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公開番号2024111926
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023016659
出願日2023-02-07
発明の名称印刷装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240813BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】交換により不適切な液体供給ユニットが装着された後に生じる不利益を、できるだけ回避するための改善が求められている。
【解決手段】印刷装置は、液体を吐出する吐出部と、前記吐出部に前記液体を供給するための供給路に対して取り外し可能に装着され、前記供給路を通じて前記吐出部へ複数色の前記液体を供給する液体供給ユニットと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記供給路に対して前記液体供給ユニットが交換された場合に、交換後の前記液体供給ユニットを使用するか否かをユーザーに選択させる画面を所定の表示部に表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する吐出部と、
前記吐出部に前記液体を供給するための供給路に対して取り外し可能に装着され、前記供給路を通じて前記吐出部へ複数色の前記液体を供給する液体供給ユニットと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記供給路に対して前記液体供給ユニットが交換された場合に、交換後の前記液体供給ユニットを使用するか否かをユーザーに選択させる画面を所定の表示部に表示する、ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記画面において、交換後の前記液体供給ユニットを使用しない旨の選択を受け付けた場合に、前記液体供給ユニットの再度の交換を促すメッセージを前記表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記供給路に対して前記液体供給ユニットが交換された場合に、交換前の前記液体供給ユニットが有する前記液体の種類と、交換後の前記液体供給ユニットが有する前記液体の種類とに相違が有れば、交換前の前記液体供給ユニットが有する前記液体の種類と交換後の前記液体供給ユニットが有する前記液体の種類とに相違が有る旨を前記画面に示す、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記画面において、交換後の前記液体供給ユニットを使用する旨の選択を受け付けた場合に、交換後の前記液体供給ユニットにおける前記液体の残量が、現在完了していない印刷の完了のために足りるか否かを判定し、
前記残量が前記印刷の完了のために足りないと判定した場合は、交換後の前記液体供給ユニットの使用が不可能である旨を前記表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記画面において、交換後の前記液体供給ユニットを使用する旨の選択を受け付けた場合に、交換後の前記液体供給ユニットにおける前記液体の残量が、現在完了していない印刷の完了のために足りるか否かを判定し、
前記残量が前記印刷の完了のために足りないと判定した場合は、前記残量が前記印刷の完了のために足りない旨を前記表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記画面において、交換後の前記液体供給ユニットを使用する旨の選択を受け付けた場合に、交換後の前記液体供給ユニットにおける前記液体の残量が、現在完了していない印刷の完了のために足りるか否かを判定し、
前記残量が前記印刷の完了のために足りないと判定した場合は、交換後の前記液体供給ユニットへの液体補充の指示を前記表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数色の液体を吐出可能な印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット式プリンターにおいて、液体容器をキャリッジ以外の場所に搭載する、いわゆるオフキャリッジタイプのインクの供給システムを備える構成が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006‐110822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数色のインクの容器がまとまったユニットであるインク供給システムを、ユーザーがプリンター本体に対して交換することを想定する。この場合、交換前にプリンターに対してチューブ等の供給路を介して接続していたインク供給システムと、交換後のインク供給システムとの間で、インクの種類が異なっていると、供給路やインクジェットヘッド内におけるインクの固化、色の混合、化学反応による部品劣化等、様々な不利益が生じ得る。また、交換後のインク供給システムにおけるインク残量が、その時点で既に計画されており完了していない印刷にとって必要なインク量に満たない場合、インク切れにより印刷が中断するという不利益が生じる。これら不利益が生じることを、できるだけ回避するための改善が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷装置は、液体を吐出する吐出部と、前記吐出部に前記液体を供給するための供給路に対して取り外し可能に装着され、前記供給路を通じて前記吐出部へ複数色の前記液体を供給する液体供給ユニットと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記供給路に対して前記液体供給ユニットが交換された場合に、交換後の前記液体供給ユニットを使用するか否かをユーザーに選択させる画面を所定の表示部に表示する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
装置構成を簡易的に示す図。
本実施形態にかかる処理を示すフローチャート。
図3A、図3Bはそれぞれに選択画面の一例を示す図。
図4Aは再交換案内画面の一例を示す図、図4Bは不足警告画面の一例を示す図。
変形例を示すフローチャート。
図6A、図6Bはそれぞれに不足警告画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお各図は、本実施形態を説明するための例示に過ぎない。各図は例示であるため、比率や形状が正確でなかったり、互いに整合していなかったり、一部が省略されていたりする場合がある。
【0008】
1.装置構成の概略説明:
図1は、本実施形態にかかる印刷装置30の構成を簡易的に示している。印刷装置30は、インクジェット式のプリンターであり、概略、印刷装置本体10と、液体供給ユニット20とを含む。印刷装置本体10を、以下では本体10と呼ぶ。本体10は、制御部11、表示部13、操作受付部14、通信IF15、搬送部16、吐出部17等を備える。IFはインターフェイスの略である。
【0009】
制御部11は、プロセッサーとしてのCPUや、メモリー等を含んで構成される。制御部11では、プロセッサーがメモリーに保存されたプログラム12に従った演算処処理を実行することにより、印刷装置30を制御する。プロセッサーは、一つのCPUに限られることなく、複数のCPUや、ASIC等のハードウェア回路により処理を行う構成としてもよいし、CPUとハードウェア回路とが協働して処理を行う構成としてもよい。
【0010】
表示部13は、視覚情報を表示するための手段であり、例えば、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイ等により構成される。表示部13は、ディスプレイと、ディスプレイを駆動するための駆動回路と、を含む構成であってもよい。
操作受付部14は、ユーザーによる入力を受け付けるための手段であり、例えば、物理的なボタンや、タッチパネルや、マウスや、キーボード等によって実現される。むろん、タッチパネルは、表示部13の一機能として実現されるとしてもよい。表示部13および操作受付部14を含めて、印刷装置30の操作パネルと呼んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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