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公開番号
2024111311
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2024101833,2022153643
出願日
2024-06-25,2022-09-27
発明の名称
鋼桁とコンクリート桁との接合構造
出願人
JFEスチール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01D
1/00 20060101AFI20240808BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】比較的簡単な構造により鋼桁とコンクリート桁とを確実に剛接合でき、工数やコストの削減を図ることができる、鋼桁とコンクリート桁との接合構造を提供する。
【解決手段】箱桁形状の鋼桁の外殻部分を接合部内に延長し、接合部の鋼桁側の端部位置に、箱桁の長さ方向と交差する向きにダイアフラムを配設し、接合部内の箱桁の内面上に、箱桁の長さ方向に平行に第一のずれ止め部材を接合し、接合部内の箱桁の内面から離れた位置に、箱桁の長さ方向に平行に第二の接合部材を配設して、ダイアフラムに接合し、接合部のコンクリート桁側の端部位置に、箱桁の長さ方向と交差する向きに、前記第二のずれ止め部材の位置を保持する保持部材を配設して、接合部内にコンクリート桁から連続するようにコンクリートを打設するとともに、コンクリート桁から連続する補強材をダイアフラムに固定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
箱桁形状の鋼桁が接合部を介してコンクリート桁と接合される、鋼桁とコンクリート桁との接合構造であって、
前記接合部内には前記鋼桁から前記箱桁の外殻部分が延長され、
前記接合部の前記鋼桁側の端部位置に、前記箱桁の長さ方向と交差する向きに配設され、前記箱桁の内面に接合されるダイアフラムと、
前記接合部内に、前記箱桁の長さ方向に平行に配設される長尺のずれ止め部材と、
前記接合部内の前記箱桁と前記ダイアフラムとで囲まれる空間に前記コンクリート桁から連続するように充填されるコンクリートおよび前記コンクリート桁から連続するように前記コンクリートに埋設され前記接合部に端部が定着される補強材と
を備え、
前記ずれ止め部材は、前記箱桁の内面から離れた位置に配設され前記ダイアフラムに接合される第二のずれ止め部材を含み、
前記接合部の前記コンクリート桁側の端部位置に、前記箱桁の長さ方向と交差する向きに配設され、前記箱桁内における前記第二のずれ止め部材の位置を保持する保持部材を備え、
前記第二のずれ止め部材は、該第二のずれ止め部材の長さ方向の両端部のみが、前記ダイアフラムおよび前記保持部材により保持されていることを特徴とする鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記第二のずれ止め部材は、H形鋼または鋼管により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
【請求項3】
前記ずれ止め部材は、前記箱桁の内面上に配設され該箱桁の内面に接合される第一のずれ止め部材を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
【請求項4】
前記第一のずれ止め部材は、表面の少なくとも一部に凸部が設けられるT形鋼を含むことを特徴とする請求項3に記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
【請求項5】
前記T形鋼に設けられる前記凸部は、前記T形鋼のフランジとウェブの少なくとも一方の表面に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
【請求項6】
前記第二のずれ止め部材は、表面の少なくとも一部に凸部が設けられるH形鋼を含むことを特徴とする請求項1に記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
【請求項7】
前記H形鋼に設けられる前記凸部は、前記H形鋼のフランジとウェブの少なくとも一方の表面に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
【請求項8】
前記第二のずれ止め部材は、表面の少なくとも一部に凸部が設けられる鋼管を含むことを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
【請求項9】
前記凸部は、前記箱桁の長さ方向と交差する方向に沿って伸びるように所定間隔で設けられるリブにより形成されていることを特徴とする請求項4~7のいずれかに記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋼桁とコンクリート桁との接合構造に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
橋梁等に用いられる鋼桁とコンクリート桁との接合構造として、例えば、特許文献1および非特許文献1に開示されるように、鋼部材とコンクリート部材のずれ止めとして孔空き鋼板ジベルやスタッドを、鋼桁とコンクリート桁との接合部内に設け、鋼桁とコンクリート桁とのずれ止めとして機能させるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-232009号公報
【非特許文献】
【0004】
縄田俊文、外5名「新川橋(鋼・PC複合上部工)工事の設計・施工~四国横断自動車道~」川田技報、vol.19、2000年、pp.41~46
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1および非特許文献1に開示される接合構造では、鋼桁とコンクリート桁との間の接合部内に鋼桁を延長することにより鋼殻セルを設け、この鋼殻セル内に孔空き鋼板ジベルまたはスタッドを配置し、鋼殻セル内にコンクリートを充填することで、鋼桁とコンクリート桁とが接合されている。
【0006】
しかし、このような接合構造では、鋼桁とコンクリート桁との間の接合部内に多数の鋼殻セルを設けるとともに、この鋼殻セル内に多数の孔空き鋼板ジベルまたはスタッドを接合する必要があるため、鋼桁の製作時に鋼殻セル、孔空き鋼板ジベルやスタッドの組み立てや溶接に多くの時間を要する。また、鋼桁の製作時の溶接量が多くなるため、鋼殻セルが歪んでしまい、鋼殻セルが設けられる鋼桁の製作精度の管理が難しい。さらに、鋼桁、コンクリート桁の架設現場において、コンクリートを多数の鋼殻セル内に充填することになるため、コンクリートの打設にも手間がかかる問題があった。
【0007】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、比較的簡単な構造により鋼桁とコンクリート桁とを確実に剛接合でき、工数やコストの削減を図ることができる、鋼桁とコンクリート桁との接合構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は以下の特徴を有する。
【0009】
[1] 箱桁形状の鋼桁が接合部を介してコンクリート桁と接合される、鋼桁とコンクリート桁との接合構造であって、前記接合部内には前記鋼桁から前記箱桁の外殻部分が延長され、前記接合部の前記鋼桁側の端部位置に、前記箱桁の長さ方向と交差する向きに配設され、前記箱桁の内面に接合されるダイアフラムと、前記接合部内に、前記箱桁の長さ方向に平行に配設される長尺のずれ止め部材と、前記接合部内の前記箱桁と前記ダイアフラムとで囲まれる空間に前記コンクリート桁から連続するように充填されるコンクリートおよび前記コンクリート桁から連続するように前記コンクリートに埋設され前記接合部に端部が定着される補強材とを備えることを特徴とする鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
【0010】
[2] 前記ずれ止め部材は、前記箱桁の内面上に配設され該箱桁の内面に接合される第一のずれ止め部材を含むことを特徴とする[1]に記載の鋼桁とコンクリート桁との接合構造。
(【0011】以降は省略されています)
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