コイル端子とを繋ぐ短絡部材と、前記外部端子及び前記短絡部材を支持する絶縁部材と、を有し、
前記絶縁部材は、前記ステータコアの外周面よりも径方向内側に配置される、
電動作業機。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記絶縁部材は、前記短絡部材を支持する環状のベース部と、前記ベース部から軸方向に突出し、前記外部端子を支持する支持部と、を有する、
請求項1に記載の電動作業機。
【請求項3】
前記支持部は、前記外部端子及びナットを保持する保持部を3つ有し、
前記電源線と前記外部端子とが前記ナットに結合されるボルトにより固定される、
請求項2に記載の電動作業機。
【請求項4】
前記外部端子は、径方向内側を向く第1面と、径方向外側を向く第2面と、を有し、
前記ナットは、前記第1面に対向する対向面を有し、
前記ナットは、前記対向面と前記回転軸とが平行になるように、前記保持部に保持される、
請求項3に記載の電動作業機。
【請求項5】
前記外部端子は、前記第1面及び前記第2面のそれぞれと前記回転軸とが平行になるように、前記保持部に保持される、
請求項4に記載の電動作業機。
【請求項6】
前記支持部は、1つであり、
1つの前記支持部に3つの前記保持部が設けられる、
請求項3に記載の電動作業機。
【請求項7】
前記支持部は、3つであり、
1つの前記支持部に1つの前記保持部が設けられ、
3つの前記支持部は、周方向に間隔をあけて配置される、
請求項3に記載の電動作業機。
【請求項8】
前記外部端子は、前記ステータコアの外周面よりも径方向内側に配置される、
請求項1に記載の電動作業機。
【請求項9】
前記短絡部材は、前記回転軸の周囲の一部に配置され、
前記外部端子は、前記短絡部材から軸方向に突出する、
請求項8に記載の電動作業機。
【請求項10】
前記外部端子は、径方向内側を向く第1面と、径方向外側を向く第2面と、を有し、
前記第1面及び前記第2面のそれぞれは、前記回転軸に平行である、
請求項9に記載の電動作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、電動作業機に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電動作業機に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、モータを備える電動工具が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-089190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動作業機において、モータの小型化が要求される。モータが大型化し、電動作業機が大型化すると、電動作業機を使用する作業者は、電動作業機を円滑に使用することが困難になる可能性がある。
【0005】
本明細書で開示する技術は、電動作業機のモータを小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、電動作業機を開示する。電動作業機は、回転軸を中心に回転するロータ及びロータの周囲に配置されるステータを有するモータと、モータが発生する回転力により回転する出力部と、を備えてもよい。ステータは、ステータコアと、ステータコアに固定されるインシュレータと、インシュレータに固定される複数のコイルと、電源線が接続される外部端子と、コイルに接続されるコイル端子と、外部端子及びコイル端子と一体であり、外部端子とコイル端子とを繋ぐ短絡部材と、外部端子及び短絡部材を支持する絶縁部材と、を有してもよい。絶縁部材は、ステータコアの外周面よりも径方向内側に配置されてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、電動作業機のモータを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る電動作業機を示す左上後方からの斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る電動作業機を後方から見た図である。
図3は、第1実施形態に係る電動作業機を左方から見た図である。
図4は、第1実施形態に係る電動作業機を示す断面図である。
図5は、第1実施形態に係る電動作業機を示す断面図である。
図6は、第1実施形態に係る電動作業機を示す断面図である。
図7は、第1実施形態に係る電動作業機の一部を下方から見た図である。
図8は、第1実施形態に係るモータアセンブリを示す右上後方からの分解斜視図である。
図9は、第1実施形態に係るステータを示す右上後方からの斜視図である。
図10は、第1実施形態に係るステータを示す左下後方からの斜視図である。
図11は、第1実施形態に係るステータを右方から見た図である。
図12は、第1実施形態に係るステータを左方から見た図である。
図13は、第1実施形態に係るステータを上方から見た図である。
図14は、第1実施形態に係るステータを後方から見た図である。
図15は、第1実施形態に係るステータを示す右上後方からの分解斜視図である。
図16は、第1実施形態に係るステータコア及びインシュレータを示す右上後方からの分解斜視図である。
図17は、第1実施形態に係る短絡ユニットを示す右上後方からの斜視図である。
図18は、第1実施形態に係る短絡ユニットを示す右上後方からの分解斜視図である。
図19は、第1実施形態に係るステータを模式的に示す図である。
図20は、第1実施形態に係るコイルの結線状態を模式的に示す図である。
図21は、第1実施形態に係る短絡部材を示す右上後方からの分解斜視図である。
図22は、第1実施形態に係る短絡部材を上方から見た図である。
図23は、第1実施形態に係るU相の短絡部材を上方から見た図である。
図24は、第1実施形態に係るV相の短絡部材を上方から見た図である。
図25は、第1実施形態に係るW相の短絡部材を上方から見た図である。
図26は、第2実施形態に係るステータを示す右上後方からの斜視図である。
図27は、第2実施形態に係るステータを右方から見た図である。
図28は、第2実施形態に係るステータを上方から見た図である。
図29は、第3実施形態に係るステータを示す右上後方からの斜視図である。
図30は、第3実施形態に係る短絡ユニットを示す右上後方からの斜視図である。
図31は、第4実施形態に係るステータを示す右上後方からの斜視図である。
図32は、第4実施形態に係る短絡ユニットを示す右上後方からの分解斜視図である。
図33は、第4実施形態に係るステータを上方から見た図である。
図34は、第4実施形態に係るステータを下方から見た図である。
図35は、第4実施形態に係るステータを示す断面図である。
図36は、第4実施形態に係るステータを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動作業機は、回転軸を中心に回転するロータ及びロータの周囲に配置されるステータを有するモータと、モータが発生する回転力により回転する出力部と、を備えてもよい。ステータは、ステータコアと、ステータコアに固定されるインシュレータと、インシュレータに固定される複数のコイルと、電源線が接続される外部端子と、コイルに接続されるコイル端子と、外部端子及びコイル端子と一体であり、外部端子とコイル端子とを繋ぐ短絡部材と、外部端子及び短絡部材を支持する絶縁部材と、を有してもよい。絶縁部材は、ステータコアの外周面よりも径方向内側に配置されてもよい。
【0010】
上記の構成では、絶縁部材は、ステータコアの外周面よりも径方向内側に配置されるので、モータが小型化される。特に、径方向においてモータが小型化される。
(【0011】以降は省略されています)
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